16〜17世紀の偉大な科学者たちが追求した目的意識を継承しつつ科学と芸術における創造性の類型を考察し、科学の発展において美的感受性が果たす役割を探る。アメリカの天体物理学者(1983年ノーベル物理学賞)の40年に及ぶ広範な講演録。チャンドラセカール科学と芸術の創造性。
本書は高エネルギー粒子すなわち宇宙線と超高エネルギーガンマ線を題材に、これらの基礎事項を含む天体物理学全般について解説した入門的解説書である。専門分野の読者ばかりでなく、広く理工系の学部学生が読んで理解できるよう平明な記述と、最新の観測データを踏まえた丁寧な解説がなされている。宇宙物理の一領域を学ぶにも、多彩な学問分野が関係しているため、それら全体に関る基礎事項の理解が必要であり、本書前半の解説は他の宇宙物理分野を学ぶ上でも大変役に立つ内容になっている。
写真や図を用い、科学用語や概念を詳しく解説。隕石の分類、起源から、隕石の探し方、隕石を追い求める魅力的な人々の姿まで、幅広く網羅。プラネタリウム館長、科学者、隕石コレクターとしての著者のエピソードがちりばめられ、科学書でありながらも、肩肘を張らずに読めるよう工夫されている。有名な隕石ハンターを取り上げたはじめての本。
キトラ古墳の天井星図の発見・トレミー(プトレマイオス)疑惑・イスラムの星図・中国天文学と宣教師・江戸時代の星図計画etc.独自に考案した年代推定法を用いて歴史的な星図・星表の謎に迫る。
11月26日に劇場デビューから10周年を迎えるHKT48!4年ぶりとなる待望の2nd アルバム リリース決定!
本書は新しく採用された2000.0分点での天体の追跡と軌道計算についてわかりやすく説明されている。
宇宙の闇に鮮やかに咲く花のような星雲、渦を巻く銀河ーーー
宇宙には壮大で神秘的な営みがいくつもある
宇宙が織りなす数々の現象を目の当たりにした時、私たちの心の中に浮かんでくるのは謎と不思議です。宇宙はどうして始まったのか?星に寿命はあるのか?宇宙の謎を解き明かそうとする人々の試みや観察は、古代文明の時代から積み重ねられてきました。このような始まりをもつ天文学は、もっとも歴史があり、かつ最先端の学問でもあります。天文学が明らかにしてきた宇宙の不思議を3つのテーマ、25の疑問に分け、美しい星の画像やCGなどを用いてわかりやすく答えて行きます。
監修:渡部潤一(国立天文台 教授)
【太陽・月の不思議】
●太陽の輝きはどうやって作られるのか
●月はどうやってできたのか
●月にクレーターが多いのはなぜか
●潮の満ち干はなぜおこるのか
●皆既日食はなぜおこるのか
●オーロラはなぜおこるのか
【太陽系の不思議】
●地球は宇宙からどのように見えるのか
●太陽系はどうやってできたのか
●太陽系で最も小さい惑星は
●地球とほぼ同じ大きさの惑星がある
●火星はどんな環境なのか
●小惑星と彗星はどんな天体なのか
●太陽系最大の惑星は
●土星のリングは何でできているのか
●横倒しで自転する惑星がある
●太陽から最も遠い惑星は
●生命が存在する星は太陽系にあるのか
【星雲・銀河の不思議】
●星座の形は変わるのか
●星に寿命はあるのか
●銀河にはどんな種類があるのか
●銀河と銀河は衝突するのか
●ブラックホールは見えるのか
●ハッブル宇宙望遠鏡の最近の発見を知りたい
●宇宙はどうやって誕生したのか
●現在観測できる最も遠くの天体は
(c)2011 NHK ENTERPRISES
明治時代の日本を訪れその見聞を著し、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)にも強い影響を与えた世界的に著名な天文学者ローエル。彼が御嶽や伊勢神宮といった聖地を回り体験した出来事を描く「不可思議な国・日本」見聞の書。