分子生物学研究所の研究員、伊良林は、一癖も二癖もある大学院生の指導に明け暮れている。なにしろ、未熟な彼らの実験は思うに任せず、つねに的確なアドバイスを求められるのだ。しかし指導のかいあってか、やがて自分の実験データに基づいた審査論文を提出し、一人、二人と伊良林のもとから巣立っていく…。院生たちの知られざる研究生活と仁義なき学会の実態を、コミカルに、そしてアイロニカルに描く、異色の青春小説。
重要句法すべてに銭形秘伝のゴロ合わせ。
3万人への詳細なアンケート調査を実施。ブランド選択についてのデータから抽出された、さまざまな「〜な人」の姿を映し出す。
ジャズを語るには絶対に欠かせないはずのキーワード、「ブルース」、「ダンス」、「即興」、「音楽理論」。この4つを、大友良英ほか各分野の権威全4名をゲストに迎えて集中講義。東大ジャズ史講義も後期に突入、あなたの「ジャズ」の見方は音を立てて高速で拡大する!菊地・大谷コンビの歴史と今後を語る文庫版あとがき対談も収録。
話題のベストセラー『就活のバカヤロー』著者が「じゃあ一体どうすればいいのか??」という全国の読者の声に応え、ついに書き下ろす就職氷河期サバイバルガイド。こんな就活していませんか?すぐ何かのせいにする。考え抜いていない。業界や企業のことを調べていない。自分に対する適切な振り返りができていない。働く覚悟ができていない。マニュアル本で読んだテクニックに走っている。そんなあなたには、今すぐ本書を読んでほしい。「強い就活」の先には、内定とあなた自身の成長が待っている。
夏目漱石、芥川龍之介、太宰治ー誰もが知っている日本の文豪たちだが、実際に、彼らの作品を理解している人は少ないのではないだろうか?あるいは、国語の教科書で習っただけで「知ってるつもり」になってはいないだろうか?本書では、受験参考書の著作累計が六〇〇万部を超える、超カリスマ予備校講師・出口汪が「日本の名作を10倍面白く読む方法」を紹介する。「こんな読み方があったのか!」と目からウロコが落ちること請け合いだ。女子高生“あいか”との「会話」で展開する、「楽しみながら読める」スタイル。
普通の中高生が、学校の授業を受けながら英語の発信力を付け大学受験にも合格する学習法。高3でTOEICスコア900点ホルダーを作り数々の東大生を送り出したメソッドを公開。
「御威光」の支配から文明開化までー何が起きたのか。江戸から明治半ばの日本へと遡航し、政治をめぐる思想を斬新な視点で描き出す。歴史を知る楽しみに満ちた、刺激的なタイム・トリップ。
大学はどこへ行くのか?公共性と市場化が両立する“場”は存在するのか。変容する科学研究と企業化する大学の現在を考える。
未来技術を切り拓く常識に縛られない異才・奇才たち。黙々と技術に向かい、新しい世界を創りだす「クレイジーエンジニア」。世界に誇る日本の技術者たち15人の発想・技術・考え方・生き方に迫る珠玉のインタビュー集。
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーに植えられている代表的な約160種の花や樹木、果実、ハーブなどの特徴や見所を350点におよぶ豊富な写真でわかりやすく紹介。
「たしなむ」教養と「ため込む」教養、研究・教育の質を下げる大学無格差社会、大衆主義に迎合するテレビ文化人…高等教育の普及は浮薄の普及なり。大衆主義という圧力鍋。
マニアやファンならずともたちまち興奮まちがいなしの“特急”ネタがぎっしり。