晴れたり曇ったり、突然の嵐がやって来たり、今日のような天気予報がない時代、人々は空を眺め、きっと不思議に思っていたに違いない。近代的な天気予報が発表されるまでの予報といえば、それは古来伝えられてきた「ことわざ」だった。いまだ色あせずに残ることわざを読み解くことで、先人の知恵と観察力を学ぶ。
遺跡の迷宮にはまり込むように、カレーライスにとりつかれたデラシネのボヘミアン。海外の様々なカレーを見聞、体験、実践。放浪の末に漂着した地、東京芝浦で、カレー専門店を開店させた著者が語るカレーへの熱き情熱。
「おいしい!」「カッコいい!」「好き!」…ふだんよく口にする言葉、もっと的確で洒落た言い方ができるはず。使える語彙が増え、会話やメールがより知的になるお役立ち本。
アテナイ民衆に親しまれ受容された宗教観・信仰を同時代の弁論作家・歴史家・墓碑銘・献辞・祭祀規則などの文献資料を渉猟し考察。ソポクレス、ソクラテス、プラトンら独自の宗教観に生きた詩人・哲学者たちの思想を理解する前提としての「民衆宗教」を描き出す。
「人種差別の極致ともいえる南アフリカ共和国のアパルトヘイト-いったいこのような不合理な制度がいつまで続くのか。国際社会はそれに対して有効な手を打てないのか」本書は、外務省アフリカ第二課長としてこの問題に取り組んだ、著者の3年間の記録である。
阪神大震災、9・11以後も新たに林立しつづける超高層。私たちはいま一度、根底的に住むことを問わなければならない。『乱歩と東京』『うわさの遠近法』『群衆』の著者による縦横無尽の建築原論。
本書では、気象ウォッチの手順を説明し、個別の具体例によってそれを実践する手法を示しました。個々の事例について、それぞれの気象資料の着目すべきポイントを、具体的に示しウォッチを展開させています。
たとえば「逮捕」と「検挙」の違いって?ぜひ身につけておきたい常識雑学をギューッと一冊に凝縮。
とかく例外が多いと言われる英語を合理的に学ぶにはどうしたらいいか。これまで、「例外」や「俗語表現」で片付けられてきた現象も、実はしっかりとした合理的な説明が可能なのだ。どこまでが英語の常識で、どこからが本当の例外なのか。そして、英語の「常識」と言われてきたものの中に、本当は「常識」でも何でもないものが含まれていたとしたら…。本書は、従来の英語観を根本から覆す、本当に英語ができるようになるための秘密の知識満載の書である。
大島より沖縄まで南東の風九メートル、雲量九、雲高五〇〇、視界不良、小雨、沖縄本島南岸に沿って弱い不連続線…。大戦末期、航空戦に不可欠の気象情報を掌握し、南西諸島の作戦遂行に寄与した海軍気象士官が、沖縄気象班編成までの苦難の道と米軍との壮絶な戦いに斃れた沖縄海軍部隊の最後を描く感動の話題作。
15万人が実証!読むほどに聴くほどに英語の勘がよみがえる!英会話を基礎から応用まで効果的に修得できる道筋とコツ。
雪あそびはみんなだいすき。でも、空気とだって、雨とだって、風とだってあそべます。天気をからだで感じながら、身近な天気のひみつを自分たちでさぐってみましょう。
平成16年度第2回試験の全問題・全解答を掲載。問題の解き方、考え方を丁寧に解説。
激動期の今、経営が見失っている大切なものは何か。ブリヂストン、そこでの創業者・石橋正二郎と重臣・柴本重理というスケールの大きな男同士の出会いの物語を通して、いつの世にも変わらぬ企業経営の本質が見えてくる。タイヤメーカー経営者の中枢に最も近い著者ならではの核心をついた渾身の手記。