心理療法の現場から仏教に実践的関心をもつ河合隼雄とチベット密教を修行しつづける野生の思想家中沢新一。宮沢賢治、アメリカ・インディアンの神話、箱庭療法の事例をもとに、人類の大きな知恵である「仏教」を語りあう。脱線につぐ脱線の名対談。
花田清輝、寺山修司との論争に始まり、ジョン・フォードやマルクス兄弟といった当時日本ではメジャーでなかった監督やコメディ作品にいち早く注目し、論評。“時代”に左右されず、エンタテインメントについての豊かな知識と深い洞察力で秀れた評論を書き続けた著者の30年にわたる映画評論の集大成。
「やる気」はどうしたら起きるのか?-1万8千に及ぶ意識調査の解析を基にワーク・モチベーションのメカニズムを解明。仕事への意欲を自分自身で診断し、的確なアドバイスを得るテスト「MSQ法」を公開した、部下も上司も必読の書。
ホシを追いつめるベテラン刑事の捜査術、ミクロの証拠をつかむ科学捜査法、制服の下の警察官の素顔…。緊迫の舞台裏に潜入。
大不況乗り切りの指南書!!商家の家訓・名言集。
著者は、ヱスビー食品の陸上選手の夫・金井豊を交通事故で失った。やがて、お弁当屋さんを開業。ちょっぴり泣けて胸を打つ『細腕奮戦記』。
「下克上の嵐」が吹き荒れていた十六世紀の半ば、尾張では織田信長が勢力を伸ばしつつあった。信長の中に自らの「神」を見出した日吉はその配下となり、天下取りの尖兵として乱世に飛び込んでいく。「組織」をキーワードに、秀吉の戦国50年と日本の戦後50年を重ね合わせて激動の時代を描いた、堺屋版『太閤記』全三巻。