「分断」と「共生」の都市。ジェントリフィケーションが推し進められるブルックリン。新旧住民間の葛藤や、人種や階級、ジェンダーなどさまざまな「分断」にひびわれる都市に生きる人びとの日常生活と闘争を精彩に描き出す。ニューヨークの街角を舞台に、著者待望の第2作。
「なぜ?」が「わかった!」に変わる!知的好奇心がどんどん広がる!君はいくつわかる?科学館からの挑戦状150問。
テクノロジーとアートの融合が未来を切り拓く。創立以来100年の教育・研究の歩みをたどり、卒業生たちの活躍、写真作品とコレクション、最新の研究を紹介する一冊!
ジョン・レノン、オノヨーコ両氏の作詞・作曲による計14曲(目次にはない「女性上位万歳」を含む)の英文原詞とその邦訳を収録・掲載し、それぞれの楽曲が発表された当時の政治・社会情勢や本人たちの言動を紹介しながら、アーティストとしての二人の活動の意味と狙いを、著者独自の政治学という視点から分析。今日の社会が抱える政治・社会問題との共通性も示しつつ、彼らの活動の普遍的な価値を明らかにする。
人間の尊厳を問う人権の哲学、人権の政治学。討議倫理学とコミュニケーション的合理性において人権を体系的に説明し、「権利を持つ権利」を主張するアーレントや、アドルノ、ホルクハイマー、シュミットらの思想史的考察とともに、「民主主義的反復」や「法生成性」を展開させる。主権、シティズンシップ、国民国家の危機、反ユダヤ主義、ジェノサイド、「スカーフ事件」など現在もなお紛糾する諸問題を論じて、幻想なきコスモポリタニズムを目指す。
SKY-HIさんがAERAの表紙とインタビューに登場
「みんなが幸せになるためにシステムと闘う」
AERA 12月4日号の表紙はSKY-HIさんです。ラッパー、プロデューサー、経営者という多彩な肩書きを持ち、日本のエンタメシーンに新しい風を次々と吹き込むSKY-HIさん。見据えるものは何なのか、深い思いを語ったインタビューは必見です。
表紙に登場するSKY-HIさんは、事務所の垣根を越えるダンス&ボーカルプロジェクト「D.U.N.K.」を立ち上げました。事務所の壁や先輩後輩の壁を取り払い、自由で楽しい雰囲気の中パフォーマンスできる舞台だと言います。「良い音楽が広がるためには健全なインフラがないといけない。業界の構造を正常化することは本当に大事」「みんなが幸せになるというシンプルなことのために、システムと闘い続けてきた」と語ります。その結晶とも言える「D.U.N.K.」の2回目が12月に開催されます。BE:FIRSTのSOTAさんと世界的ダンサーのRIEHATAさんのコラボ、SKY-HIさんとNissyさんの10年以上ぶりのステージなど話題が盛りだくさんです。変革を起こし続けるSKY-HIさんの今が詰まったインタビューです。そして撮影はもちろん蜷川実花。妖艶な光に包まれたアートな雰囲気の表紙とグラビアをぜひ誌面でご確認ください。
●巻頭特集:ほったらかし新NISA
来年1月に始まる「新NISA」。「これだけやって放置すればOK」という、忙しい人もズボラな人も実践できるノウハウを詰め込みました。1月からスタートするには、申し込みの締め切りが12月上旬〜中旬(クレジットカード積み立て)という金融機関も多く、今こそ考えるときです。ほったらかしておいても比較的安心できる商品はなにか、投資するにはどの数値に注目すべきか、初心者にもわかりやすくアドバイスしています。専業投資家テスタさんの「保有50銘柄」を一挙公開し、持ちっぱなしでいい高配当株を紹介する記事、金融機関の窓口でセールストークに騙されないための注意点を網羅した記事、全国の地銀62行のおすすめ投資信託を紹介する記事もあり、新NISAスタート前に必ずチェックしたい内容になっています。
●時代を読む:教育虐待
教育の名のもとに行われる虐待。その結果、肉親の命を奪う事件まで起きています。ここまで子どもを追い詰める教育熱が生まれるのはなぜなのでしょうか。記事に出てくる一例では、有名大学を卒業し弁護士になった父親が、わが子にも同じ道を歩ませようと、小学校時代から過剰な勉強を課し、成績が思うようにならないと暴力を振るい子どもを追い詰めます。専門家は「大人たちに自分の信じている価値観を疑ってほしい。競争に勝ち、お金と高い地位を得ることが本当にすごいことでしょうか」と語りかけます。子育てやこの社会について考えさせられる内容です。
●棋承転結:師匠・杉本昌隆八段が語る藤井聡太八冠
連載「棋承転結」に今号から4回登場するのは、藤井聡太八冠の師匠として知られる杉本昌隆八段です。振り飛車の名手で実力派の棋士として知られている杉本八段ですが、「藤井八冠の師匠」という肩書きのほうが先行する場合が多いです。そのことについても「それはしょうがないです」と笑う、温和でユーモアに富んだ人柄がにじみ出ています。藤井八冠誕生の喜びについても率直に語ったインタビュー。ぜひ全回シリーズでお読みください。
●松下洸平×ニコライ・バーグマン
大人気連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、世界的フラワーアーティストのニコライ・バーグマンさんがゲスト。ニコライさんが考案し、世界的に人気を博しているフラワーボックスの誕生の経緯について、松下さんが興味津々に質問します。「花が好きで、自分でも時々買って帰って、自宅に飾っています」という松下さんと、花にまつわるトークです。ニコライさんの東京・南青山のフラッグシップストアで撮影した、おしゃれでシックな写真の数々も必見です。
ほかにも、
●佐藤優・特別寄稿 池田大作の死と創価学会の今後
●ガザ紛争の最新状況 戦闘停止合意の裏のせめぎあい
●イスラエルとパレスチナ 壁の向こうへのメッセージ
●阪神、オリックス 優勝パレードとファン気質の違い
●大腸がんで死なない X JAPANのHEATHさんも急逝
●補導員のパトロール今も必要? PTAから強制選出の理不尽
●GACKT×二階堂ふみ×杏 映画「翔んで埼玉」鼎談
●上野樹里×林 遣都 自分を肯定する気持ちを
●武田砂鉄 今週のわだかまり
●ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
●大宮エリーの東大ふたり同窓会 初の東大出身力士・須山さん回を振り返り
●現代の肖像 一龍斎貞鏡・講談師
などの記事を掲載しています。
進化の環境と現代との「ずれ」を可視化する。社会は変わる。技術も変わる。暮らしも変わる。変わっていくのが常だとしても、ヒトという動物にとって基準となるような参照点はないのだろうか?私はあると思う。-自然人類学の視点から、国内と国外のさまざまな事象をやわらかく読み解く、驚きと納得の科学コラム集!
絶え間なく変わる環境と、限りある資源のなかで。アフリカの漁民たちが見出した「すみ分け」の知恵。貴重な水産資源を持続可能なものにするため、地域や漁法に応じて多様化していったアフリカ内水面漁業。長年のフィールドワークを通して、積み重ねられた先住民たちの「知」を解き明かす、一人の研究者の足跡。
この本は、自閉スペクトラムの子どもたちへの特性説明・診断告知のための実践的マニュアルです。「説明という支援」を通じて、子どもたちの肯定的な自己理解をはぐくみます。小学生から大学生まで。
1,600項目。見よ、このオタクのボキャブラリーを。
飯島悟。アラサーの素人童貞。ある日、異世界に転移してしまった彼を待っていたのは、バカゲーで有名なファンタジーエロゲの世界だった!?メインヒロインはおっぱい丸出しか、下半身丸出しのこの世界。女性と交われば交わるほど、能力が強化されるはずが、悟だけは何故か全年齢版が適用されているため役立たず認定され、初めての魔物討伐中に、置き去りにされてしまう!!死すら覚悟した時、空から降ってきたおっぱい丸出しの天女を眺めるうちに世界に異変が起き、悟は最強チートなスキルを手にすることに!!丸出しのヒロインたちを助けるうちに、どんどんハーレムが出来上がり!?エロゲの世界でヒロイン攻略!エッチでおバカな異世界スローライフ!
大学生の視点からレイシズムを学ぶ超入門書。レイシズム、それってなに?日本に人種差別はないんでしょ?-日本や自分とは関係ない話、遠い国の問題だとされる「レイシズム」。アメリカ史ゼミの学生たちが、歴史を丁寧に紐解きながらレイシズムをめぐる様々な「問い」に真摯に向き合った、社会とわたしをつなぐQ&A集。