2005年10月スタートの連続ドラマ『あいのうた』で8年ぶりにドラマ出演をし話題となった玉置浩二率いる安全地帯の、全盛期のライヴをパッケージしたスペシャル盤。ヒット曲・代表曲ばかりが楽しめる。
ロングラン・ミュージカルの、2ヴァージョンあるライヴ盤、こちらは名古屋の中日劇場で収録された鹿賀丈史、村井国夫、宮本裕子、笹野高史らのキャストによるもの。どちらにも収録され、その実力を似せつけているのが島田歌穂。
椎名林檎の新バンド、東京事変の1stアルバム。先行シングルとなった「群青日和」「遭難」を収録した全12曲。彼女が強力メンバーとともにバンドという形態に見出した、新たな音楽世界が詰まっている。
日本で最も有名な海外のインスト・バンド、ベンチャーズの完全無欠のライヴ。素晴らしすぎて言うことありません。29年前にアナログ2枚組でリリースされているが、司会のMCまでも活かされていて、臨場感タップリ。エレキ万歳! 嬉し涙の貴重盤です!
千住真理子が幻の名器“デュランティ”(ストラディヴァリウス)との邂逅を果してから約1年。3世紀の眠りから覚めた稀代の名器の勘どころを押さえた千住は、その魅力をフルに引き出して一曲一曲丁寧に磨き上げていく。彼女の誠実さが如実に現れた小品集だ。
99年に46歳の若さで急逝した村下孝蔵が83年に発表した作品。「初恋」「踊り子」など、彼の代表作が収録された音楽ファン必携の名盤。憂いを帯びた詩の世界は実に感動的だ。プライスもリーズナブルなCD選書。
しっかりと歌謡曲ラインをつかんでいるデュエット曲「哀愁物語」は買いです。優しさを歌謡でなにげなく聞かせてしまえるヴォーカリスト、それが村下孝蔵なのです。あるひとには優し過ぎると感じられるかもしれないものの、ちょいと悲しい恋物語ですから。
2000年8月8日に大阪・なんばグランド花月劇場で行なわれた第16回桂文珍独演会の模様を収録。上方落語の「はてなの茶碗」と江戸落語「星野屋」の組み合わせの妙が楽しめる名演だ。
ベスト盤+96年4月のライヴで、曲の並びにも細かく気が配られていて、お買い得感あり。ポップ・ミュージックの楽しさを徹底的に味わうことができる。鈴木雅之の究極のヴォーカルが聴ける(13)、大滝詠一の珠玉の名曲(14)などいいメロディがそろっている。
デビュー・シングル『アジアの純真』から最新シングル『海へ』まで全てのシングルを中心に、『愛のしるし』『これが私の生きる道』の中国語ヴァージョンも収録した超デラックスなベスト盤。
前半の曲の方に思い入れが多くなってしまうのは私だけだろうか? すべての曲に素晴らしいタイトル・バックのアニメーションが付いていたことを忘れてはならない。それがない以上、この作品たちは半身でしかない。もちろんそれでも良い曲だということに変わりはない。
1969年に映画『夕月』でデビューし、71年のドラマ『おれは男だ!』の主題歌「さらば涙と言おう」で歌手デビューした森田健作のRCA時代の音源から構成されたベスト・アルバム。彼の代名詞「青春」が熱く歌われた楽曲ばかりが聴ける。
ファン待望のシングル・コレクション。インディーズ時代からの全9シングルを、カップリングも含め収録。さらに再発売の要望が高かった「White Love story」も加え、彼らの集大成的な1枚。
“あ、所さんて、タレントじゃなくて、シンガー・ソングライターでデビューしたんだ……”ということを確認させてくれる作品。77年のデビュー当時の初期作品で見せるナンセンスさは、今、改めて聴いてみても面白い。2枚組のボリューム感も嬉しい。
93年『MY HOME TOWN』以来となるオリジナル・アルバムのリリースだ。デビュー30年を迎えた小田和正が、じっくりと時間をかけて制作した完成度の高い作品だ。
元ブルーハーツ、現ハイロウズの真島昌利が、89年から91年に発表したソロ作品をマキシでリリース。「アンダルシアに憧れて」のほか、「オーロラの夜」「夜空の星くず」も同日発売。
80年代から続く今風イケイケを内包した“元気印系”の女性ヴォーカリストの王道をいくのがこの大黒摩季だろう。歌い上げる開放感と快感とを心得たフレーズの作りが、シンガー・ソングライターならではの単純明解さをもって登場するのが魅力なんだと確認。
70年代の末から20年以上続いたNHK-FM深夜の長寿番組をテーマにしたコンピレーション。おなじみ津嘉山正種のナレーションも収録、選曲は80年代から90年代にヒットしたソウル〜フュージョン系の名曲が中心。都会の夜を演出したい人に懐かく、新鮮な一枚だ。
日本の夏を歌わせたら右に出る者はいない彼らの、通算26枚目となる夏アルバム。デビュー20年目に突入した2004年も“夏”という不変のコンセプトを貫き、本格的な夏の幕開けを飾るにふさわしい作品に。