ときには笑いさえあった…ウィーンに育ち、ナチスから逃れて17歳で単身イギリスに亡命した著者が、少年時代のユダヤ人迫害や、ロンドンの難民生活を思い出す…-ドイツの人気詩人E.フリートの本邦初訳。
「夜景」-それは恋人たち以外立入り禁止の特別指定席。日本でただ一人の夜景評論家として活躍する著者が、東京の夜景から“口説き、口説かれる”とき、最適の100ヵ所をセレクトし、“夜景学”的に分類。絶妙の「お口説き文句」実例つき。「オクドキニスト」「駅前夜景」「部屋(夜)系」など、夜景用語も解説した、画期的「夜景」評論。
『種の起源』『悪の華』から『沈黙の春』『火の鳥』まで、20世紀を動かした重要著作100冊を紹介したブックガイド。
郵便局で働くフレッドは「まいごのてがみがかり」さん。あてさきがわからなかったり、まちがった手紙を扱うのが仕事です。クリスマスも近いある日、「ほっきょく、サンタクロースさま」というまいごの手紙が届いて…。
日米欧における照明の「歩み」「現状」「将来展望」について豊富な事例写真を添えて、明らかにする。
まとめて覚える意味別ユニット配列、読む気にさせるストーリー式例文、確認に便利なチェック・フィルターつき。
匂いの不思議。あなたも匂いに操られている。現代の病いをいやす匂いと香りの処方箋。
計19人の各分野の専門家が「これ以上短くできない」極限の各テーマの最新のエッセンスを解説。
バッタ屋家業を営む啓輔に、高級ファッションブランド店の経営を手伝ってくれないかと声がかかる。上代の四掛けで一時買い受けしてくれれば、六千万の利鞘が稼げる。あまりにうまい儲け話を訝しみつつも、「貴方ならばおできになるわ」と美女におだてられ、その気になって大金を投じた。ところが店の担当営業マンは背任の容疑を受け失踪、商品も倉庫から忽然と消えてしまう。取引先からは逆に横流しの一味ではないかと疑われ窮地に立つ啓輔。このままでは身の破滅だ。一見華やかに見えた業界の裏側に蠢く金の亡者たち-自分の金を取り返し、身の潔白を晴らすべく、真相を追って啓輔は香港に飛ぶ。
真紅の石盤〜RED MAUSOLEUM〜の下で目覚めるアジャリ。傷心。敗北。死。そして…。もうひとつの世界で命を与えられるアジャリの終りなき斗いの記録。