この本の特徴は、実際の星空に近いイメージの「リアル星図」と、見やすくわかりやすい「解説用星図」を左右に掲載。星空初心者でも確実に星たちを結び、星座を探し出すことが可能。加えて星座神話や歴史、星空の動きなど、望遠鏡を使わずに自分の眼で星空を楽しむためのエッセンスがいっぱい詰まっています。春・夏・秋・冬の「四季の星座」をカラー星図で紹介/星座早見盤がわりに使える1〜12月の「毎月の星空」/図星と豊富な図版・写真を使って、星座を紹介する「星座解説」/より詳しく星空を理解するための「かいせつ」など。
宇宙はどのように進化し、現在の姿になったのだろうか。現代の天文学を牽引する「観測的宇宙論」の到達点を鮮やかに示す。
第4巻では銀河の構造および形成と進化に関する描像を、宇宙の歴史とリンクさせて解説する。第1部ではまず、銀河の基本的な観測量(質量、光度、スペクトルエネルギー分布、形態など)を概説し、銀河がどのような物理的性質を有しているかを明らかにする。次に、銀河の回転や質量分布などの動力学的性質をまとめ、銀河の持つ普遍的な力学構造を理解する。第2部では、銀河の階層構造に焦点をあて、銀河とその環境の関連性について述べる。
さまざまな天体現象を深く理解するために必要な基礎過程や基礎方程式を適切に示す。力学・熱過程などの基礎理論から物質・流体まで。
めざましい勢いで進展している天文学のあらゆる項目を網羅し、最新の研究・情報にもとづいた天文学辞典の決定版。約3000項目を収録し、第一人者が執筆。シリーズ現代の天文学の索引も兼ね、付録も充実。
想像上の産物から実在する特異天体として確立したブラックホールーその魅力を余すところなく伝える。X線など従来の電磁波で見られる高エネルギー現象のみでなく、宇宙線や新たな目、ニュートリノなどを手段とした粒子線天文学、さらには未開拓ともいえる重力波天文学にもふれた。
本書の1〜3章は、星座の生いたちと、その裏話である。4・5章は古代天文学関係、6章は我々が日常接している天文学の意外な面や間違われていることを中心に太陽・地球・月といった身近なものに限定して扱った。
準惑星とされた冥王星をはじめ惑星、衛星やリング、そして系外惑星まで最新の知見からいきいきと伝える。
私たちー生命・人間ーのもとを作った超新星爆発など、ダイナミックで多様な進化を遂げる恒星の姿を最新の知見からえがく。
私たちに豊かな宇宙観をもたらしたジャンスキーによる宇宙電波の発見。その電波天文学を基本から発展まで網羅する。
かつて、宇宙は灼熱の火の玉であった。現代宇宙論の柱である宇宙マイクロ波背景放射研究のトップランナーによる本書を読破すれば、この一冊だけで、世界の最先端に追いつける!