初の単行本化となる渡辺一夫訳の『架空の伝記』をはじめ、上田敏、堀口大學、日夏耿之介、日影丈吉、澁澤龍彦、種村季弘ほか12人、空前絶後の豪華翻訳陣による絢爛たる幻想短篇集。バルビエ他の挿絵も多数収録。
歴史の生き証人である「洋館」を直木賞作家・門井慶喜が読み解く。
あることが原因で人前で大好きなピアノが弾けなくなった高校生の七海。使われていない“第三音楽室”でこっそりピアノを弾くのが日課になっていた。ある日、いつの間にか現れた“ユイ”という男子に「君のピアノ、好きだよ」と言われ、彼の前でだけピアノが弾けることに気づく。それ以来、“第三音楽室”はふたりにとって特別な場所になる。けれど、ユイは切なすぎる秘密を抱えていて…。「ここで会うよりもっと前から、好きだったよ」ふたりの絆と“好き”の気持ちの大切さに感動&胸きゅんがとまらない!
アンバーは突然の元夫バロンからの電話におびえた。世界的スター俳優のバロンが数年前、町を撮影で訪れたとき、たちまち熱い恋におち、結婚した。若さゆえの情熱に駆られるままに。彼が女好きのプレイボーイだと知ったのは、結婚後のことだった。離婚してからはいっさい連絡を取り合わなかった。今日までは。妊娠に気づいたあとひっそりと彼の子を産み育ててきたことをバロンは知るよしもない。彼とかかわるわけにはいかないわ。電話を切ろうとするアンバーに、彼は冷ややかに言った。「なぜ君がぼくを避けるかわかっている」まさか…この子の存在を知っているの?
フォロワー数5.5万人のツイッタラー初の書籍!本業:Twitter1700万円。副業:サラリーマン1300万円。だからおまえはダメなんだよ。
すうじのいちはなあに〜。たのしくすうじデビュー!
すきな時・場所で本を読む幸せ。転換期に希望を抱く道しるべ。若者のために綴った17篇のエッセー。
道長こそが「光る君」。『源氏物語』は道長のために書かれ、紫式部は愛人だった?!世界史のなかでも奇蹟ともいうべき平安時代を生きた日本人の物語。栄耀栄華を極めた道長は、傲慢な権力者だったのか?
高1の美波は、ある時から、突然眠りに落ちてしまう“発作”が起きるようになる。夢の世界では、友達に本音を話せない息苦しさを忘れることができた。さらには、自分だけの夢の中に、同じクラスの一匹狼・葉月くんが現れて…。「嫌われることなんて気にせず、そのままの自分を見せればいい」そう言ってくれた彼の隣で過ごすうち、美波は自分らしさを取り戻していく。けれどある日を境に、ふたりがいた夢の世界が壊れてしまう。美波は、ありのままの自分で友達と向き合おうと決めて…。一歩踏み出す勇気をもらえる、共感と感動の物語。
中国人民解放軍国防大学教授/上級大佐である劉明福は、中国国内でベストセラーとなった『中国夢』の著者であり、その主張は、習近平国家主席が掲げる指導思想・国家目標「チャイナドリーム」の土台になったと言われる。その劉大佐が突きつけた痛烈な問い、「日本に夢はあるのか?」。中国の指導者層は、日本を、アメリカを、世界をどう見ているのか。日本人青年と人民解放軍将校が繰り広げる、日米中3国の未来をめぐっての激論の記録。