ポーランド系ユダヤ移民の子としてブルックリンに生まれ、証券会社の事務員からディーラーへと転身。弱冠27歳で全財産3万ドルをなげうって証券会社カーター・バーリンド・ポトマ&ワイルを創業。偉大な会社を創るという内に秘めた壮大な夢へ堅実かつ大胆な方法で近づき、世間を驚かせた巨額M&Aの連続で世界最大の金融機関シティグループを創り上げた男、サンディ・ワイル。ルービン、バフェット、グリーンスパンらアメリカ経済を動かした人物が交差した波瀾万丈の人生とビジネスを語った初の自伝。
日本経済は二〇世紀末になぜ道を踏み間違えてしまったのか。何が間違っていたのか。資産価格の異常な高騰とその後の大停滞という「罠」に落ち込んだ要因はどこにあったのか。著者は、旧経済企画庁で経済政策調整の衝に当たった経験を思い起こしながら、政策立案の過程で考えたことや今にして思うこと、失敗から学んだことなどを、率直かつ明快に論じる。国際環境や国内政治、社会情勢、官庁の力関係などの理解抜きに現実経済の動きを理解できない実例を具体的に紹介し、複雑な要因が絡み合って出来した不幸な現実を批判的に検証。過去の経験が忘れ去られつつある今、大きな犠牲を払って得た教訓を生かすべく、未来へ向けた具体的提言を行う。
なぜ、プロジェクトは悪化し続けるのか?「真のプロマネ」が伝授する実践的問題解決スキル。すぐに役立つリカバリー・マネジメント・ツールを収録。
交渉術は「戦術〈一次元〉」と考えるから失敗する。「取引設計〈2次元〉」と「セットアップ〈3次元〉」の見極めこそが重要である。交渉の相互利益と価値を高める生産的方法。
一人ひとりが「位置」と「役割」を与えられ権力が「正統性」をもたなければ、社会は機能しない。反中央、地域志向、反教条主義の「自由」を保守すべき根拠を掘り下げ、第二次大戦のただ中、戦後世界が「産業社会」になると予見し、その青写真と、米国の使命を明快に論じきった堂々の力作。生涯を貫く問題意識と方法論を知る社会改革への野心作。
過去の出題傾向を丹念に分析したうえで、重要度の高い問題を作成・掲載。択一式の問題を中心に、経済理論を確認する基本的問題のほか、時事問題対策として、実践的問題も取り上げた。
組織が繁栄を続けるには、組織内の人間が、自らの能力を超えて成長できなければならない。世界に先駆けて企業の社会的責任を説いた現代マネジメントの金字塔。
なぜ失敗するのか?なぜうまくいかないのか?どうすれば成功するのか?失敗から学ぶ成功のノウハウ教えます。
中国の政治には「対等」という概念がない。だから外交も上下関係しかなく、交渉は存在しない。中国とヨーロッパとの最初の外交問題はアヘン輸入増大による貿易収支の悪化であったが、中国は武力行使によってこれを解決する道を選んで敗北した。その後も中国は「対等の外交」ができずに失敗を繰り返す。近代国家からは程遠い特異な中国政治の本質に迫る。
百マス計算だけでは学力崩壊は防げない。公立中高一貫校も問題解決の切り札足りえない。家庭教育は迷走しつづける現実。-数学オリンピックメダリストを育ててきた著者による謎解き。
事業承継問題や事業再生問題の解決手段として、M&Aの活用はいまや、当たり前!中小企業M&Aを黎明期からリードしてきた執筆陣が、巨大企業の買収劇とはまったく異なる中小企業M&Aの基本を、地域金融機関のためにわかりやすく解説。
黒人暴動が相次ぐ60年代アメリカで、企業の社会的貢献を実践した時代の先駆者、ジョー・ウィルソンの波乱の人生を描いたヒューマン・ドキュメント。
本稿の目的はベトナムの投資環境の分析、失敗のない戦略的進出方法の解説から、進出に当たっての物流・工場建設・労務・税務管理など、ベトナムの現場での的確な事業展開ができる実務的、且つ具体的な手引きを紹介することである。
多くの悲劇的な喪失を経て、希望に満ちた結末に至る物語。