2008年に放送30周年記念として発表された『銀河鉄道 CD-BOX』のなかから、人気の5タイトルを単体でリリース。高音質のHQCD、当時のLPを彷彿とさせる紙ジャケという、ファンには嬉しい仕様だ。
天真爛漫なキャラクターと健康美で人気を集めた榊原郁恵のベスト・アルバム。デビュー・シングル「私の先生」や1978年のヒット曲「夏のお嬢さん」など、明るく朗らかな歌声を堪能できる。
TBSラジオ『大沢悠里のゆうゆうワイド』の人気コーナー「お色気大賞」の中から、大沢本人がセレクトした特選集アルバム。ユーモアにあふれた色っぽい噺を絶妙な語り口で聴かせてくれる作品だ。
2010年最初の大ヒット・アルバムと言っても過言ではない、2MC&1DJのヒップホップ・ユニットによるベスト盤。とにかくどこから聴いてもキラー・チューンの嵐で、ポップで切なくてキャッチーなメロディが飛び込んでくる。ズドンとまっすぐに心に届いてくる歌詞にも注目。
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エピックから発表した5枚の作品を中心に、レーベルを超えたソロ音源を収録した土屋昌巳初のベスト・アルバム。ビートの解体/再構築をはじめ多様な実験がされた楽曲からポップなものまで振れ幅は広いのだが、通して聴くと通底する美意識が明確に浮かび上がってくる。
91年に発売された同タイトル・アルバムの増補改訂盤。前作では80年代の楽曲に限られていたが、本作は彼自身のリマスタリングによって、大幅に曲順・曲数を変更。ドラマ『ラブジェネレーション』主題歌で知られる97年のヒット曲「幸せな結末」も収録。
さまざまなアーティストによる大瀧作品のカヴァーを集めたアルバム。各アーティストの色が出た好カヴァーばかりで、オリジナル作品集とはまた違った楽しみが満喫できる。レアアイテムである、百瀬まなみ「カナリア諸島」も収録。
2010年の完全復活を記念して、キティ時代に発表したアルバム9タイトルを高品質SHM-CD版で再発。86年リリースのライヴ盤で、86年8月20・21日に神宮球場で行なわれた井上陽水とのジョイント・コンサートのライヴ音源を収めた一枚。
寺沢武一原作スペース・アドヴェンチャー“コブラ”シリーズのヴォーカル・コレクション。82年放送の『スペースコブラ』から2010年放送の『COBRA THE ANIMATION』までの主題歌や挿入歌を収録した、ベストともいえる一枚。
70年代後半から90年代を代表する女性ヴォーカリストの名曲を集めた2枚組コンピレーション・アルバム。色褪せることなく、今もさまざまなアーティストがカヴァーする38曲を収録。
貞元二十年(西暦八〇四年)。遣唐使として橘逸勢らとともに入唐した若き留学僧・空海。洛陽での道士・丹翁との邂逅を経て長安に入った彼らは、皇帝の死を予言する猫の妖物に接触することとなる。憑依された役人・劉はすでに正気を失っていたが、空海は、青龍寺の僧とともに悪い気を落とし、事の次第を聞くことになった。
妖物が歌ったのは李白の「清平調詞」であり、約六十年前、玄宗皇帝の前で楊貴妃の美しさを讃えた詩であった。白居易という役人から示唆され、一連の怪事は安禄山の乱での貴妃の悲劇の死に端を発すると看破した空海は、その墓がある馬嵬駅に赴く。墓前には白居易ー後の大詩人・白楽天が。彼は空海に、詩作に関する悩みを打ち明けるのだった。