地理の入試や試験には地図や図表による出題が少なくない。また、地理を理解するには地図や図表を使った学習は不可欠である。本書は、世界と日本の基本地図(一般図)と種々のテーマを扱った主題地図・グラフ・模式図・地形図・写真からなり、各種図版は、系統項目や地域の理解に必要な基本的なものに加え、入試や試験問題で素材としてそのままとりあげられる頻度の高いものを厳選した。また、主要な図版には、自学・自習に使えるようその読図のポイントなどの解説を付した。地理学習の基礎は地図であり、単に地名を調べるだけではなく、「地図で理解する」、「地図で覚える」ために本書を活用してほしい。
ウクライナ紛争しかり。昨今の世界において「分断」の事例に枚挙の暇はないが、RCEP協定の締結が示すように、広域あるいは多国間における連携・協力の働きが止んでしまったわけでもない。では果たしてアジアが「共同体」など共生に向かいつつあるのかといえば、地域情勢は緊迫化の一途をたどりつつある。「アジア共同体」をめぐる議論もほぼなりを潜めてしまったが、なればこそ、本書ではアジアの諸相への知見を深めたい。
ヨーロッパ基準で日本文化を判断し、そこにいかなる「美」の存在、むしろ不在を認定するか、あるいはいかなる「藝術」の発現を認知するか、それとも否認するか。その闘争の場として「日本の近代思想」における「美/藝術」は「読みなお」されねばならない。美/藝術を巡る「日本の近代思想」とは何を意味するのか。
大学・短大新入生向け「導入教育テキスト」のベストセラー、レポート、プレゼン、討論、SNSまで。学び方の不安を解消大学で学ぶコツがわかる。
自己と他者が溶けあい生命感がほとばしるーバーチャルとの区別が失われた世界に必要なのは、生きている実感を深部で把握して分析しうる“最深の理論”である。生成変化する“リアル”からはじまる「もう一つの社会学」へ。
「時間」とは何か。「とき」を理解し、己のものにしようと見つめつづけた人間たちの思想的、文化的営為を探る。
特別な教育的ニーズの多様化に対応するための知識・理解に最適なテキスト最新版!教員養成大学で教鞭をとるスタッフが、特別な教育的ニーズへの理解と支援のあり方についてわかりやすく解説。教員を目指す学生のみならず教育関係者、保護者も必読の一冊。
『白鯨』『ビリー・バッド』「バートルビー」をはじめ、安易な解釈を許さない数々の問題作で知られる19世紀米国の大作家メルヴィル。その主要作品群を精読し、誘惑すると同時に理解を拒絶する他者、配達不能郵便(デッドレター)のモチーフ、孤独や共同体や帝国主義的暴力の問題など、書くこと/読むことの根源に関わるテーマを徹底的に掘り下げる。メルヴィル読解への最高の手引き。
「いるかいないかわからない」ようなはずかしがりやのめんだこのモーリス。でも、「だれもみていない」ときは、こんなにたのしんでいるんだよ!あるひ、ママがパーティーにおくりだすといがいなであいがあって…。“ひとり”をたのしめるはずかしがりやのきみによんでほしいものがたり。児童精神科医と心理師がつくった子どもの心に寄り添う絵本。
動物行動学者・ドッグトレーナーとして、何千頭もの問題行動を抱えた犬と人を導いてきた著者によるベストセラー。著者が出会ったさまざま犬たちのエピソードを紹介しながら、犬の学び方や、人間との行動や認知の違い・共通点をふまえて、互いに理解し合う方法を伝授する。愛犬ともっと理解し合いたい、ドッグトレーナーになりたい、ただ犬が好き、動物が好きー、そんな人々に贈る、犬への愛が詰まった一冊。
レポートの書き方はこれでOK!必要なポイントを豊富な例文で詳しく解説。新入生はもちろん、卒論に取り組む学生、学び直しの社会人にも必携の1冊!
慶應義塾の教育理念がここにある。
岡山大学薬用植物園には約500種類の植物が四季に渡り、花をつけています。花があれば昆虫たちが、実をつければ鳥たちがやってきます。その有り様を医学博士が写真で切り取り、薬学博士が専門的な解説や逸話を加えています。小学生から大人まで花と生き物たちの営みのアートな世界を楽しめる一冊です。