5年前にリリースされた『プレイアデス舞曲集』の続編。今回収められている作品の多くは田部京子のために書かれたもので、彼女の魅力を最大限に引き出した珠玉の小品である。
デンオンのカタログにはふたつの“ピアノ作品全集”がある。ひとつは指のトラブル克服後のベロフ盤、それに先立つ80年代に録音されたのがルヴィエ盤だ。どちらもフランスの“エスプリ”ではひけをとらないが、見事なほどに異なった演奏を聴かせてくれる。作曲家が“ピアノと自分の対話”との言葉を添えた「映像」が象徴するような、ピアニストのインティメイトな会話の数々を堪能する、そうした流れにルヴィエのアプローチはきわめて自然に溶け込んでいく。初出時1枚分の出費ですべてが揃う。これはお買い得。
アニメ・ジャンル発の廉価シリーズ“ANIMEX1200”。懐かしのアニメや特撮ソングが、完全デジタルマスタリングの高音質で甦る。初回リリース時のジャケットデザインも嬉しい。
75年の『フランダースの犬』から97年の『家なき子 レミ』まで、23年にわたって夢と感動を与えた《世界名作劇場》の主題歌、挿入歌、イメージ・ソングを完全収録するシリーズの第1巻。
胸がたぎる。萌える……、いや燃える。ヒーロー・ソングはいつも胸を熱くさせてくれる。名曲揃いのたまらないラインナップ、強靱で端正、そして美しいヴォーカルをこれでもかというほど堪能できるスーパー・ベスト。(16)(17)のかっこいい『こち亀』はレア・トラック。
日本中をミニ四駆ブームに巻き込んだアニメ。このシリーズの主題歌をはじめ企画アルバムのすべてをまとめたコレクション。放送当時に発売された烈矢、豪樹によるマキシ・シングルも復刻。
“the album of LOVE”とタイトルに添えられた、サザンの切ないラブ・ソングを集めたベスト。
87年〜2000年に発表された「真夏の果実」「涙のキッス」「TSUNAMI」などを収録した聴きごたえのある2枚組。
<収録内容>
【CD】Disc.1
01. 真夏の果実
02. 女神達への情歌~報道されないY型 (ケイ) の彼方へ
03. さよならベイビー
04. 逢いたくなった時に君はここにいない
05. 希望の轍
06. 忘れられた BIG WAVE
07. せつない胸に風が吹いてた
08. 涙のキッス
09. OH,GIRL~悲しい胸のスクリーン
10. 素敵なバーディー~No No Birdy
11. 冷たい夏
12. HAIR
13. 慕情
14. クリスマス・ラブ ~涙のあとには白い雪が降る~
【CD】Disc.2
01. 愛の言霊 (ことだま) ~Spiritual Message
02. BLUE HEAVEN
03. あなただけを~Summer Heartbreak
04. MOON LIGHT LOVER
05. 愛無き愛児 (まなご) ~Before The Storm
06. 心を込めて花束を
07. 唐人物語 (ラシャメンのうた)
08. SAUDADE~真冬の蜃気楼
09. 湘南SEPTEMBER
10. TSUNAMI
11. 夏の日のドラマ
12. LOVE AFFAIR~秘密のデート
13. SEA SIDE WOMAN BLUES
14. 素敵な夢を叶えましょう
“ピアノの貴公子”の異名を持つリチャード・クレイダーマンのヒット曲を満載したベスト・アルバム。癒しの効果も期待できそうな、優しくて美しいナンバーが全17曲収録。ゆったりとした時間に楽しみたい。
本作品の音楽集第2弾がリリースされた。今回はシリーズ中盤より使用された、センチメンタルなイメージの楽曲を中心に収録している。BGMのタイトルを富野総監督がネーミングしており、独特のイメージがガンダムシリーズの新境地を感じさせる。
BGMの続編、続々編と新テーマ曲を収録したマニア向け音楽集。この手のCDにありがちな、細部へのこだわりからの単調さには落ちいらず、さすがにガンダムシリーズならではのクォリティをたもっている。旋律にやや安易なナショナリズムを感じるのは考え過ぎ?
レーベル枠を越えた人気シリーズに演歌歌謡編が登場! トリプル・ミリオンの(3)、レコード大賞曲の(11)(14)など、“記録的”ヒットも多いが、全20曲“記憶的”にも残る名曲ばかりなのも驚き。通して聴くと新宿ゴールデン街にいる錯覚を起こすほど、歌の存在感が圧倒的!
デビュー曲「硝子坂」を含むベスト・アルバム。桑田佳祐作曲の「私はピアノ」「そんなヒロシに騙されて」の2曲が中でも目立っている。一方では演歌風の歌い方をしながら、この2曲になるとパッと変わるのがすごい。
映画『キル・ビル』のサントラに起用され、再評価された梶芽衣子。その挿入歌「修羅の花」「怨み節」を収録した全曲集。全曲集がリリースされるのは約20年ぶり。
「ファイナル・ファンタジー」やTVドラマ「ウソコイ」の主題歌がヒットしたフェイのベスト・アルバムが登場。ブレイクのきっかけとなった映画『恋する惑星』主題歌「夢中人」ももちろん収録。
『トミー』などと並びロック・ミュージカルの傑作として現在でも根強い人気を誇る映画のサウンドトラック。73年作品の再発盤。ティム・ライスが作詞、ロイド・ウェバーが作曲を手がけた。
他アーティストへの楽曲提供でも知られるシンガー・ソングライター、来生たかおのベスト・アルバム。大橋純子に提供したヒット曲「シルエット・ロマンス」のセルフ・カヴァーほか、全18曲を収録している。
ヒット・シングル「スターゲイザー」をはじめ、「夢追い虫」「メモリーズ」を収録したスピッツ6年間の軌跡。「僕はジェット」はデビュー以前の楽曲からピックアップされた貴重な音源だ。