宇宙に魅せられ、探究し続けてきた人類の記録。古代から2009年まで、国内外の天文・宇宙開発に関するトピック2907件を年月日順に掲載。暦の作成、望遠鏡製作、天体の発見、月面着陸、宇宙ステーション構築、宇宙論、SFの発展など幅広く収録。「事項名索引」「人名索引」付き。
中国古代研究には不可欠である基本的な史書・典籍記載の年月日・年号・星名をはじめそのすべてにわたって解明するとともに、誤記・誤脱・錯簡を多数発見。あらゆる分野の古代研究家の永遠の座右の書。
コペルニクス体系の基礎を解明し、同時に新しい科学方法論を確立した不朽の名著。地動説論証のためにガリレイが直面しなければならなかったさまざまなスコラ学体系の難関・障壁と、それがいかにして突破されたかが如実に示されている。近代科学の黎明を告げる大著であり、科学革命の宣言書である。
古来、人類は宇宙や天体に何を見てきたのだろう。万葉集には、月や雷を神としてうたう歌がみられ、ハワイでは、星の動きに天地創造を見る祈祷歌が今も歌い継がれている。詩歌は、人々の想いや生活だけでなく、その時代の自然観を映す鏡でもある。国立天文台の台長を務め、すばる望遠鏡建設を牽引した著者が、天文をテーマにした詩歌を紹介。果てしなく広がる天文と詩歌の世界が楽しめる歳時記エッセイ。
本書は、読者が計算機と対話しながら学べるコンピュータ援助学習の教材として編集。中学生からアマチュア天文家までが理解できるように天文学の基礎知識をプログラム化し、カラー・グラフィックによって天文学全体を視覚的に楽しく学べる。
ロマンに満ちた星空を解明する!素粒子物理学と結びついた最新の宇宙論、探査機でわかった木星、土星、ハリーすい星の情報、暦はもとより太陽や月の神話も加えた約1100項目。図版・写真約250点、基本データも掲載。