今回の改訂では、特に近年の電波計器・電波航法の一層の進展、航路標識の近代化及び水路図誌等を取り巻く状況の変化等並びに最近の口述試験問題の出題傾向を踏まえて主要な設問を差し替え、一部追加した。
後の天文学の劇的な展開、ひいては宇宙論と自然学の変革への助走となった、コペルニクス地動説との格闘の軌跡。16世紀が孕んでいた近代科学の胎動を活写する第2巻。
宇宙観と自然学の転回点にケプラーが登場。変革の物語はついに、物理学的な地動説と天体力学の形成にいたる。最終巻、近代科学誕生の謎を解く壮大な史観が像を結ぶ。
『磁力と重力の発見』『一六世紀文化革命』、そして。「なぜ、どのように西欧近代において科学が生まれたのか」を解き明かす、近代科学誕生史“三部作”の完結篇。レギオモンタヌスら人文主義者がその体系も復元し、数学や観測による天文学を自然哲学への有用なアプローチと位置づけることで、変革への最初の一歩を刻む第1巻。
ビッグバンの瞬間に起きた出来事を捉えようとする取り組みが世界各国で行われている。人類は、宇宙の始まりの姿をどこまで解析できたのか?戦時下のレーダー技術が生んだ電波天文学によるビッグバン電波の発見から、宇宙創成0.1秒後に発生したニュートリノと重力波の捕獲までー。宇宙誕生のシナリオと、ダークマター・ダークエネルギーの謎に挑む精密観測の驚異的な世界を、観測宇宙論の第一人者が描きだす。
基礎用語理解度Check、理解度Check、重要知識の解説、実力Check、教採試験にChallenge。5つのステップで鍛える。
本書は世界中のアマチュア天体写真家が撮影した写真を集めたものである。『スカイ・アット・ナイト』誌と写真共有サイト、フリッカーの協力のもと、グリニッジ天文台によって行われたコンテスト「アストロノミー・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」の最初の4年間の受賞作品が収められている。木星の巨大嵐から、カラフルではかない超新星爆発の残骸、オーロラのまばゆい緑のカーテンなど、2009年から2011年についてはコンテストのすべての受賞作品、2012年についてはすべての受賞作品に加え、最終選考に残った作品も収録。
「太陽と月と地球、大きい順にならべると?」「雨をふらす雲は、どれ?」「天の川は、何でできている?」「台風の目って、何?」「朝、西の空に虹が出ている日の天気は?」…など、みぢかな天気や宇宙のことばかり。イラストがいっぱい。ながめるだけで楽しい。理科がおもしろくなる!クイズブックです。
日本初のオリジナルの暦、世界最高水準の地図、世界初の全身麻酔手術、エレキテル、からくり…世界をアッと言わせた江戸のチカラの数々!江戸時代の科学技術の実力は世界水準を超えていた!
あたし、射越そら。中学1年生で転校生。入部した天文部で、運命の出会いをしちゃったよ!天文部のリーダー、一輝くん。星に詳しい一輝くんに何とか近づきたくて、星の猛勉強を開始したある日。図書館で出会った不思議な本にあたしの胸はときめいた!女の子の願いを叶えてくれる12星座のキューピッドがいるって、ホントー!?星座をめぐる恋と友情の学園ストーリー!小学中級から。
「算数・数学が、実はこんなにも身近なのだ」と感じさせてくれる!!そしてまた「日本の算数・数学教育の未来」を感じさせてくれる!!究極の良問ばかり全45問!!
比喩表現から見える日本人の心象風景。ことばの形と意味とのつながりをたどり、その関係がすとんと腑に落ちるとき日本語の秘める奥深さ、豊かさを堪能できる。
「ナンバープレートの4桁が素数だと嬉しくなる」「花火を見れば炎色反応について語りだす」「揺れを感じると震源までの距離を計算し始める」「液体窒素でバナナを凍らせる」…。本書では理系の人なら身に覚えのある(そして文系の人は不可解な顔をする)「あるある」な行動や習性を蒐集し、その背後の科学的論理をやさしく解説。ベッセル関数、ポアソン確率、ガウス分布、ダーク・マターなど科学の知識が身につき、謎多き理系の人々への親しみが増す一冊。
大学理学部レベルの現代天文学を独力で学べる演習書のロングセラー『新・宇宙を解く』を大改訂!天文宇宙検定1級天文宇宙博士公式参考書。