反射望遠鏡は、最近天文アマチュアの知らない世界で、非常な発展をとげています。NASAの3枚鏡、アイテック社の軸はずし3枚鏡カメラ、宇宙パトロール用カメラなど、名前を聞いたことがありますか?どんな構造か見当がつきますか?これらはみんな天文衛星などに積みこまれる小型、軽量、大口径の望遠鏡で、レンズを使わない反射望遠鏡です。その構造は複雑で精巧をきわめていますが、どこか21世紀のアマチュア用望遠鏡の姿に見えてきて、夢が広がっていきます。反射望遠鏡の自作や設計には必読の参考書です。
理科年表は、第1冊から第61冊まで東京天文台で編纂をしてきたが、1988年7月1日、東京天文台が東京大学を離れ、文部省の国立大学共同利用機関の一つとして国立天文台に改組されたことに伴い、第62冊からの理科年表の編纂は国立天文台が行うこととなった。
天文年鑑とまったく同じ内容の机上版。薄暗いドームのなかや、室内での調べものや計算作業などには文字が大きいので、使いやすくて便利。
天体写真を写すからといって、なにもとくべつな仕掛け方法がいるわけではありません。この本では、ごくやさしく天体写真の写し方のテクニックをみなさんにお話してみることにしました。
中世京都を焼き尽すに至った大事件を、前近代のアジアに例を見ない市民運動として描くドキュメンタリー。
この本では初めての人が実際の星空で自分の星座が見つけられるよう、春の星座についてくわしく解説してみました。北の空高くのぼりつめた北斗七星のひしゃくの中から花の香りがこぼれておちてきそうな星の季節です。ゆったりした気分で星たちの輝きを楽しんでください。
この宇宙は、いったいどんな終末を迎えるのだろう?-1958年以来書きつがれてきた、300篇以上にも及ぶアシモフの科学エッセイは、いつもこんな素朴な疑問からはじまる。銀河のあらゆる星々が燃えつき、ブラックホールする滅び去ったあと、すべての空間は希薄な素粒子の海と化す。だが、それで本当に終わりだろうか?永劫の時間の果てには、何か思いもよらないことが待ち受けているのではないか…少年のような好奇心と比類ない博識に支えられ、明快な語りくちと絶妙のユーモアを駆使して未知なるものに挑みつづける好評シリーズ第13弾!
本書では、広い領域にわたる宇宙探究の進歩を、現在の時点に立って眺めながら、それらがどのようにみえるかが語られている。各章ごとに、異なった名称でよばれる宇宙探究の各領域における研究成果が示されているから、読者の方々には、各領域ごとに宇宙の描像がどのようになっているかを、鑑賞していただけることであろう。
なぜ西洋科学は成功したのか?「天動説」から「二重らせん」までの25世紀、大科学者17人の生涯と業績を新しい視点で描く。
この写真集は、31cm反射で写した星雲・星団のうち、銀河のみを集めたものです。むろん大型望遠鏡で写した写真には遠く及びませんが、小型望遠鏡で適当な写野の広がりがあるため、広大な宇宙に漂う星雲の姿がうかがえて、大型望遠鏡で写したものとは違った美しさがあると思います。
1989年4月から1990年3月までに楽しめる天文現象をやさしく解説した天体観測ガイド。
この写真集は31cm反射で写した星雲・星団のうち銀河系内の星雲・星団を集めたものです。むろん大型望遠鏡で写した写真には遠く及びませんが、小型望遠鏡では適当な写野の広がりがあるため、天の川の無数の星々の中に埋もれた姿や、まっ黒な暗黒星雲を背景に星団だけがくっきりと浮び上ったものなど広視野の写真ならではの美しさがあると思います。
古代の星をたしかめる!旧約聖書に残る日食記録のくわしい年月日?秦の始皇帝の見た星は本当にハレー彗星なのか?天の岩戸伝説は耶馬台国におこった皆既日食か?等々、東西の天文記録を手当たり次第に検証する。
本書は、吉田巌氏が永年にわたって集積した克明なノートの中から自らカードにとって分類し、50音順にしたうえ、釧路・十勝を中心とする東北海道のものと、日高を中心とするものに大別したアイヌ語彙集成である。
学校のブツリ、むずかしくてつまらなかった。マンガもイラストもなかったし…。新進気鋭の物理学者が、自らイスラトまで物して、知的で楽しい世界を創造した。