毎月の天文現象を国内外の最新データと共に紹介まもなく本格的な天文シーズンが到来します。そこで、第1特集では、この夏にぜひ見たい天文現象を紹介。ヒヤデス星団食、アルデバラン食、7月25日の水星食、7月28日のおとめ座γ星ポリマ食、そして、まだ見ることができるジョンソン彗星、8月8日の部分月食など、要注目の天文現象をまとめて紹介します。
第2特集は目前に迫ったアメリカ皆既日食に向け、皆既日食の基本的な撮影方法、デジタルカメラによる皆既日食の動画撮影を詳しく紹介しました。
さらに、特別付録として、1960年代以降に日本の観測者がとらえた皆既日食画像をダイジェストで紹介、B2サイズの特大ポスターとしました。鑑賞だけではなく、資料的にも価値の高い皆既日食ポスターです。
【特別付録】
1963〜2016皆既日食ポスター
【特集】
土星の環,水星食,アルデバラン食
この夏 注目の天文現象を見よう!/藤井 旭
PHOTO TOPICS 見ごろの木星をとらえた!
GH5で撮る皆既日食/竹本宗一郎
アメリカ皆既日食遠征ガイド
【TOPICS】
黒田有彩の天文部NOW 黒田有彩/井川俊彦
どう撮る? アメリカ横断皆既日食撮影 中西昭雄
富士フイルムXFレンズ 西條善弘
天文ガイドONLINE STORE
【THE SKY】
8月の星空/藤井 旭
8月の天体観測/藤井 旭
【NEWS&EVENT】
ASTRO NEWS/石崎昌春,塚田 健,内藤誠一郎
TG情報局(新製品情報ほか)
ASTRO SPOTS+全国天文イベント情報
【天体写真】
読者の天体写真 観測ガイド
入選者の声(最優秀賞受賞者手記)
【連載】
天文学コンサイス/半田利弘
柳家小ゑんのエントロピーガイア!/柳家小ゑん
宇宙に耳をすます/阪本成一
宇宙天気/篠原 学
今日からロケッティア!/足立昌孝
T.G.FactoryIII/西條善弘
14ばんめの月/大朝由美子
宇宙からの視点/池内 了
星のある場所/森 雅之
読者Space!
【観測ガイド】
天文データ/相馬 充
流星ガイド/長田和弘
星食ガイド/広瀬敏夫
変光星ガイド/大島誠人
変光星の近況/広沢憲治
太陽黒点近況/時政典孝
小惑星ガイド/渡辺和郎
人工天体ガイド/橋本就安
惑星の近況/堀川邦昭、安達 誠
彗星ガイド/中野主一
毎月の天文現象を国内外の最新データと共に紹介2018年 注目の天文現象
毎月の天文現象を国内外の最新データと共に紹介■特集 大接近した火星を観測しよう
学校のブツリ、むずかしくてつまらなかった。マンガもイラストもなかったし…。新進気鋭の物理学者が、自らイスラトまで物して、知的で楽しい世界を創造した。
印税、言いわけ、文学賞。締め切り、土下座に、同業者。森羅万象、すべて和歌。仰天歌人、平成の眠りを醒ます大乱入。
本書は、海上保安庁から刊行されている「昭和64年天測暦」のうちから航海科の海技従事者受験のために、特に必要な部分を抜粋したものであり、現実の天文航法用のものではなく練習用のものです。巻末には、基礎的な練習問題も収録。
本書に収められている単語は、科学用語を主に、日常においても一般的に使われる言葉である。分類方法は、科学用語としての大分類により各章を構成し、それぞれの代表項目として約100語を選定、各ページの最上段に据え、項立てとしている。この代表項目に関係する関連語約15語を選び出し、原則として五十音順に並べ、各項目ごとに解説文がついている。採録した言語は、日本語、中国語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ロシア語の順に8カ国語。巻末には、索引として、「日本語索引」、「英語索引」を付す。
本書は、「理科の基本で、子供が親にたずねることが多そうな疑問」、なおかつ「わかっていないと少し恥ずかしいと思われる疑問」、それでいて「正しく説明するのは難しそうな疑問」を9つ取り上げ、架空の親子の会話形式でほほえましく解説します。例えば、「どーして、夏は暑いの?」(天文・地学のきほん)、「どーして寒くなると風邪を引くの?」(人体のきほん)などがわかります。
世界に匹敵する異能の科学者たちが江戸時代の日本にもいた!元祖マルチタレント平賀源内、和算の大家関孝和、あのシーボルトも絶賛した博物学者宇田川榕菴、伊能忠敬を育てた高橋至時、コレラから日本を救った緒方洪庵、そして隠れた天才まで、科学史を変えた傑物たち。日本の近代科学技術の礎をつくった。一一人の波瀾万丈の生涯。
推理、時代、恋愛…いちばん楽しめる小説誌創刊50周年記念!
超人気作家読み切り短編大特集
伊坂幸太郎 冲方 丁 東川篤哉 誉田哲也
岩井三四二 木下昌輝 平山夢明 村木 嵐 彩坂美月
○最強執筆陣ーー読みたい世界と、必ず出会える
ミステリー&サスペンス
赤川次郎 大沢在昌 笹本稜平 小路幸也 新堂冬樹 中山七里 西村京太郎 福田和代
時代・歴史小説 風野真知雄 坂岡 真 山本一力
現代・人間ドラマ 石井光太 乾 ルカ 熊谷達也
○今を知る。先を読むーー充実のエッセイ・エンタテインメント
内澤旬子 内山安雄 大竹 聡 亀和田武 高橋昌一郎 柳澤 健
○コミック連載 川崎昌平
●作家のご紹介
冲方丁(うぶかたとう)・・・1977年岐阜県生まれ。早稲田大学在学中の1996年に『黒い季節』で第1回スニーカー大賞
金賞を受賞してデビュー。2003年、第24回日本SF大賞 を受賞した『マルドゥック・スクランブル』などの作品を経て、
2009年、天文暦学者・渋川春海の生涯を描いた初の時代小説『天地明察』で第31回吉川英 治文学新人賞、
第7回本屋大賞を受賞し、第143回直木賞の候補となる
東川篤哉(ひがしがわとくや)・・・1968年尾道市生まれ。岡山大学法学部卒。2002年、『密室の鍵貸します』でデビュー。
2011年『謎解きはディナーのあとで』で第8回本屋大賞を受賞し、大ベストセラーとなる。その他の著作として
『館島』『学ばない探偵たちの学園』『魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?』『純喫茶「一服堂」の四季』など多数。
村木嵐(むらきらん)・・・1967年京都市生まれ。京都大学卒業後、会社勤務を経て95年より司馬遼太郎家の
家事手伝いとなり、 福田みどり夫人の個人秘書を19年間つとめる。 2010年、天正遣欧少年使節の帰国後を
描いた『マルガリータ』 (文藝春秋)で松本清張賞を受賞し作家デビュー。 他の著書に『やまと錦』(光文社)など。
一九九三年のノーベル賞に輝いた、わし座の「連星パルサーの発見」。この発見は、かつてアインシュタインが相対性理論のなかで予言していた「重力波」が現実に存在していることを間接的ながら証明するものであった。超新星爆発や連星中性子星の衝突・合体から発生し、時空間を歪めながら光速で伝搬していく重力波とは、一体、どのような物理現象なのか。電磁波による天文観測では捉えられなかったビッグバン宇宙の源に、実証的に限りなく迫る最新天文学の世界をわかりやすく紹介する。