『冬冬の夏休み』『悲情城市』など侯孝賢作品の脚本家であり、台湾の人気作家でもある朱天文、初の邦訳。子どもたちの夏をみずみずしく描いた表題作、台北の若い女性たちのライフスタイルを活写した「世紀末的華麗」など4篇を収録。
日常に必要な種々の定数、資料を暦・天文・気象・物理/化学・地学・生物の各分野にわたって完全集約した定番の科学データブック。
日常に必要な種々の定数、資料を暦・天文・気象・物理、化学・地学・生物の各分野にわたって完全集約した定番の科学データブック。
メーカーが推薦するベスト・テレスコープ。気軽に星を楽しめる双眼鏡の選び方。一挙掲載!双眼鏡&望遠鏡カタログ。
世界の天文学が探求しつづける太陽系、恒星、銀河、宇宙像の歴史を分かりやすくまとめ、現代科学が到達した最先端知識と予定される観測計画の全貌を展望する。
1993年4月から1994年3月までに楽しめる天文現象をやさしく解説した天体観測ガイド。
最新・最先端のテーマ109項目を34人のジャーナリストが執筆。科学情報を読みとく入門書。
イタリアに生れ、フェルミと共に新興物理学のリーダー役を果たした著者は、若くして自然の秘密を実験で明かすことにあこがれ、宇宙線、高エネルギー物理学、地球周辺プラズマ空間、X線天文学のパイオニアとして活躍してきた。戦時中は亡命先の米国で原爆製造にかかわる。「実験によって自然が想像を絶する姿をかいま見せるとき最も興奮する」という実験家の真髄が語られる。付録で夫人が綴る著者の素顔は、本文に彩りを添える。
江戸時代の天文暦学・医学・和算学を通観し、わが国の科学思想の特質が空間的法則よりも時間的変化を重視するものであることを具体的に説く。すなわち幕府天文方・渋川春海は西洋流の永久的天体法則は幻想であり、万物は流転すると観じたし、『解体新書』以前の医者は解剖による局所の分析を排して動態的・全体的な治療を旨とした。功利主義に傾きがちな日本人の科学観に歴史的反省を促す好著。