本書は、電気をはじめて学ぶ人のための回路理論の入門書であり、着実にしかもしっかりとした知識が吸収できることを目標としている。内容は、電気回路に関する諸理論を単に並列的に記述するのではなく、「電気回路の計算ができる」、「電気回路が扱える」ことを念頭におき、そのための内容を重点的に解説した。
本書は大学2年次後期から3年次程度の学生、工業短大および工業高専の学生を対象として書かれた教科書、入門書であり、機械を製作するに必要な各種加工法の原理、要点を短期の学習で通観できるようにまとめられている。
世界の建築家から学生たちへのメッセージ。彼らはいかにして建築家になったのか。
神道について体系だった解説をほどこし、個々の用語や概念を説明した事典。付録として、神社一覧、神名一覧、文献一覧、年表がある。1994年刊行のものの縮刷版。
平和を希求するためには、平和を破壊する戦争を研究し、戦争・紛争の手段である軍事力の本質を理解しなければならない。その軍事力は、時代とともに発展し、効果的な破壊力を持つようになり、第二次世界大戦時のような大量破壊(殺戮)から、湾岸戦争のように相手国の戦力のみの壊滅によって目的を達成し得るものへと、戦争形態の変化をもたらした。しかし、軍事力は、時代の進展にともない、運用方法および役割が変化してきたが、政治目的達成の重要な要素であり、その本質は変わらない。
第1巻と第2巻により、カレワラ研究を完結するとともに、フィンランド民族叙事詩『カレワラ』全体のエッセンスを総括したものとして、韻律と内容の両面でその神髄を把握。
フラット型組織、カンパニー制のあり方からERP、EVAの活用法まで、企業の戦略的アクションを実現するための、組織制度の設計・導入の勘所を明快に解説。
15世紀のスペイン語の姿をとどめていると言われるユダヤ・スペイン語(別名ラディノ語、ジュデズモ語)の単語集。ユダヤ・スペイン語の特徴を現代スペイン語と比較しながら解説。巻末に索引がある。
本書はハワイ語の文法の基礎的なものをわかりやすく解説することを第一の目的として書かれたものです。大学のハワイ語の授業で言えばだいたい一年生レベルのもので、多少2年生レベル以上のものが盛り込まれている程度です。従って、ハワイ語の奥深い世界の極一部しか網羅しておりません。いろいろなハワイ語に接してみると本書に書かれている文法からかなり逸脱した要素が含まれていることがわかると思います。本書は奥深いハワイ語の世界への第一歩として活用できるものである。
本書は、十九世紀ロシア正教会の司祭が自ら筆をとり、当時の農村における聖職者の貧窮、家庭生活の不幸、精神的堕落、神学校や教会内部での賄賂のやりとり、聖職売買、聖職者や農民らの飲酒の習慣、高位聖職者たちの飽くなき権力欲と物欲、神学校の実態などを生々しく描きだしたきわめて珍しい記録である。
水理学は土木・建設工学の基礎科目であるとともに、論理的な思考力を身につける上でも大切な科目である。しかし、数学的な取り扱いの多様さゆえに学生諸君の苦手科目の筆頭に挙げられてきた。したがって、水理学を理解するためには講義のみでは不十分であり、多くの演習問題を解いてみることが重要である。平易な文章を使用するとともに、各問題の解答を省略せずに詳細に示した。また、「Point」のコーナーを多数設けて問題の本質が理解できるよう配慮した。
梅と日本人の2000年史・初の集成。万葉集、源氏物語、五山文学などの古典や天神信仰に表れた梅の足跡を克明にたどりつつ日本人の精神史に刻印された梅の存在を浮彫りにする。
梅と日本人の2000年史・初の集成。その植生と栽培、伝承、梅の名所や鑑賞法の変遷などの多岐にわたり梅と日本人とのかかわりをさぐり、桜との対比において梅の文化史を描く。
21世紀の経営の真髄。企業は、利益追求と社会貢献の調和のために、何をすべきか、あるいは何をなさざるべきか?新たなリーダーシップと倫理のあり方を解き明かす、エグゼクティブ必読の実践的テクスト。