本書には日本列島、琉球列島周辺の太平洋、日本海、東シナ海、オホーツク海、天皇海山の沿岸から外洋、浅海から深海までの海産魚類、河川や湖沼の淡水魚類、河口や汽水湖の汽水性魚類について、2000年8月までに公表された種のすべてと、2000年11月までに公表された日本初記録種、未同定ながら標準和名を付して予報的に公表したものを含めて合計352科3887種類が収録されている。複数の亜種や変異型で構成されている種があり、種としては3863種である。「科の検索」では各科の代表種、「種の検索」では各種の全形図(基本的に側面図)を示した。
立正大学がネパール王国政府考古局と共同してティラウラコット遺跡の発掘調査を開始したのは昭和42(1967)年のことであった。それ以来十数年間、8回にわたって調査が行われた。本書はその報告書第1冊本文編である。
オーストリアの作家ローベルト・ムージル(1880-1942)の19歳(?)から死の前年61歳までの日記。しかしこの日記は、たとえばトーマス・マンやシュニツラーのように公表を予期して書かれた「私生活」の記録ではなく、ムージルがあくまで自分のための覚書として書いたいわば「私思考」の記録である。
本書は、ボニエーのEl´ements de proc´edure civileを4分冊にして翻訳したもの。中江篤助(のち兆民、1847-1901、他の2名調査中)は、箕作麟祥、村上英俊等にフランス学を学んだが、本書は、明治11年から12年にかけて刊行したものである。稀覯本である。
本書に収録したのは、明治維新前後から2000年前後まで約150年にわたって活動した著名人物3246人の年譜スタイルによる略歴。全登載者を24の身分・職業分野に分け、カッコ内に代表的肩書を例示し、各分野内では50音順に配列した。分野の順序はおおむね硬→軟の順とした。人数の適正規模を考慮し、いくつかの分野に区分した
ドイツ、ザクセン州のブディシンを中心に残る西スラヴ系少数民族ソルブ人の言語、上ソルブ標準語辞典。配列はソルブ語のアルファベット順で、見出し語17000語を収録。巻末に日本語索引、補遺として「ソルブ人とソルブ語」「音韻特徴」「文法解説」が付く。
416年から2001年12月までの地震と被害状況を収録した地震総覧。配列は発生年順、震源、震度、被害状況を記載。別冊に「安政2年10月2日の江戸地震における大名家の被害一覧表」が付く。
本書は、明治23年民事訴訟法の下における判例評釈集である。当時の民事訴訟法の解釈を知るうえで格好の書である。上巻は、第一編総則(裁判所、当事者、訴訟手続)に関する判例を扱う。
本書は、明治23年民事訴訟法の下における判例評釈集である。当時の民事訴訟法の解釈を知るうえで格好の書である。中巻は、第二編第一審ノ訴訟手続に関する判例を扱う。
1870年カルカッタでの講義をもとに、万国普通の法理の論究を目的とした、19世紀イギリス法理学講義の翻訳。