気になる「あれ」を作っている人はどんな人たちなんだろうー本書はそういう単純な動機から生まれました。経済のソフト化とか、他国の追い上げによって、モノ作りの現場は自信を失いかけているかのように報道されていますが、ちょっと視点を変えてみると、素敵でかっこいいモノが生み出されています。そして訪ねていくと…そういうモノたちは、「職人技」によって支えられているものでした。十の物語が紡ぎ出す新しいモノ作りに、参加してみませんか。
子どもたちは今、小説をどう読めばいいのか。ここ数年の高校入試問題から、太宰治の「角力」、大岡昇平の「少年」、浅田次郎の「卒業写真」、重松清の「エイジ」、椎名誠の「三分間のサヨウナラ」などの必読小説を扱った過去問20を厳選し、国語の隠されたルールを暴き、アイデンティティを確立する小説の読み方を探る。気鋭の近代文学研究者による、意欲的挑戦の書。
幸福とは何であるか、哲学の根本問題を平明な言葉で綴る不朽の古典。清新な日本語訳、ついに成る。
本書は、大学院受験に頻出する用語説明問題に対応できる心理学キーワード集である。大学院受験専門予備校である日本編入学院では、常勤講師が「大学院入試問題分析チーム」を結成し、日頃より、指定大学院の入試過去問題や出題傾向を分析・検討してきた。その成果として、重要キーワードを選び出し、キーワードごとに用語説明問題への模範解答というかたちでまとめることに成功した。本書により、心理学全体の復習ができるとともに、用語説明の出題にも簡潔に答えられるようになるであろう。
互いの違いを認める。共に生きる。そんな社会を、どうすれば作ることができるのか?生命システム科学の発想から生まれた、新しい時代の哲学。日本のもつ「場」の思想が、社会の経済の「危機」を乗り越える原動力となる。
「自称超能力者たちよ、かかってきなさい!」遂に出た!科学の申し子、上田次郎の挑戦状。
宗教学者エリアーデの幻想小説。現実世界と神話世界との交錯のうちにカフカ的状況がかもし出された傑作。
アメリカを語る際に必須の基礎知識を幅広く網羅しつつ、現代アメリカの動向を読み解くための歴史的視点をわかりやすく提示する、待望のアメリカ論。評判の授業の講義ノートをこの一冊に凝縮。
21世紀にふさわしい最新の医療情報と食事療法の基礎知識を満載。豊富な写真、イラスト、レシピで、症状にあわせた食事メニューと料理作りのポイントをやさしく解説。すべてのメニューの栄養成分値と、四群点数法による栄養価を表示。「五訂食品成分表」対応の最新版。
IQが高いことだけが人生の成功要因だった時代は終わった。-仕事の現場で成果を出すためには、知識やロジックだけでは不十分である。自分の感情をコントロールしたり、ビジネスの相手と良い関係を築くといったEQ能力は、IQ能力が高いという前提のMBAの世界だからこそ重要なのだ。メンタルマネジメントの2つの柱である自己メンタルマネジメント、対人メンタルマネジメント能力を鍛えることで、ビジネスの現場で真に使える人材になることを目指していただきたい。
戦後の新制大学発足以来の変革と言われる大学法人化が、二〇〇四年四月から始動。この変革の意義と今後起こりうる問題とは?当事者取材を元に、改革の源流を掘り起こしながら探る。
大学が危機に直面しているのは日本だけではない。先進国の大学は、第二次大戦後に拡張政策をとったために、それぞれ構造的な問題が生じている。古典的な高等教育を維持しようとするイギリス、平等な公立大学の限界から脱出しようとするドイツ、大学以外の高等教育機関との調整に苦慮するフランス、そして、大学院化が一層進むアメリカ。それぞれに事情の異なる各国の対処法から日本の大学が学ぶべきことは何か。
科学者として生き残るには何が必要か?日本のアカデミアに足りないものは何か?真の競争的科学研究費とは何か?これらを解き明かす「切磋琢磨本」。
センター試験過去10年分のデータを独自の分析で抽出した、1572語を収録。