地球規模でのさまざまな「環境」変化がこの1冊でわかる。待望の、全面大改訂!外部要因による地球環境変動、気候変動・地球温暖化、オゾン層、大気汚染、水域・陸域環境、物質循環、産業・生活環境、環境保全に関する国際条約を網羅、環境データの集大成。
長きにわたって第一線で活躍し、数々の賞も受賞している長唄三味線奏者、今藤政太郎の初のCDアルバム・シリーズ第1弾。長唄界・邦楽界の若手が揃って出演しているのも魅力。
数万年、数億年といった時を経て、我々の地球に届く星々の光。その宇宙の神秘をオールカラーの画像で紹介。
個性豊かなキャラクターと、緻密な設定で繰り広げられるSF的な世界観で、ロボット・アクション、ラブコメ・ファン双方から支持されている大作アニメのドラマCD。
本書『ブラックホールを飼いならす!』と姉妹書『ブラックホールは怖くない?』では、ブラックホール宇宙物理学について、相対論的な考え方の基礎から、実際の宇宙における応用までを、最新の成果に基づいて紹介しようと試みた。本書は応用編で、姉妹書は基礎編に相当するが、それぞれ独立に読めるように配慮してある。本書では、まず第1章でブラックホールを扱ったSFを紹介したのち後、実際の宇宙においてブラックホールなどが重要な役割を果たしている現象を説明し(第2章、第3章、第4章)、ブラックホールの一生(第5章)、自転ブラックホールの特徴(第6章)、ワームホール現象(第7章)などに触れて、最後の第8章でブラックホールの利用法についてまとめた。
周波数・時計測定の精度はレーザー冷却などの光技術で近年画期的に進展し、2005年度のノーベル物理学賞の研究テーマに深く関係している。本書は、時間を測る時計について、原始的な方法から原子時計の最新の手法に至るまで時計の原理と技術、性能について解説している。原子時計の物理的原理について初学者が理解できるように、基礎となる力学、電磁気学、光学、相対論、量子力学、レーザー、原子物理学、物性物理学などが本書で説明されている。それゆえ、学部・修士課程の学生や技術者、非専門家にとって、原子・分子・光物理学の良い参考書にもなっている。一方、本書にはアイデアが生まれた歴史的・技術的背景について多くの記述があり、時計や技術の歴史書や啓蒙書としても興味深い。
本書はビクトリア時代のアマチュア天文学を詳細に調べ上げた最初の本である。本書はビクトリア時代の天文学で盛んに論じられた専門的話題を取り上げ、その財源や資金援助、そして科学思想の普及といった諸問題をレビューしている。さらにイギリスにおけるアマチュアとプロの関係についても省察を加えている。本書にはこれまで未刊の伝記的・逸話的素材が大量に含まれ、また最新の学問的成果を取り入れた註付きの広範な書誌を付している。