二十世紀、新時代の天文学の発展は、望遠鏡の進化とともにあった。その基礎を築いたヘールは、資金・材料集めや技術上の様々な困難を乗り越え、次々と巨大望遠鏡の建設を進めた。本書には彼の尽力で始められ、アメリカの人材・技術力を結集して作られたパロマーの二百インチ望遠鏡の物語が記される。
宇宙観光旅行の乗員をのせて地球を飛び立った宇宙船WISH。しかし、その船内で世界をゆるがす大事件が発生!!管制室のモニターを通じて謎解きを試みるコナンだが、事件の真相は!?宇宙と重力の不思議を学びながら、キミも事件を推理しよう。
アスプルンドの図書館、村野藤吾の庭石、マティスの窓と光…韓国の鄙びた集落、インドの不思議な天文台、タルコフスキーが撮った廃墟。建築をめぐる旅はきっと人生の糧となる。
決闘で鼻を失った天文学者。聖書を精密に分析し、宇宙の年齢をはじき出した大司教。カヤックで海を渡って亡命しようとした物理学者に、世界トップクラスの天体画像分析チームを率いたメイド、重度の難聴ながら歴史に残る発見を成し遂げた女性ボランティア…。創世神話からプトレマイオス、コペルニクスにケプラー、ガリレオらを経て、ついにはアインシュタインの先へー。宇宙はどうやって生まれたのか?人類最大の謎に迫る有名無名の天才たちの苦闘を描く傑作科学ノンフィクション。
九世紀なかばに導入された宣明暦は、八二三年の長い期間にわたって用いられてきました。それを終らせたのは、幕府の碁打ちであった渋川春海と、公家で陰陽頭の土御門泰福によって行われた貞享改暦でした。その功により渋川は、幕府の天文方となり、同じころに土御門は、陰陽師支配の権限を掌握しました。これまであまり知られていなかった天文方と陰陽道について、あらたな事実を掘りおこしながら、綱吉や吉宗が、改暦を命じたことの意味を考えてみたいと思います。
想像上の産物から実在する特異天体として確立したブラックホールーその魅力を余すところなく伝える。X線など従来の電磁波で見られる高エネルギー現象のみでなく、宇宙線や新たな目、ニュートリノなどを手段とした粒子線天文学、さらには未開拓ともいえる重力波天文学にもふれた。
豊富な知識と経験からおいしいワインを選んでくれるソムリエのように、星空や宇宙の楽しみ方を教えてくれる「星空案内人」。そんな星空案内人になってみたい人に向けられた星と宇宙の入門書です。星空と宇宙の基礎知識、望遠鏡の使い方から、星を上手に説明するスキルまでをやさしく解説。読み終えたら、あなたも、誰かに星のこと、語ってみたくなることでしょう。
「地球の未来は?」ホーキング博士父娘が世界中の子どもに贈るスペース・アドベンチャー。
韓国の代表としてロシアのガガーリン宇宙センターに行くことになったマルとスージー!エリート操縦士一家出身のロシア候補、シャシャとともに、人間の生存自体が不可能な極限の宇宙空間で生き残るために高度の教育と訓練を受ける。しかしソユーズに乗って宇宙ステーションに行けるのはたった一人だけ…。
「やさしいソルフェージュ全4巻」を少し高度にまとめた問題集。音楽教室などで不可欠な知識を網羅し、小学校高学年から中学生、さらには高校生でも使えるようにまとめた。教師の資料としても活用できる。
宇宙はいつ、どのように始まったのか?人類永遠の謎とも言えるその問いには現在、ある解答が与えられている。ビッグバン・モデル。もはや「旧聞」の感さえあるこの概念には、実は古代から20世紀末の大発見へと到る意外なエピソードと人間ドラマが満ちていたー。有名無名の天才たちの挑戦と挫折、人類の夢と苦闘を描き出す傑作科学ノンフィクション。
本書では、人類がこれまで行ってきた宇宙探査の歴史や、地球外生命が存在する可能性のある星の謎に迫ります。物語に登場するジョージの愛読書「宇宙を知るためのガイド」は、ホーキング博士と実在の5人の科学者が最新の宇宙理論をストーリーにのせてコラム形式で解説したもの。子どもにもわかりやすく、読み応え満点です。