本書は、同じ大学書林から出版されている「分類英語単語集」と「スペイン語分類単語集」のイタリア語版です。したがって、114の分類項目はこの2書にならっています。ただし、英語版の野球を削除して、代りにイタリアでさかんな自転車競技を加えています。また、見出し語もこの2書のものをほぼ受け継いでいますが、イタリアの現実をふまえて削除したものもあります。それから、重要と思われる基本語をかなり追加したため、本書の見出し語は約6500と、英語版やスペイン語版の6000よりも多くなっています。
本巻では『アラビアン・ナイツ』の翻訳で知られるリチャード・バートンのメッカ、メディナ旅行を皮切りに、ウェルステッド、マイルス大佐、ウレーデ、ベントの旅、サドリアー大尉、ワリン、ペリー大佐、ダウティ、ブラント夫妻の旅、さらには20世紀の探検家たちの旅をあとづけ、トマスやフィルビーの空白地帯(南部大砂漠)横断の旅におよぶ、アラビアの古代史発掘からローレンスとアラブの反乱の調査まで、探検の物語を通して描くアラビアの数奇なる歴史。
全面改訂第3版。目的にかなった真空を容易に得るための方法と考え方を、技術の進歩に即して初心者向けにわかりやすく解説。
「貞女とは、多くのばあい、世間の評判であり、その世間をカサに着た女の鎧であります」さあ鎧を脱ぎましょう、この大学では、姦通学、嫉妬学、社交学、整形学など種々の講座があります(反貞女大学)。そのあとで男性をじっくり研究して(第一の性)幸わせとは何なのかお考え下さい。三島のユニークな男と女の研究書二篇を収録。
地表に見られるさまざまな「地形」とそれを覆う「土壌」は、どのような条件のもとで形成されているのか、また、その特色は。
天文学・物理学・生物学を軸に、ギリシア科学の理論と方法、探究の本質を明らかにする。
本書はフランス語中級からそれ以上を目指す学習者を対象にした訳注書です。この本で取り上げるのはセヴィニェ夫人(1626〜1696)の書簡です。日本ではセヴィニェ夫人のことは一般にはあまり知られていませんが、中学校の教科書で彼女の書簡を読むフランス人にとってセヴィニェ夫人の手紙は、ちょうど日本人にとっての『枕草子』か『徒然草』のような親しさがあり、フランス人の教養の一部になっています。
古代ギリシア世界における男性文化のエロティシズム。
初学者に向けて、熱伝導、熱伝達、熱放射についてやさしく解説。とくに熱伝導については、応用上重要な個別の問題も取り上げる。
いくたの思想家や芸術家によって、くり返し問われてきた美と芸術をめぐる主題について、概念史を踏まえつつ、現代美学の研究水準をさし示す。美、自然美、芸術、想像力、創造、かたち、価値、美的体験など、25の主要な概念を通して、読者は美学体系のすべてを一望することができよう。