日本人の勤勉さの源は江戸時代の「勤勉革命」にある。伝統的歴史観に代わる独創的な経済史論。
「なぜ」起きたのか?「陰謀」は存在したのか?それは「誰にとって」悲劇だったのか?弾圧下にあったイギリスのカトリック教徒による、謎に満ちた衝撃的な陰謀事件を、今日的視点で読み解く。
大平原を埋め尽くす広大な溶岩原。標高4,300mの高地に湧き出る温泉。中国の大地を地球科学的に調査する。
大学野球が野球の始まりだった。東京六大学でない全国の大学野球も面白い。こんな記録・エピソードがあったんだ。
そもそも安全保障とは何か?安全保障を論じるときの3つの代表的立場とは?戦争の発生に法則はあるか?など、「安全保障」論議に欠かせない基礎的考え方を提示する。基本と最先端の研究成果を盛り込んだ画期的入門書。
本書は、筆者がこれまで発表してきた諸論稿を基にして、刑法総論とりわけ犯罪に関する総論についてその意義と機能を明らかにし、同時に、現代の刑事立法を見る批判的視点を提示しようとするものである。
芥川の遺したものをどのように受けとめ、また未来に向かってどう切り拓いてゆくか。芥川文学の魅力ある世界がみえる、全10編。
本書は伝統的な結像光学設計のみではなく、様々な照明系、投影系、導光系、デジタル光学系などの今日的な光学系を扱う光学設計者、およびその周辺分野における光学技術者、あるいはこれらの分野の専門家を目指す学生のために書かれた本である。その中では、従来の光学の基礎理論を、照明系、デジタル光学系などの新しい光学設計に、より適合するように導き、解説した。また、こうしたテーマにおけるシミュレーションの手法、照明系などの評価・設計において有益なモンテカルロ法、windowing、BSDFなどのコンピュータを有効に利用するための技法について、そして大域に及ぶ画像情報を扱うための統計的な考え方についても言及している。
柳宗悦・岡本太郎・辻惟雄・赤瀬川原平・民芸・縄文の美・木喰・円空・白隠・又兵衛・若冲・蕭白・国芳、そして超芸術トマソンーの発見。
日英を知り尽くした著者が、英語教育改革法の私案を示し、外国人と議論できるまでに英語力を高める画期的な方法を明かす。
沖縄はいかにして戦後問題の集約点となったのか?日米の関係者へのインタビューや膨大な新資料に基づき、戦後沖縄の地位を決定付けた講和条約第三条の形成過程をはじめて本格的に解明、沖縄問題を考える確かな視点を示す。
本書は大学の知名度に関係なく、「いいものはいい、悪いものは悪い」という方針にもとづいて、目と足で入手した情報だけを紹介している。