天文学者というと、どのようなイメージを思い浮かべるだろうか。「星空を見上げ、悠久のロマンをちょっと理屈っぽく語る」姿だろうか。じつは、その本当の姿はほとんど知られていないのが現実だ。そもそも天文学は私たちの生活に必要なのか?科学の最先端を走る天文学は今、何に取り組み、何をしようとしているのか?天文学と現代社会に生きる私たちとのつながりを考える。
衝突する銀河、生まれたばかりの星々、130億光年先の深宇宙、華々しい星の爆発…。ハッブル望遠鏡がとらえた驚きの画像約150点を収録した完全保存版。
フジテレビ系『めざましテレビ』で、2007年10月から2009年9月まで放送された人気コーナー「ガクナビ」のDVD付コンピレーションCDの“春盤”。CDには同コーナーの使用曲を16曲、DVDには20回分のオンエア映像を収録している。
ガリレオが自作の望遠鏡を天に向けたとき、近代天文学の幕が開いた。以来発展を続け、ケプラーは惑星運動の法則を発見、ニュートンは力学的宇宙論を、アインシュタインは相対論的宇宙論を創出した。そしてガモフの火の玉宇宙論へ。宇宙像は変容を重ね、今や「光の宇宙」が姿を現しつつある。科学探査機は星々の誕生と進化の道筋を明らかにした。宇宙物理学と名を変えた天文学の歩みを巨人たちの素顔とともに伝える。
宇宙論からはじまり、いま話題のダークエネルギー、ダークマターから、我々に身近な銀河、星、太陽、さらに最新のブラックホールや宇宙生物学の研究、宇宙開発、天文教育まで第一線で活躍する研究者が詳しく解説。
大づかみに計算して物理現象を理解することを英語では“封筒の裏の物理”と言い、スタンフォード大などでも同名の授業がある。元々は、物理学者が問題にぶつかったとき手もとの紙切れ(往々にして“封筒の裏”)に概算して問題に見当をつけることを指す言葉だ。面白い結果の得られる101の例をまとめた本書は、“封筒の裏の物理”の優れた教本である。
本書は世界中のアマチュア天体写真家が撮影した写真を集めたものである。『スカイ・アット・ナイト』誌と写真共有サイト、フリッカーの協力のもと、グリニッジ天文台によって行われたコンテスト「アストロノミー・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」の最初の4年間の受賞作品が収められている。木星の巨大嵐から、カラフルではかない超新星爆発の残骸、オーロラのまばゆい緑のカーテンなど、2009年から2011年についてはコンテストのすべての受賞作品、2012年についてはすべての受賞作品に加え、最終選考に残った作品も収録。
満天の星空やさまざまな天体ショー。頭上に繰り広げられる「星降る絶景」の数々があなたの心を喚起しあなたを未知の世界に連れていってくれるでしょう。本書には世界各国で撮影された星空とそして天体ショーがあふれています。未知の世界にふれそして見上げてみてください。きっとあなたの身近にも「星降る絶景」は広がっています。