もともとプールとして設計された設備を、劇場に転用した苦肉の策からはじまったと言われる宝塚少女歌劇団。阪急電鉄の経営にたずさわった小林一三は、さまざまな仕掛けやアトラクションで鉄道事業を成功に導こうとした。箕面動物園、こども博覧会、お伽芝居といった次々打ち出された娯楽を人々はいかに享受したのか、宝塚少女歌劇にいたるまでの沿線開発の歩みを当時の世相と共にたどり、明治・大正の文化史の一場面を活写する。
洋の東西を問わず、夢は人々の考え方に深いかかわりを持っていた。夢を語ることは生活の一部であり、古くから伝えられた文献にもしばしば夢が扱われている。本書にはエジプト・メソポタミア・古代ユダヤ・シリア・アラブなど、古代から中世にいたるオリエントの夢に関する長短さまざまな論考九篇を収めた。ダンテの『神曲』にも影響を与えたイスラムのミーラージ文学や、夢を聴くルネサンス期の物語『ポリフィルスの夢』など、神話や奇想の文学を取り上げ語り明かすユニークな「夢の本」である。
人の夢を糧とする異界の“花”に囚われ、人鬼と化したタンダ。女用心棒バルサは幼な馴染を救うため、命を賭ける。心の絆は“花”の魔力に打ち克てるのか?開花の時を迎えた“花”は、その力を増していく。不可思議な歌で人の心をとろけさせる放浪の歌い手ユグノの正体は?そして、今明かされる大呪術師トロガイの秘められた過去とは?いよいよ緊迫度を増すシリーズ第3弾。
いかに夢を見、いかに生きるか?夢に対する態度によって、夢も変われば人間もかわる。夢分析の大家が、その臨床経験のすべてを傾け、高僧明恵の「夢の記」に自己実現の軌跡を追う。宗教と科学の接点に立つ500枚の労作。
古代の浮彫に描かれた美女グラディーヴァ、彼女にとり憑かれた考古学者の妄想、夢うつつの青年は女の幻影を追ってポンペイの町をひたすら彷徨する。この小説に強く触発されたフロイトは、「W・イェンゼン『グラディーヴァ』における妄想と夢」を執筆、だが精神分析家による初の記念碑的な文学論は、対象との境界すら曖昧な危険で魅惑的なものだった。
19歳のデイヴィナは、プロポーズされて夢見心地だった。その男性が、彼女の姉と通じていると知るまでは。裏切りに打ちのめされたデイヴィナは故郷を捨て、ロンドンに出た。2年が経ち、いまは大企業の重役ジェイクの秘書を務めている。彼はハンサムな独身とあって、恋人はいつもとびきりの美人だ。ある日、デイヴィナのもとに姉から結婚式の招待状が届く。相手は元婚約者だった。傍目にも明らかなほどうろたえた彼女は、ジェイクから問いただされたとき、つい心の内を漏らしてしまう。彼はしばらく何か考えていたが、暗く光る目でデイヴィナを見ると、こう言ったのだ。「僕が結婚式に付き添うーきみの婚約者として」
この本は、自分達の足で日本全国47都道府県の学校をまわる中で、集めさせてもらった高校生の「夢」の一部を本としてまとめたものです。
なぜ夢を見るのか。なぜ不眠症が増えたのか。なぜ植物には眠りがないのか…。自身の夢を記録しながら睡眠時思考の研究を続ける医師が、様々な「なぜ?」に答える眠りと夢のユニークな解説書。
『鬼滅の刃』の登場人物が語るセリフには、感動だけではなく、私たちの夢の実現を後押しする強力なパワーが込められている!!
50万人の統計分析でわかった市場価値が高い人の共通点は、英語力でもMBAでもなく「夢を描く力」だった!「夢を描く力」を伸ばせば仕事力が劇的に上がる!
どんなに批判されても、失敗を怖れない。孤独を怖れない。それを支えてくれる68の言葉。
iPod、iPhone、iPad…想像を超える商品を生み出したIT界の天才ジョブズ。夢を実現するため、失敗や不運にもめげなかったジョブズのことばから、勇気と情熱を学ぶ本。