創業20年で中国発デジタル革命の旗手となったテンセントの歩みを、中国インターネットビジネスの歴史、ライバル企業との壮絶な戦いと絡めて赤裸々に描いた、唯一のオフィシャル書籍!
清少納言が『枕草子』で描いた「すばる」は現在のわたしたちが観測するものと同じみえ方をしていたのか?クレオパトラはなぜ真珠を飲めたのか?古代中国のブランコはどのようにして動いていたのか?科学者の目で古今東西の文章を渉猟する、サイエンス・エッセイ。2001年に出版された『天文学と文学のあいだ』を最新の知見に合わせて改稿、書き下ろしの章も加え、新たにリリース!
地動説を唱え、宗教裁判で有罪を宣告されたガリレオ。彼は本当に、科学者として宗教と闘った英雄だったのか。二一世紀に入り、ヴァチカンの秘密文書庫から新たな裁判記録が明るみに出された。近代へと世界観が大きく変貌していく中で、裁判の曲折した進行の真実が浮かび上がる。ガリレオ裁判の見方を根底から変える決定版。
本書は、「理科の基本で、子供が親にたずねることが多そうな疑問」、なおかつ「わかっていないと少し恥ずかしいと思われる疑問」、それでいて「正しく説明するのは難しそうな疑問」を9つ取り上げ、架空の親子の会話形式でほほえましく解説します。例えば、「どーして、夏は暑いの?」(天文・地学のきほん)、「どーして寒くなると風邪を引くの?」(人体のきほん)などがわかります。
冬の人気星座、オリオン座の1等星ベテルギウスに超新星爆発が迫っている。ベテルギウスの直径が変化していること、形がでこぼこしていることなどから、星の晩年を迎えていることがわかっており、最後に大爆発を起こしてその一生を終える。地球から約640光年とかなり近く、太陽の1000倍の直径を持つ巨大なベテルギウスが超新星爆発すると、3〜4か月の間、満月の100倍のまぶしさで輝き、昼でも見える。そして4年後には肉眼では見えなくなり、巨人「オリオン」は右肩を失ってしまう。ベテルギウスとはどんな星なのか、超新星爆発とは何か。宇宙の謎の解明にもつながる“稀代の天体ショー”に迫る。
「日本の天文学」の大転換は、江戸時代に起こった。日本独自の暦を初めて作った渋川春海、西洋天文学の導入を目指した徳川吉宗と麻田剛立、全国の測量で名を馳せた伊能忠敬、地動説に取り組んだ理論家の高橋至時、「機械おたく」の商人の間重富、シーボルト事件で獄死した悲運の秀才高橋景保…。先行するヨーロッパや中国の知識と格闘し、暦と宇宙の研究に情熱を燃やした江戸時代の天文学者たちの人生と思索をたどると、日本の宇宙観の変遷が見えてくる!
7月22日、46年ぶりの皆既日食!トカラ列島で100%、福岡では90%、東京でも75%が欠ける。日食のしくみ、日食を追う人びと、日食観測史ー太陽と月のドラマを親子で楽しむ完全ガイド。カラー写真多数。
天文学者というと、どのようなイメージを思い浮かべるだろうか。「星空を見上げ、悠久のロマンをちょっと理屈っぽく語る」姿だろうか。じつは、その本当の姿はほとんど知られていないのが現実だ。そもそも天文学は私たちの生活に必要なのか?科学の最先端を走る天文学は今、何に取り組み、何をしようとしているのか?天文学と現代社会に生きる私たちとのつながりを考える。
ガリレオが自作の望遠鏡を天に向けたとき、近代天文学の幕が開いた。以来発展を続け、ケプラーは惑星運動の法則を発見、ニュートンは力学的宇宙論を、アインシュタインは相対論的宇宙論を創出した。そしてガモフの火の玉宇宙論へ。宇宙像は変容を重ね、今や「光の宇宙」が姿を現しつつある。科学探査機は星々の誕生と進化の道筋を明らかにした。宇宙物理学と名を変えた天文学の歩みを巨人たちの素顔とともに伝える。
これまでのところ、われわれは広大な宇宙の中で孤独な存在である。なぜなら地球以外の惑星で知的生命体を発見できていないからだ。しかし、太陽系の外におびただしい数の惑星が発見されているいま、「もう1つの地球」が見つかる日まであとわずかだ。そこにははたして生命体が誕生しているのか?それとも私たちの存在が稀なのか?宇宙と命のつながりをめぐるすべての謎に、いま挑戦する。
宇宙、生命、物質、人間の心や言葉などに関する「なぞ」は、古来、人びとを惹きつけてやまない。本書は日本人初のノーベル賞物理学者にして名エッセイストとしても知られる著者が、人類の壮大なテーマを幅広い視野からやさしく語る。平明な文章のなかに、科学への真摯な情熱が伝わる名著。
地球から1300光年離れた星に人工的な構造物が!?天文学者による、リアル「宇宙人探し」の最先端!
宇宙論と天文学のめざましい進歩は、神秘のベールにつつまれた宇宙の謎を次々と解きつつある!…本書は、「宇宙に始まりや終わりはあるのか?」「星の質量はどうやってはかる?」といった素朴な疑問から、「ビッグバン理論」「インフレーション理論」などの最新宇宙論までを、読みやすい文章とポイントが一目でわかる図解で紹介。宇宙研究の最前線を手軽に体感できる格好の書。
最近、「夜空」と暮らしはじめました。ホシを巡る5つのStory。
1年、1ヵ月、1週間、1日といった、時の体系「暦」は非常によくできたシステムです。それは古代から人々が天を仰ぎ観察し続けた、太陽と月の動きから作られています。本書ではその仕組みをやさしく解説し、それにともなう季節の話、潮の満ち干や日食・月食などにも触れていきます。
臓器移植や遺伝子操作の実現は、人類に新たな可能性をつくり出したのと同時に、いったい人間の生命とは何なのか、どこからどこまでが自己なのか、本当の自己とはどこにあるのか等々の新しい問題をも生み出した。いうまでもなく、近代科学や科学技術は、その誕生の時からキリスト教の存在が深くかかわっている。本書では、理性と信仰の問題、科学的認識と宗教的認識の問題、科学とキリスト教の間の対立と矛盾の問題などを追究・解説しながら、現代科学の在り方を模索する。
手作りを可能にした「発想の転換」とは?