熱力学・統計力学が物理学、いやもっと広く多くの分野の基礎に占める役割の重要さは、今も全く変っていないと考えられる。学問の進展に合わせての改訂はもとより必要であるが基本的なところでの理解、習熟を目的とする本書ではそれはあまり強く要求されない。一方、度重なる増刷のために原版の歪みも限界に近いので、今回、組方の刷新、活字の大きさの調整などを主として修訂版が刊行されることになった。僅かながら残っていた誤りの訂正はもとより、全体を再検討し、記述が荒削り過ぎたところ、読みやすさに対する配慮が足りなかった点などの修正を行った。
マクドナルド革命は何をもたらすのか。
英語を再勉強する人がふえている。若い頃とちがって、中年・熟年で始めると覚えにくい。しかし若くないからこそできる勉強法もある。コレクトコールをかけたくても英語が通じず、マクドナルドでの注文もままならなかった著者が、めきめき英語力をゲット。実践の場では大人の知恵と度胸でカバー。その体当たり学習法や苦労・失敗体験記は、すぐ役に立つ、説得力あるものばかり。そしてついに、名門プリンストン大学の教壇にまで立った。
白川博士の発言は、科学者としての枠をこえた魅力と希望を私たちに与えてくれる。ストックホルムでのノーベル化学賞受賞記念講演と、既発表の文章や対談を一冊にまとめて刊行。博士たちが発見した導電性ポリマーとは何か、発見にいたる経緯はもちろん、学問や自然への姿勢、研究体制のありかたなどが縦横に語られる。
大学時代は、人生において最も貴重な、かけがえのない時間である。しかし、最近では、「大学に入る」ことが目標になってしまい、その後の大学生活が、ともすれば充実感の無いものになってしまっている傾向があるようだ。そこで本書では、常に学生の輪の中にある、現役の若き大学教官である著者が、大学時代の意義ある過ごし方を、笑いもまじえながら、わかりやすく説き明かす。
大学リストラは、新規参入する志望者に最大のチャンス!大学は高校より新採用数が多い市場だ。福祉・情報・環境はおいしい!経済・語学・哲学はつらい。なぜ定年は東大60歳、京大61歳だったか。指導教授の“就職斡旋力”は意外に弱い?大学教授をめざす人に大声で知らせたい10の裏技とは?ベストセラーから10年!“大学教授”志望者の必読書。
創造力が企業・国家の命運を左右する!いま日本企業に必要なのは、従来の枠組みを破壊し、新たなビジネスチャンスを生み出す発想だ。その発想をいかに生み出し、育て、活用するかを的確に解説する、初の体系的テキスト。
精進料理は無駄がないから経済的、生ゴミも少なくてすむエコ・クッキング。京都の和尚さんが作る、シンプルでヘルシーな野菜のおかず。
辞書さえあれば何とか読めるー英文の読解についてそう考えていませんか。そんなあなたの英語力を、いざ診断。英語教育と翻訳のベテランである著者が、日本人のつまずきやすい弱点を見抜き、それを補強する能率的な学習方法を処方、英文快読への道を指南します。具体的なノウハウ満載の、英語再入門のための最良のテキスト。
組み合わせ自由自在、基本の1日献立60パターンから好みで選択。
ビジネス成功のカギである「継続的に利益を出しながら売る営業」のポイントをMBAの視点から体系的・実践的に解説する。全社的視点での顧客分析・営業戦略立案や営業チームのマネジメント、営業マン個人の成果を最大にするための方法およびメンタル面でのアドバイスなど、営業の初歩からMBA的戦略営業の知識とその活用方法までを網羅。
本書では、インターネットだけを使ってレポートや論文をどこまで書けるのかに挑戦してみたい。自分の部屋に居ながらにして、そこから一歩も出ないで、あるいはせいぜい近くの図書館から自分の所属大学図書館程度のところ以上には出ないで、インターネットを使ってレポートや論文をどこまで書けるのかを考えたい。このテーマのために本書では、これまでの類書にあったような執筆に役立つサイトの紹介中心という形をとらないことにする。そうではなく、インターネットを使ってレポート・論文を書くプロセスに沿って、必要なサイトに「たどり着く方法」と、それに伴う技術的な問題、そしてレポート・論文の執筆における考え方や注意点の三点をおりまぜながら、ステップを踏んで述べていきたい。
大学では、高校までと違って、レポートを書く機会がぐんと増えます。この本は、大学で初めてレポートを書く学生、さらに進んで卒業論文を書く学生、そして大学院で修士論文を書く学生のために、書き方の要点をまとめたものです。学生でなくても、報告書や研究論文を書く人々にも役にたつはずです。レポートの書き方は、理工系と文科系では大きく違いますし、文科系のなかでもたとえば文学と政治学では異なります。本書では、政治学、社会学、歴史学、経済学など、主としていわゆる社会科学の分野でどうレポートを書くかについて述べます。