星空を巡る5つのストーリー。伝説が詰まった41の星空たちを紹介。
『サライ』7月号の大特集は「伊能忠敬が見たニッポン」。「伊能図」が完成するまでの背景や、55歳からの「第二の人生」を測量に捧げた忠敬のひととなりを通して、忠敬が見て感じたであろう日本の姿を捉えます。また、今も残る測量日記や家族への書状に出てくる名所をめぐる旅へご案内いたします。
特別付録の「伊能図レジャーシート〜東海道・富士山周辺〜」は、東京国立博物館所蔵の伊能中図(副本)をデザインした特製品です。200年前に完成した精巧な地図は、鑑賞するだけでも大いに楽しめますが、生活防水に対応した素材のため行楽にも便利です。ぜひご活用ください。
<今号の読みどころ>
大特集:
世界を驚かせた『大日本沿海輿地(よち)全図』完成から200年
55歳からの挑戦
伊能忠敬が見たニッポン
本特集では、伊能忠敬が17年に及ぶ測量で見て感じた日本の姿を捉えます。
第1部は、天文暦学と測量学を極め、「第二の人生」を難事業に捧げた忠敬の実像と、「伊能図」が完成するまでの背景に迫りました。また、忠敬をモチーフとする創作落語に取り組んだ立川志の輔さんに特別インタビュー。落語を通して忠敬の偉業と生き方を凝縮して知ることができます。ほかにも、「伊能図」の見どころを語り合う星埜由尚さん(元国土地理院院長)と、地図好きの俳優・真矢ミキさんとの対談は、ぜひ付録の「伊能図レジャーシート」とあわせてご覧ください。
第2部は、忠敬率いる測量隊が10次にわたり歩いて測量した「伊能図」を辿る旅へご案内。地図研究家の今尾恵介さんが訪ねる伊豆大島(東京都)のほか、測量日記や家族にあてた書状を通して、秋田県・象潟(きさかた)や鹿児島県・薩摩半島の絶景と絶品料理をご堪能ください。
特集:
夏こそ「畑のお肉」で医食同源
豆腐の本領
大豆から作られる豆腐は「畑のお肉」とも呼ばれ、植物性たんぱく質が豊富な食材。薬膳では体内にこもった熱を冷まし、胃腸を保養するといわれています。そんな豆腐作りの神髄に、名職人の仕事ぶりから学びます。
また、猛暑の日でも、さっぱりと食べられる冷や奴から、夏野菜を使った麻婆豆腐まで、家庭で作れる豆腐料理をご提案。お取り寄せ可能な全国の名店の豆腐も厳選してご紹介します。普段スーパーで購入する豆腐とは段違いの美味しさに絶句。取り寄せる価値がある逸品ばかりです。
特別企画:
今、世界的に人気が高まる
『シングルモルトスコッチ』最新事情
今や世界中で人気のシングルモルトウイスキー。本国スコットランドはもとより、世界中のマイクロ(小規模)蒸溜所や、新規参入の蒸溜所が造るのは、ほとんどがシングルモルトです。その中でも注目すべき、ユニークな蒸溜所から3か所、ブルックラディ、グレンウィヴィス、クライドサイド蒸溜所の最新事情をレポートしました。スコットランドにある150か所の蒸溜所を網羅・解説した、『完全版シングルモルトスコッチ大全』発刊記念の特別企画です。
毎月の天文現象を国内外の最新データと共に紹介■特集:改めて知りたいレンズヒーターの機能と使い方 星空撮影に必須のアイテム「レンズヒーター」は結露防止のためにカメラレンズに巻いて使うアクセサリー。特集では、改めてレンズヒーターの機能を知り、基本的な使い方を紹介。最近流通しているリーズナブルな海外製ヒーターから代表的な国内製品であるビクセンのレンズヒーターまで、その機能と使い勝手をレポートします。■木星の4大衛星・相互の現象 6年ごとに観測できる木星の4大衛星(ガリレオ衛星)の相互の現象。2021年はこの現象の観測好期。中でも8月の現象は注目のイベントが複数あります。現象の解説と観測について紹介します。■新連載(2回目)星空YouTuber成澤広幸の「星空撮影QUICKガイド」。星空撮影についてのYouTube配信動画で人気の星空写真家・成澤広幸さんが、YouTubeの視聴者から寄せられた質問をもとに、撮影ビギナーに役立つトピックをQ&Aスタイルで紹介します。
毎月の天文現象を国内外の最新データと共に紹介■特集:見ごろを迎えた木星と土星8月2日に土星が、8月20日に木星がそれぞれ「衝」となり、観測好期を迎えます。今年の木星と土星の様子を最新の観測画像とともにギャラリーページで紹介します。■ALMA望遠鏡10年のあゆみ:2011年に運用を開始したALMA望遠鏡は2021年で10周年を迎えます。10年間で、ALMA望遠鏡があげた観測成果をベスト10で紹介します。(10月号、11月号の2回にわたり掲載)■星空VRをはじめよう:注目を集めてきている星空の360°VR映像。自身で星空VR映像の撮影をするためのノウハウを紹介する不定期シリーズの2回目。今回は360°映像の撮影方法を詳しく紹介します。
毎月の天文現象を国内外の最新データと共に紹介■特集:11月8日の金星食、12月3日の火星食 11月8日の昼間、金星が三日月に隠される金星食が見られます。また12月3日の朝、火星が新月直前の細い月に隠される火星食が起きます。どちらも昼間の現象で肉眼で観測はハードルが高いものの、特に11月8日の金星食は双眼鏡での観測、写真撮影でぜひとらえてみたい現象です。特集では金星食、火星食の詳しい解説とともに、観測、撮影方法について紹介します。■西村新彗星の発見まで: アマチュア天体捜索家の西村栄男さんが7月に新彗星C/2021 O1を発見しました。西村さんにとって27年ぶりの新彗星の発見です。発見までの経緯と、西村さんの捜索方法を詳しく紹介します。■星空VRをはじめよう(3): 本物の星空の下にいるかような360°3Dの映像体験ができる、星空のVR映像。自身で撮影した映像をVR映像にするまでを解説する不定期連載の3回目。10月号に続き、11月号では手軽な全天球カメラInsta 360による撮影映像の画像処理方法を紹介します。
毎月の天文現象を国内外の最新データと共に紹介■特集:11月19日の部分月食を見よう 5月の皆既月食に続いて11月19日に今年2回目の月食が起こります。この月食は部分月食ですが、食分0.978と非情に深く欠ける月食なので、皆既月食のときのように、月面が赤黒くなる変化が見えると思われます。今回の月食は全国で観察することができます。午後4時半ごろ、東の空から月が登るころから見られ、部分食の最大は18時ごろ、19時47分に月食が終わります。特集では、過去の月食の様子とともに、今回の深く欠ける部分月食の見え方の予想を紹介。また観察・撮影方法について詳しく紹介します。5月の皆既月食は悪天候となってしまったこともあり、今回の月食には大きな注目が集まると思われます。■サイトロンジャパンフォトコンテスト結果発表: 望遠鏡メーカーのサイトロンジャパンが同社創立60年を記念してフォトコンテストを開催。多数の応募があった本コンテストの入賞結果を天文ガイド誌上で掲載。審査員票評とともに速報で紹介します。
毎月の天文現象を国内外の最新データと共に紹介■特集:11月19日部分月食ギャラリー 11月19日、全国で見られた部分月食。ほぼ皆既月食に近いくらい欠ける部分月食として注目され、皆既月食と同じように月面が赤く染まる様子が各地でとらえられました。今回の部分月食をとらえた画像をギャラリーページで掲載します。■注目の天文イベント2021冬 【レナード彗星C/2021 A1】12月10日ころに見ごろとなり、3等級になると予報されているレナード彗星。期待の彗星をとらえた画像を速報で紹介します。【ふたご座流星群2021】12月14日にピークとなる、2021年のふたご座流星群の結果を速報で紹介します。
毎月の天文現象を国内外の最新データと共に紹介■レナード彗星観測記 2月号に続き、彗星の様子をとらえた画像をギャラリーページで紹介します。■日本の電波天文学と国立天文台野辺山の40年
日本の電波天文学をリードし続けた、国立天文台野辺山。1981年の観測開始から約40年を経た観測所のあゆみをふりかえります。天文学者たちが選ぶ野辺山があげた代表的な成果を紹介しながら、日本の電波天文学のあゆみを紹介します。
毎月の天文現象を国内外の最新データと共に紹介【特集】
6惑星と月が明け方の空に集合
春の惑星集合を見よう/早水 勉
2021.12.4 南極皆既日食フォトレポート/榎本 司
29P/シュワスマン・ワハマン第1周期彗星
彗星のアウトバーストのメカニズム/中澤淳一郎 津村光則
【TOPICS】
野辺山宇宙電波観測所の40年/塚田 健
星空VRによるタイムラプス動画/須永 閑
月のある絶景/榎本 司
星明かり月明かり/牛山俊男
星空撮影QUICKガイド/成澤広幸
「月・惑星」高画質画像撮影法/山崎明宏
星を消す・暗くする/西條善弘
宇宙からの視点 特別編/池内 了
【THE SKY】
4月の星空と天体観測/藤井 旭
【NEWS&EVENT】
ASTRO NEWS
ASTRO SPOTS+全国天文イベント情報
【天体写真】
読者の天体写真
入選者の声(最優秀賞受賞者手記)
【連載】
月のある絶景
星雲・星団案内
天文学コンサイス
星雲・星団撮影入門
リーマンサットa go-go!
柳家小ゑんのエントロピーガイア!
今日からロケッティア!
オーロラカレンダー
宇宙天気
星のある場所
【観測ガイド】
流星ガイド/星食ガ【特集】
〇6惑星と月が明け方の空に集合
春の惑星集合を見よう/早水 勉
特集は2022年春に起こる「惑星大集合」。3月〜5月にかけて水星、金星、木星、土星、海王星の6惑星と月があいついで接近します。
惑星どうしの接近や月と惑星の接近はよく起こりますが、これほどの多数の惑星が同時期に同じ天域で集合するのはめったにありません。
春の明け方の空に複数の惑星が並ぶ様子はフォトッジェニックな眺めとなります。
また、惑星どうしの接近は望遠鏡の視野におさまって観測することができます。
今春見られる惑星の集合を2号にわたり詳しく紹介します。
〇2021.12.4南極皆既日食フォトレポート/榎本 司
2021年12月4日、2003年以来18年ぶりに南極圏で皆既日食が見られました。「月のある絶景」連載の榎本 司さんが、この日食ととらえるべく遠征。2月号では報レポートで紹介しましたが、現地で日食の模様をとらえた写真で遠征の様子を紹介します。
〇29P/シュワスマン・ワハマン第1周期彗星
彗星のアウトバーストのメカニズム/中澤淳一郎・津村光則
2021年9月に29P/シュワスマン・ワハマン第1周期彗星がアウトバーストを起こしました。
アウトバーストした彗星を継続的に撮影した津村光則氏の画像をもとに、
29Pがどのような変化をしたのか、
また、まだまだ未解明の部分が多い彗星のアウトバーストのメカニズムに迫ります。
〇日本の電波天文学の「聖地」
野辺山宇宙電波観測所の40年[後編]/塚田 健
国立天文台野辺山宇宙電波観測所は2022年3月で開所40周年を迎えました。日本の電波天文学を世界レベルへと牽引してきたその功績は大きく、前編(3月号)では同観測所が挙げた天文学的成果をふりかえりました。[後編]では、同観測所のもう一つの役割・広報普及にスポットを当てて、観測所施設を誌上公開しながらその功績を紹介します。
毎月の天文現象を国内外の最新データと共に紹介【特集】
2022注目の天文機材はこれだ!/井川俊彦ほか
注目の天文系オンライン動画ピックアップ
6惑星と月が明け方の空に集合
春の惑星集合を見る&撮る/早水 勉 小林幹也
高解像な月を撮る/山崎明宏
「宇宙就活」とは?/
【TOPICS】
月のある絶景/榎本 司
星空撮影QUICKガイド/成澤広幸
「月・惑星」高画質画像撮影法/山崎明宏
星を消す・暗くする4/西條善弘
天文ガイド定期購読キャンペンのお知らせ
【THE SKY】
5月の星空と天体観測/藤井 旭
【NEWS&EVENT】
ASTRO NEWS
ASTRO SPOTS+全国天文イベント情報
【天体写真】
読者の天体写真
入選者の声(最優秀賞受賞者手記)
【連載】
月のある絶景
星雲・星団案内
天文学コンサイス
星雲・星団撮影入門
リーマンサットa go-go!
柳家小ゑんのエントロピーガイア!
今日からロケッティア!
宇宙天気
星のある場所
【観測ガイド】
流星ガイド/星食ガイド/変光星ガイド/太陽黒点近況/小惑星ガイド/人工天体/惑星の近況/彗星ガイド【特集】
〇2022注目の天文機材はこれだ!/井川俊彦
今春発表された注目の天文関連機材を紹介。望遠鏡メーカーから発表された新製品と年内発売を目指す開発中の機材を詳しく紹介します。
〇おすすめ!天文系オンライン動画ピックアップ
オンライン開催となったCP+2022。今年は昨年にも増してオンライン配信コンテンツが充実していました。望遠鏡メーカー各社&天文関連のライブ配信、オンライン動画から、興味深い企画をピックアップして紹介。開催後もアーカイブ動画として見られます。
〇6惑星と月が明け方の空に集合
春の惑星集合を見よう /早水 勉 小林幹也
2022年春に起こる「惑星大集合」。4月〜5月にかけて金星、木星、土星、海王星の惑星と月があいついで接近します。惑星どうしの接近や月と惑星の接近はよく起こりますが、これほどの多数の惑星が同時期に同じ天域で集合するのはめったにありません。
春の明け方の空に複数の惑星が並ぶ様子はフォトッジェニックな眺めとなります。
また、惑星どうしの接近は望遠鏡の視野におさまって観測することができます。
4月〜5月に見られる注目の現象を紹介します。
また、惑星が集合する星空風景を撮るための、撮影タイミング、ロケーション、構図例など、撮影ガイドを紹介します。
〇「宇宙就活」とは?/柏木 結衣
宇宙系の仕事に就きたい人のために開催されている「宇宙就活」。どのような人に向けて、どうよう活用される催しなのか、開催実行委員によるレポートで紹介。
〇高解像な月を撮る/山崎明宏
連載「月・惑星」高画質画像撮影法は、5月号から月の撮影編がスタート。高解像な月面撮影テクニックを紹介していきます。
毎月の天文現象を国内外の最新データと共に紹介【特集】
手軽なシステムで迫力の天体像を観る
自宅ではじめる電視観望/Sam
天体観望が変わる!?
ニコン×ユニステラ eVscope 2/沼澤茂美
プラネタリアYOKOHAMAオープン/塚田 健
5月27日 昼間の金星食/早水 勉
【TOPICS】
月のある絶景/榎本 司
F0.95レンズで撮る流星群/及川聖彦
星明かり月明かり/牛山俊男
星空撮影QUICKガイド/成澤広幸
高解像な月を撮る/山崎明宏
星を消す・暗くする(5)/西條善弘
ヘルクレス座τ流星群/長田和弘
【THE SKY】
6月の星空と天体観測/藤井 旭
【NEWS&EVENT】
ASTRO NEWS
ASTRO SPOTS+全国天文イベント情報
【天体写真】
読者の天体写真
入選者の声(最優秀賞受賞者手記)
【連載】
月のある絶景
星雲・星団案内
天文学コンサイス
星雲・星団撮影入門
リーマンサットa go-go!
柳家小ゑんのエントロピーガイア!
今日からロケッティア!
宇宙天気
星のある場所
【観測ガイド】
天文データ/相馬 充 流星ガイド/長田和弘 星食ガイド/広瀬敏夫
変光星ガイド/大島誠人【特集】
〇手軽なシステムで迫力の天体像を観る
自宅ではじめる電視観望/Sam
特集は「自宅で始める電視観望」。最近注目されている新たな観望スタイルが「電視観望」です。市街地の空からでも星雲などの天体を色味のある姿で観察することができ、かつ手軽な機材で始められるため、人気が高まっています。電視観望とはどのようなものかを紹介しながら、まずは自宅で楽しむための具体的な方法をじっくりと紹介します。
〇天体観望が変わる!?
デジタル望遠鏡 eVscope 2/沼澤茂美
ニコンとユニステラ社のコラボレーションによる新時代の望遠鏡「eVscope 2」。ワンタッチで見たい天体を視界に入れることができ、眼視で見にくい天体も明瞭な姿として観望することができる、新時代の望遠鏡です。フィールドでの試用インプレッッションを紹介します。
〇5月27日 昼間の金星食/早水 勉
5月27日の昼間に金星食が起こります。食が見られるのは九州南部〜南西諸島で、九州南部の限界線の近くでは金星の一部がかくされます。そのほかの地域でも27日と28日の明け方に月と金星の接近を楽しむことができます。注目の現象を詳しく紹介します。
〇コニカミノルタ プラネタリアYOKOHAMAオープン/塚田 健
3月24日に横浜のみなとみらいエリアにオープンした「コニカミノルタ プラネタリアYOKOHAMA」。昨秋オープンの「コニカミノルタ プラネタリウム満天NAGOYA」と同じく自発光するドームシステムを採用した同社直営の最新型プラネタリウムです。プラタリアYOKOHAMAの目玉は番組投影中にプラネタリウムの空を視聴者がスマホで撮影できること。オープン初日に取材、注目のプラネタリウム館を紹介します。
どうやら人類は滅亡するらしい。最後の撤収便に乗ることを拒み、北極圏の天文台に残った孤独な老学者は、取り残された幼い少女とふたりきりの奇妙な同居生活を始める。一方、帰還途中だった木星探査船の乗組員は、地球との通信が途絶えて不安に駆られながらも航行を続ける。旅路の果てに彼らは何を見つけるのか?ジョージ・クルーニー監督主演『ミッドナイト・スカイ』原作。