女性の立場からみた仏教の歴史的実像を、新進気鋭の学者が鮮やかに解明。
チベットモンキーはニホンザルに近縁な中国のサルだ。彼らは群れの仲間達と仲良くなろうと、子ザルを抱いていって一緒に持ち上げる。オス同士はペニスに触れつつ抱きあう。ケンカでは血縁のないメス同士も連合を組む。そして夜にはみんなで岩棚で泊まる。そんな暮らしの中で、彼らがどのような「社会的知能」を使っているのかを探る。
本書は統計学の基礎である。実際のデータ処理を目的としているが、それらを保証する数理的な根拠を明瞭に述べた。大部の本になることを避けたため、等平均の検定やノン・パラメトリック検定などの多くの検定法を述べることはできなかった。けれども、種々の検定や分散分析などの多変量解析にスムーズに進めるように、そこで使われる標本分布論の諸結果や2変量正規分布なども積極的にとりあげ、土台を固めた。
本書は、ニホンミツバチの「養蜂」を目的にしており、『ミツバチ科学』に連載した内容に加筆修正をくわえてまとめています。さらに入手の容易なセイヨウミツバチを用いてミツバチ飼育を開始する際の、基礎的な飼育法についても付記しました。特に、『ニホンミツバチ誌』、『ニホンミツバチ 北限のApis cerana』で、あまりふれられなかったニホンミツバチとセイヨウミツバチとの形態・生理、行動・生態などの比較についても、これまでの文献や実験データから記述しました。
本書は、LinuxやWindowsで数値計算を行いたい学生、研究者、エンジニアを対象にしたMATX言語の入門書である。また、MATXのハンドブックとして利用できるよう考慮してある。
本書は3つの部分からなる。第一部は会話練習編である。ここでは旅行でチェコを訪れたときによく使う表現を場面ごとに分類し、それぞれを「話す表現」と「聞く表現」に分けて示した。第二部は文型練習編である。チェコ語の学習者はここで出てくる簡単な文型をもとに、基本的な語彙を増やし、会話練習編にある表現をさらに応用することができる。第三部は語彙集である。ここではテーマ別に分類した語彙のあとに、会話練習編および文型練習編で使われた語と表現が日本語から引けるようになっている。
事実の羅列のような教科書とは違うもの、すなわち歴史を学ぶ上で大切と思われる出来事や人物について、もう少し詳しくわかる、読んでおもしろい本として作成。
「合せる」には古来、「一致させる」だけでなく、「競わせる」「闘わせる」「比べる」等の意味があった。本書は、古代以来の「歌合せ」や「相撲召合せ」をはじめ、中世の武芸と結びついた「犬追物」や「流鏑馬」等の合せもの、近世・近代の「合せかるた」類、さらには現代の子どもの遊び「家族合せ」まで、遊戯・賭博を中心に、広範な人間の営みの歴史を「合せる」行為に辿る。
本書は、著者がこれからの考古学の理論的・実践的研究の発展に大きく貢献できると考える認知考古学のあり方について模索したものである。現在の認知考古学は複雑な様相を呈しており、認知考古学を称する研究の中にもさまざまなバリエーションがある一方、認知という言葉自体は多用しなくてもその基本的枠組みにおいて認知的といえる研究もある。こうした複雑な状況を整理し、認知考古学の射程を定めていくことが、目的の一つである。主として理論的問題を扱った第1部と、事例研究を中心とした第2部から構成されている。
本書は、小形渦巻ポンプの設計製図の基礎を学ぶ機械系の高専生・大学生および技術者を主な対象としている。設計の仕様を満たす設計に必要最小限な内容の記述にとどめ、分かりやすいSI・設計製図の教科書となるよう、流体工学に関する図表は本文中に示すことにより読みやすくし、軸受やキーなどの要素に関する規格は巻末付録に資料として示した。
とにかくやるべきことが多い理系志望。何を勉強すればいいのか?時間はどう使えばいいのか?知りたいのは効率的で自分らしい高校3年間のすごし方。たんなる進学情報や受験勉強法を超えた、理系をめざす人への真のアドバイス・ブック。
摩擦を生きる21世紀の知性のために。異なる価値観のせめぎ合う臨界に立ち会い、思考するとはどういうことか。気鋭の研究者らが触媒となる経験を提示、問題発見・探究へと誘う。
こじれた人間関係、幸運を呼ぶ人との出会い。マーフィー理論を活用すれば、これらの問題は即座に解決できる。
はじめて書かれたウミウシ読本。きれいなだけじゃない、「ウミウシ」の気になる話。後鰓類の生物学。
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