ふだん当たり前と思っていても、よくよく考えてみると「おやっ?」と思うことが世の中にはゴマンとある。そんな素朴な疑問に対して、これほどわかりやすく解説した本はほかにない!思わずうなってしまうネタから、ハッと気づかされるウンチクまで、読んで楽しく役立つ知識がいっぱい。「雑学王」になってみんなに自慢してやろう-そして「知ることの喜び」を満喫してもらいたい。
日ごと、星はめぐり、月は満ち欠けをくり返します。天文学は、空を眺めてその変化を季節の移り変わりと結びつけることから始まり、私たちの生活と密接にかかわりあいながら発展してきました。本書では、天文学のむずかしい話は横に置き、その周辺の身近な話題を取り上げ、やさしくていねいに解説します。星座たちは日ごと月ごとどのように変化していくのか、月がどれほどわれわれの生活とかかわってきたか、暦はどのように成り立って、時や季節を表してきたのか、…などなど、わかりやすく楽しい話題が満載です。
小・中学校で学ぶ天文学の知識を完璧マスターするための基礎的な知識と考え方が身につく本。ステップ1〜17へと順序立てて学べる「ステップ学習方式」。課題に対して自分の考えを書き込む「チャレンジ」と簡単な観測や実験を紹介する「クイックラボ」に挑戦しながら退屈せずに理解を深められる。
中国語訳『電車男』から『三国志』とUFOの関係まで、中国4千年の歴史が生んだオタク的素材をオタク的にとりあげて語る中国学の入門講義。
ケプラー、ステヴィン、アルキメデス、ガリレオ、ニュートン…電気もコンピュータも人工衛星もない時代、人類はいかにして問題を解いたのか?
宇宙はどのように始まったのだろうか。宇宙創生のシナリオが描くビッグバン宇宙を読み解く。
情報化が進んだ次の社会の未来像を探る。日本がすすむべき社会は、情報の量から質へ視点を転換し、新しい価値の創造を目指す「Japan Cool」です。それは「山椒は小粒でもピリリと辛い」、「大国でなくても世界から存在を認められ、尊敬されるような国」です。c-Japanのcはcool(格好いい)のcであり、culture,creativity,collaboration,content,consumerなどさまざまな意味を含んでいます。この新しいビジョンとはどんなものかをいろいろな角度から探ります。
聖なる数が聖なるものとなるゆえんと、完璧な均整のとれた隠れた構造やパターンを探り、植物的、遺伝子的、地理的な構造など、自然界に存在する数学や幾何学の原理を展開し、聖なる遺跡、神殿、教会の幾何学的構造、ルネサンス期の絵の幾何学的構造を検証する。
本書は、ティコ、ガリレオ、ケプラー、ニュートン、グレゴリー、ハーシェル、フラウンホーファー、パーソンズ、ナスミス、ハギンズ、シュミット、ヘールなど、光学望遠鏡に変革をもたらした人々のエピソードを語りながら、天文学の歩みと望遠鏡400年の歴史を辿っている。アングロオーストラリア天文台(AAO)の天文学者フレッド・ワトソンの語り口は、自身の体験も含めて彼独自のスタイルを示している。
大宇宙の探究から「心の宇宙」の開拓へ。星空のロマンと「地球環境保護」をめぐる最新宇宙論と仏法哲理の共鳴。
夏はなぜ暑いのかと聞かれても当たり前すぎて、どう答えてよいのか戸惑うかもしれません。こんな単純なことでも、面白いことに、太陽と地球との関係ばかりか、電磁波や赤外線天体などのさまざまな知識が絡んできて、地球だけで考えていると気づかない宇宙の深いメカニズムが見えてきます。宇宙論や天文学の専門家である著者が、存分にその知識を活かして、身近な現象の謎解きをしてくれるユニークで楽しいエッセイ集です。二〇〇八年度のノーベル物理学賞を受賞した南部、益川、小林の各氏との交流に因む秘話も珠玉です。
天文台長として、星仲間の中心として活躍したチロ。「チロのアストロ鍋」「チロとおにぎり」「チロの知らんぷり」「チロのくしゃみ」などの楽しいエピソード集。小学校上級〜。
2009年7月22日、日本国内では46年ぶりに、6分39秒という今世紀最大の皆既継続時間を持つ皆既日食が発現した。教育の機会として活かすー東海大学のプロジェクトが立ち上がる。北海道から九州・沖縄まで全国21カ所に観測拠点を設置し、太平洋上の皆既帯を目指して海洋調査研修船「望星丸」が出航した。