人文学の成立根拠をたどる壮大な精神史の試み。ルネサンスと宗教改革以後、西洋の精神諸科学はいかに形成されてきたか。知の歴史をめぐる円熟期の諸論考をはじめ、シュライアーマッハー、ショーペンハウアー論など多彩な作品群を収録。
初期啓蒙を体現する、代表的な秘密出版・反宗教的文書を集めた本邦初訳シリーズ第2巻。近年注目を浴びるロベール・シャールの圧巻の著作『宗教についての異議』をはじめ、『軍人哲学者』『新しき思想の自由』『万人に開かれた天国』『被造無限論』『ヒポクラテスからダマゲトスへの手紙』『世界形成論』の全7作品を収録。