本書は、学習者のためのハンガリー語文法のコンパクトな概説書である。現代標準ハンガリー語を対象とシて、文字と音の記述からはじめ、名詞と動詞の語尾変化をあつかう形態論、文の構造をあつかう統語論にくわえ、学習者にとって特に説明が必要と思われる事柄(命令法、動詞接頭辞、不定形構文)について、別途、章をもうけて記述した。
マキアヴェッリは、政治的・軍事的著作以外の戯曲・詩歌などではよく「地獄」や「悪魔」を取り上げ、現世と彼岸との間を往来する自在な思考によって、人間世界を透視する卓越したリアリズムを形成した。生涯と思想を細密画のように描く。1990年度ピューリッツァー賞伝記部門受賞。
第2版にあたって、冷戦終結・連立の時代までの現代史をカバー。最新の研究・発掘調査の成果をふまえた改訂と参考文献の充実。一冊で読める通史。
阪神・淡路大震災の原因となった「活断層」とはいったい何か、地震とどんな関係があるのか、またどのように危険なのか。正確にわかりやすく解説。
大正14年、第一書房から刊行されたこの秀逸な訳詩集は、日本の現代詩に多大な影響を与えた。のみならず、多くの読者に愛読され続けた。訳者自身による度々の改訳のあと、著者満60歳、全面にわたり改訳された昭和27年白水社版、上田敏『海潮音』と並ぶ、雅趣豊かな名翻訳詩『月下の一群』。
本書は、編者が今まで秘蔵していた未公開の新語録を軸に、混迷の時代に血肉となり指針となる書に再構築。旧語録の解説改訂も実施して現代に応えた、前著を凌ぐ名著。
ガリシア語(スペインにおけるロマンス語)の基礎的な語彙2600語を収録した辞典。見出し語にカスティーリャ語(スペインの公用語)を併記し日本語訳を付す。巻末にスペイン語索引と日本語索引がある。