ひょんなことから相撲部屋に入門したアメリカの青年マークは、将来有望な力士としてデビュー。しかし、彼を待っていたのは角界に吹き荒れる殺戮の嵐だった!立合いの瞬間、爆死する力士、頭のない前頭、密室状態の土俵で殺された行司…本格ミステリと相撲、その伝統と格式が奇跡的に融合した伝説の奇書。
森と湖の美しき国フィンランド。芸大生ミハルが「渡芬」したのはフィン語の辞書もない70年代末。相槌の「ニーン、ニーン」は猫の言葉に聞こえるし、夏至祭は「ココ、コッコ」と鶏言葉が蔓延、古文はさながら恐竜言葉で謎だらけ。ハードでシュールな語学漬けの日々に天性のユーモアと想像力をフル活用。個性溢れる仲間と共に極寒の冬も混浴サウナもどうにか乗り切った、抱腹絶倒のロングセラー留学体験エッセイ!
おっつけ、かち上げ、巻き返し、前さばきなどおさえておきたい相撲用語から、攻め方の定石、力士ごとの攻めと防御のタイプまで、何気なく見ていた相撲がもっと楽しくなる取組の見どころ、観戦のツボを解説。知っていそうで知らなかった力士たちの攻防を紹介。
横綱はなぜ特別視されるのか?八百長疑惑はなぜなくならない?力士という職業の特異性から、大相撲というビジネスのしくみまで、経済学の視点で眺めてみると、角界の意外な(?)合理性が見えてくる。昨今の角界の不祥事を分析し、解決策を提示した「文庫版補章」も収録。
有望な若手力士が殺された。殺しの手口は、鉄砲、かんぬき、張り手。江戸相撲最強といわれる雷電の得意技だ。当初、雷電に嫌疑がかかるが、下手人は三人の浪人であった。なぜ、三人は雷電を下手人に仕立てあげようとしたのかー。奇談集『耳袋』を書き記した赤鬼奉行根岸肥前が、江戸に起きる怪事件の謎を次々解き明かす痛快お裁き帖。シリーズ第六弾。
公式キャラクター・ひよの山が、大相撲の世界を楽しくご案内。横綱・大関インタビューから、相撲部屋訪問まで密着取材も満載。
仕事の最強論理は「努力の娯楽化」!20万部突破のロングセラー経営書『ストーリーとしての競争戦略』の著者が19人の経営者・プロフェッショナルに迫る「好きこそものの上手なれ」の内実。
大相撲生活49年!その正確な裁きと美しい所作から名行司と称され行司の最高位「木村庄之助」を襲名。その後、惜しまれつつ引退した著者がコッソリ明かす、土俵のウラ話エッと驚き、フムフムと納得!大相撲ファンはもちろん、「裏方仕事」に興味津々の方も必読!
八百長問題の発覚で、大相撲が65年ぶりとなる本場所の開催中止に追い込まれた。日本相撲協会の放駒理事長は「天地がひっくり返った感じ」と述べ、新聞やテレビは、「協会はすべての膿を出せ」と大騒ぎしている。しかし、大相撲の八百長は、今初めて判明したわけではない。『週刊ポスト』は1980年の「角界浄化キャンペーン」を皮切りに、数々の実名証言と物証を誌面で提示し、厳しく追及してきた。30年間にわたって総力追及してきた国技の最大タブー「八百長」の歴史と実態を詳らかにする。
日本の国技・相撲ってこんなにおもしろい!!番付って何?土俵はどうやって造る?国技館ってどんな建物なの?力士の引退後って?裏方ってどんな人がいるの?取組ってどう見たらいいの?取組の見かたから国技館の秘密まで、大相撲の全てをイラストで完全図解。歴代横綱や歴代優勝力士など、相撲の歴史が分かる充実した資料編のほか、作家・加藤元氏による解説文も掲載!大相撲が気になる全ての人に絶対読んでほしい!
年6回の本場所と地方巡業で、年間を通じて日本全国をめぐる大相撲。各地への移動に際する列車の手配、車両割り、力士の座席指定は「行司」の仕事のひとつだ。本書では現役幕内格行司であり鉄道ファンでもある木村銀治郎が、相撲列車の実情やきっぷ手配の技、大相撲と鉄道が交錯する雑学などを披露。峰崎親方が語る相撲列車の思い出も必読!
レコード・デビュー30周年を記念し、ついに紙ジャケット復刻!
1977年に発売されたタモリのデビュー・アルバム。もちろん今や知らない人はいないタモさんですが、このアルバムが発売された当時は「密室芸人」と呼ばれ、数々の画期的な芸で、グイグイその知名度をあげてきた時期の作品です。今やなかなか聴くことのできない、「ハナモゲラ」「四カ国語マージャン」、そして名曲「ソバヤ」等々タモさんの唯一無比のネタの数々、ぜひともお楽しみ下さい。
宗教的考察から、ポロリ事件そしてキラキラネームまで知れば知るほど深遠な大相撲の世界へようこそ!