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アニメ・ジャンル発の廉価シリーズ“ANIMEX1200”第4弾。懐かしのアニメや特撮ソングが、完全デジタルマスタリングの高音質で甦る。初回リリース時のジャケットデザインも嬉しい。
パイプ・オルガンの包容力あふれる響きが、沈潜するヴァイオリンの音色を優しく包む。しかし、なぜか日本を強く感じる音風景。このアルバムの意図は、この風景を実現せしめることにあったに違いない。「アヴェ・マリア」のクライマックスがここまで胸に迫るとは。★
カラヤン唯一の録音となる「イタリア」と、若きムターを擁した協奏曲をはじめとして、ピアノ曲や室内楽などヴァラエティに富んだ選曲。いずれも定評のある録音を集めており、満足度の高いアルバムとなっている。
最高の音で楽しむために!
素朴なフォーク・ソングから都会的なシティ・ポップスまで、70〜80年代の音楽シーンの変遷を体感できる3枚組コンピ。オリジナル・アルバム未収録ヴァージョンが収録されているなど、その選曲の妙にも注目したい。
航空機“JET STREEM”をイメージしたイージーリスニングのコンピレーション。日本航空の協力によって誕生した企画で、ジェット・ストリーム・オーケストラによる優雅な演奏が楽しめる。城達也によるナレーション入り。
映画『逆境ナイン』主題歌として新ヴァージョンで甦った名曲「夢をあきらめないで」を中心に、ソロ・デビュー後の20年間に発表したTVタイアップ曲ばかりを集めたコンピレーション・ベスト。録り下ろし曲も収録。
ブルース・シンガー、近藤房之助が、アコーティック・バンド=ディーペスト・ポケットとジョイントした全曲日本語詞のアルバム。ボサ・ノヴァなどラテンの香りや濃いブルースの味、ゴスペルやジャズの匂いなど、黒人ルーツ音楽を彼ら流の解釈で巧みに昇華。★
デビュー20周年。節目を迎えた1996年、コンサート活動などさまざまにメモリアルな企画が行なわれた中で発売された集大成的ベスト・アルバム。写真集付きの解説に手応えがある。初期のヒット曲は新アレンジで再び収録。今も変わることのない直球の唄に泣かされた。
1982年にリリースされたオリジナル・アルバム。フォーク・シンガーとして時代の中心に飛び出そうとする長渕剛の決意が表明された作品で、ストレートで勢いのあるナンバーが満載。
大滝詠一のアルバム『イーチ・タイム』の曲を、井上鑑がアレンジしたオーケストラ・ヴァージョンのアルバム。カラオケにもなるってことだけど、「恋のナックルボール」「ペパーミント・ブルー」など歌えたらスゴイです。BGMにはもってこいですよ。
ニッポンのロックンロールというジャンルはエレカシを縛れなくなった。爆走するか昏睡状態かのどっちかだ宮本浩次は。このキレ方はまともじゃない。まともじゃない、がこんなに恰好いいなら、本気がこんなに美しいんなら、そっちにいかせてもらおう。
毎回、そのR&R魂をヴォーカルにサウンドに最大限叩き込んできた彼らは、売れ行きという面でこれまで正統な評価がされていなかった気がする。でも今作こそ。今作が支持されなきゃ変だ。余りに衝動的で自虐的で鋭利で叫んでる唯一無二のアルバムです。
かつてルービンシュタイン・コンクールで優勝し国際的なピアニストへの第一歩を踏み出したオピッツ。このCDはそんなオピッツがルービンシュタインの得意とした小品を集め丹誠込めて演奏した彼へのオマージュだ。どれも緊張感漲る優れた演奏。奥深く美しい。
コンサート・ツアーと並行して製作された、前作『Code Name 1.Brother Son』と対をなす作品。大衆音楽に求められるいくつかの要素を満たしながらも、それぞれの人間性が楽曲に色濃く出てるところが魅力的である。ご飯食ってる感じするもんな。