片寄明人・ショコラ夫妻の初のデュオ作品。ともにキーが高くソフトな歌声なのでデュエットの相性が良く、ジョン・マッケンタイアらによる、アコースティック楽器を多用したオーガニックで緻密なサウンドもお見事。繊細なやさしさがあふれるラブ・ポップ・アルバム。
テレビ東京系アニメ『ARIA』のオリジナル・サウンドトラック。アコースティック・ストリングス・トリオのCHORO CLUBとピアニストの妹尾武によるユニットが癒しのメロディを奏でてくれる。
BGMの続編、続々編と新テーマ曲を収録したマニア向け音楽集。この手のCDにありがちな、細部へのこだわりからの単調さには落ちいらず、さすがにガンダムシリーズならではのクォリティをたもっている。旋律にやや安易なナショナリズムを感じるのは考え過ぎ?
回を重ね、シリーズ16作目となった本作のテーマは創世日記…ドラえもんの秘密も明かされるということだが、サウンドのほうは武田鉄矢が全編作詞を手掛け、海援隊の復活も話題を呼んだ。映像と音楽がどうマッチするかは見てのお楽しみだが、(3)などのび太にピッタリ。
津田雅美原作、庵野秀明監督作品として注目を浴びた『彼氏彼女の事情』のオープニング曲とエンディング曲をまとめたマキシ。それぞれ藤井フミヤのプロデュース、井上陽水の名曲カヴァー。
スターチャイルド25周年記念のヴォーカル・アルバム。1994年からテレビ東京系で放送されていたアニメ作品で、TAKADA BAND、林原めぐみによるオープニング、エンディングのほか、キャラクター・ソングを収録。
1970年代後半のニューミュージック・シーンで活躍した石川セリのベスト・アルバム。ハスキーでソウルフルな歌唱はもちろん、下田逸郎、井上陽水、パンタら豪華な作家陣にも注目したい。
ヒット・シングル「スターゲイザー」をはじめ、「夢追い虫」「メモリーズ」を収録したスピッツ6年間の軌跡。「僕はジェット」はデビュー以前の楽曲からピックアップされた貴重な音源だ。
結成35年となる兄弟フォーク・デュオ、ビリー・バンバン。iichikoのTV-CFでお馴染みの彼らの歌声を集めた60秒CMのDVD付きのベスト・コレクションがこれ。静かに癒されるもの哀しい歌声とCMらしくない映像とがビリ・バンの魅力を存分に伝える。
ソングライターとしての才能を改めて実感。(1)の構成の巧さには職人芸の味わいがある。ニューミュージックが茶の間にまで浸透するうえで、彼女の果たした役割は非常に大きい。ちょっぴり甘ったるい歌声も、楽曲の持ち味を生かす重要な要因となっている。
NHKアニメのサントラ。映画音楽からJ-POPまで幅広く活躍する千住明の監修によるアルバムで、華麗でスタイリッシュな彼らしい世界を堪能できる。オープニング曲には妹の千住真理子が参加。
今や世界的な活動を行なっている超絶テクニックのアコースティック・ギタリスト、押尾の5枚目のアルバム。旅での思い出、印象をギターによって残すというのがコンセプトだそう。(11)ではブルース・ハープで山崎まさよしが参加している。
2006年発表の4枚目のオリジナル・フル・アルバム。中村蕗子のキュート&ロックなヴォーカルが魅力の「夢乗りRIDERS」や洋楽風ポップ・ロック「アゲハ」など、彼ららしいキャッチーなナンバーが満載。
歌姫テレーザを中心に透明感ある音を送り続けるマドレデウス初のベスト・アルバム。日本で大ヒットとなった「海と旋律」をはじめ、ヒット・ナンバー15曲に、新曲2曲を加えた全17曲を収録。