国土交通省の省令で定める海技従事者国家試験の学科試験科目における「航海に関する科目」の細目に沿って、4級受験者と5級受験者が、それぞれ解答すべき問題を選別できるようにマークを付した問題集。
「関東の将軍」古河公方足利義氏は16世紀半ば葛西城に在城、その葛西城から小田原北条氏ゆかりの小田原系かわらけや中国元代青花器台・蓮弁文茶臼等の威信財が出土している。進展著しい文献史学と考古学の最新研究成果を検証しつつ、北条氏と古河公方の関係を中心に関東の戦国期を描き出す。
著者HPで公開され、多くの学生・研究者の間で話題をよんだ講義ノートを、本格的に基礎から学びたい人たちに向けて全面改訂。他分野の読者や独習者にも最適なテキスト。
知勇兼備の武将として「坂東武士の鑑」とされながら、謀略により一族もろとも滅ぼされた畠山重忠。のちに幾多の伝承を形成する重忠ほどの華々しさには欠けるが、軍功を重ね、いくたびかの政変を乗り切って、東北の所領を維持した葛西清重。二つの相異なる鎌倉武士のあり方を、最新の中世史研究の成果、中世考古学資料、各地域にのこる伝承など多角的な視点から論じ、秩父平氏の実像を明らかにする。
宇宙観と自然学の転回点にケプラーが登場。変革の物語はついに、物理学的な地動説と天体力学の形成にいたる。最終巻、近代科学誕生の謎を解く壮大な史観が像を結ぶ。
本書は、言語天文台というユニークなデータマイニングの装置、インテリジェンスの装置を開発した著者と世界の仲間たちの開発物語である。巨大なウェブ宇宙を相手どったデータ収集の苦労、世界の隅っこにおかれた300以上の言語を自動判別する困難、開発の過程で生まれた世界の仲間との意外な出会い、研究プロジェクトに参加した学生たちの試行錯誤や発見などが縦横に語られる。本書が最後に述べるのは、多言語社会の将来像である。サイバースペース上では、エンパワーされた多数の母語が競い合うような多言語社会が実現するのか?それとも多くの母語の死か?
ヨーロッパが最新の測地技術で地球を測定し、正確な地図作成をめざした時代を、同時代日本との学術交流と併せて描く。多数の新資料&未公開図版でたどる科学文化史。
さあ出かけよう、太陽系の外に広がる広大な宇宙の謎を探る旅に。圧倒的に美しい写真とともに、星雲へ、銀河へ、ブラックホールへ、そして観測可能な宇宙の果てへ。何百枚もの鮮烈な写真とイラストレーションに加えて全天の星座や主な天体を網羅した14枚の星図が付いた本書は、宇宙の美しさと神秘に魅せられたすべての人にとって必携の書といえるでしょう。
地球、太陽系、銀河、そして全宇宙ー。この広大な世界と多様性豊かな天体は、いかにして誕生し、進化してきたのか?新しい観測と理論との結びつきを重視し、さまざまな時空間スケールの自然像を解説する。天文学、惑星科学、地球科学を学ぶ万人に満を持して推奨する決定版テキスト。
中国古代の科学技術は、自給自足的農業生産の長い伝統のなかで、万民によりよく利するために育まれてきた。道具・機械には生成と破壊がそなわっている。それを制御するのは発明者・人間自身である。
天文学の発展に貢献した重要な事項を時系列で網羅。カラー図版が豊富でどこからでも読める見開き構成。理論と観測と技術が結びつき天文学が発展した流れを簡明に解説。天文学の発展に貢献した多くの人物を写真や肖像画とともに紹介。(人名索引付き) 関連事項をもらさず参照しやすいデザイン。天文学の用語や出来事をすぐに調べられる天文事典としても活躍。
ことばの持つ“イメージ”を利用して、たとえるときに硬くて動かないものといえば「岩」、軽くて柔らかいものといえば「綿」を文章で用いる。夏目漱石、谷崎潤一郎などの文豪、司馬遼太郎、藤沢周平など時代小説家、また、角田光代、三浦しをんなど現代作家の用例を、「たとえに用いる語」で分類・配列した、文章作成のヒント満載の辞典!!
ビデオ感覚で見るパソコン天文年鑑。本とソフトウェアで、1990年の天文現象をシミュレート。
パソコン天文年鑑の決定版!本とソフトウエアで1991年の天文現象をシミュレート。