江戸幕府成立から昭和現代まで。西洋の衝撃によって開幕した日本近代史はどこへいくのか!
近代建築の専門家二人が、ペンとカメラを手に、日本全国、はてはアメリカまで訪ね歩く。建物と人間たちをめぐる、魅力に満ちた物語の数々。カラー写真満載。
ミッテラン政権成立後の政治状況下でアクチュアルな問題にかかわりつつ、資本・国家の論理と言語=文化の位相を根底から捉えなおし、高度情報化社会における〈知識人=普遍的理念〉神話の崩壊と〈知〉の自由な実験的試みにポストモダンの〈知〉の可能性を探る。
今や、現代人のベーシックアイテムとなった「事物」の出生の秘密と、その生い立ちを公開。ものと世相でつづったトレンド史。自分の青春を語りたいあなたに。
この本には、日本のサンゴ礁や沿岸域の浅い海で見られる造礁サンゴの幾つかを、主にそれぞれの種の生育場所で撮影した写真を用いて示してある。この本には18科77属217種を集録した。
特集テーマは「都市・建築・コスモロジー」である。敗戦の焼跡を彷徨しつつ、今日の東京を想像し得たものがいたであろうか。人間の想像力はいかに貧困なことか。しかし、今、東京という都市を動かしているデモンは何か。まさに想像を絶した異形の怪物が裏面の舞台を跳梁しているドラマがそこに展開されているのかも知れない。記号論の出番である。
レヴィ=ストロースの体系の厳密性、ドゥルーズとガタリの強制労働工場、マルクーゼの本能の解放、アルチュセールのマルクス主義的グラマトロジー等を批判的に解読しつつ、現代の思想と文化の状況を総合的に把握してその診断を試みたポスト構造主義の代表的論考。