彼女のデビューは74年。78年以降のシングルAB両面を集めた本作は、アイドル的な可憐さを残しつつも、一人のシンガー・ソングライターとして成長する足取りが見て取れる。シングルすべてのジャケをそのまま使ったブックレットを見ながら浸ってください。
故・村下孝蔵の全シングル盤A面と未発表だったカヴァー曲のライヴ・テイク4曲を収録した2枚組SA-CDハイブリッド仕様の編集盤。プロデューサーだった須藤晃による全曲解説や完全ディスコグラフィなども付属しているファン必携の決定版的な内容だ。
松田聖子フォロワーズといえるアイドルたちを集めたシングル・コレクション。松本隆、細野晴臣、南佳孝、長渕剛ほか、豪華作家陣による楽曲も見逃せない。シングル・ジャケットの復刻ブックレットも嬉しい。
レーベルの垣根を越え、多彩なアーティストがあふれる愛をこめてスピッツの名曲をカヴァーした超豪華企画盤。大物に混じってゲントウキやぱぱぼっくすなどインディーズのバンドもいい味を出している。それにしても(9)のア・カペラにはビックリしたなぁ。★
2004年の顔と言うべき躍進を見せた4人組のセカンド・アルバム。先行シングルはどれもポップなギター・ロックの名曲だったが、本作の収録曲は全曲それらを上回るほどのクオリティ。ヴォーカル・後藤のメロディ・メイカーとしての才能とバンドの勢いに圧倒される傑作だ。★
モニク・アースは今は亡きフランスの女流ピアニスト。これは、フランス近・現代の音楽を得意とした彼女のドビュッシー集、2枚組だ。アースのピアノは、しっかりとしたタッチでしかも軽やか。粒の揃った柔らかな音が明るい光を放つかのように広がっていく。
軽快なダンスホール・サウンドに乗り、スッキリさわやかヴォーカルとばっちりガナリ系というふたりのDJが描き出すポップなジャパニーズ・レゲエの進化系。キャッチーなメロディ、親しみやすいラブ・ソングなど、禁じ手を持たない潔さが光るこれが1作目。
「魅惑のハスキーボイスが誘惑(デビュー時の宣伝コピー)」するちあきなおみの6枚組ボックス。往年のちあきファンはもちろんのこと、増え続ける若い新規ファン入門用としてもおすすめ。
デビューから73年までの2年間に発表された主要曲を収録。21年ぶりの1stアルバムの復刻でもある。土俗性の濃い歌謡曲として三上の歌を聴くとき、時代の気分によってフォーク・ソングと呼ばれた彼の、夢のようなものが見てとれるのかもしれない。
放送10周年、創立30周年を迎える日本アニメーションを記念した音楽アルバム・シリーズ第4弾。笠原弘子が歌うオープニング&エンディング・テーマをはじめ、様々な劇中歌、若草恵によるBGMなどを完全収録。
「乙女の祈り」や「エリーゼのために」など、誰もが子供の頃に耳にしたことのあるピアノ小品を収録。デンオンやスプラフォンなどの名盤を集めた《ザ・クラシック1000》の1枚。
日本を代表するアニメとして、息の長い人気を誇っている『ドラゴンボール』。コミックで、TVで夢中になった世代にはたまらない、コンプリート・ソング・コレクションがついに登場。
2002年1月9日からテレビ東京系で『キン肉マンII世』が放映されブームの再来も噂される“キン肉マン”。83年のテレビ放映時に発売され人気を博した数多い超人のテーマ曲を復刻、CD化。ファン必携!
2005年に30周年を迎える日本アニメーション。それを記念した音楽アルバム・シリーズの第3弾は、世界名作劇場屈指の名作『小公女セーラ』。下成佐登子が歌う主題歌をはじめ、樋口康雄によるBGMを堪能できる。