プロジェクトマネージャー情報処理技術者試験受験のための思考整理学。システム企画者およびプロジェクト管理者へウォータフォールモデルとプロトタイプの問題点を克服する新「システム開発手法:Mai Dvo Clu」を解説する。
思春期妄想症の治療、破瓜病のフロイト、ラカン、ソシュールに拠っての検討、思春期妄想症の類型化試論、非定型精神病概念を青年期例にも有用とする見解、性の角度から行った境界例概念の再検討、笠原提唱のスチューデントアパシーのコフート、ラカンに拠った再検討など、概念と症例にたいする創見にみちたアプローチが展開される。後半では小学生・中学生の年代で問題にされてきた自閉症や、登校拒否や、家庭内暴力の、青年期における病態が論じられ、あるいは青年期に集中する性の病態が、とりあげられる。
中世的混合王政の抵抗と難死。「国王はその私財で統治しなければならない」。混合王政における国王の大権と諸身分の特権の互恵性はこの財政原則によって支えられていた。貨幣経済の発展と国王行政の増大は国王の自活を困難にし、戦費に限られていた議会税が文政費にまで拡大された。租税国家へのこの動きに混合王政の二元主義的伝統は執拗な抵抗を行った。財政の圧力と歴史の重量が相克するダイナミズムを解明する。
初等的なミクロ経済学と数学の知識をもとに、環境経済学の全体像をしっかりと理解できる。環境経済学を学びたい学部生、大学院生に最適。
たとえば、旅客機「コンコルド」の墜落と、歩いている人が空き缶やバナナの皮ですべってころぶことは、同じ原因の失敗です。これらが同じであることを納得していただくために、まず、すべての失敗が41の原因から起こることを示します。このたったの41の項目を頭にきちんと入れれば、過去の失敗をくりかえさずにすむのです。そして、ケーススタディとして、どこかで聞いたことのある有名な失敗(タイタニック号の沈没、歌舞伎町雑居ビル火災、ニューヨーク世界貿易センタービル崩壊、チェルノブイリ原発の爆発、信楽高原鉄道の正面衝突、地下鉄サリン事件、など全178事例)をとりあげ、その失敗のシナリオをきちんとあかします。
明治維新から第二次世界大戦まで、経済・外交における失政の連続により戦争への道に追い込まれ、国家の崩壊を招いた日本の軌跡を綿密に分析、「平成大停滞」以後に向けた日本の針路を鮮やかに呈示する野心作!第1回「河上肇賞」受賞作品。
“ささいなミス”から“危険な事故”まで、絶対知っておきたいあんな失敗、こんな失敗が満載。いざというとき慌てない、失敗への対応力と実験の基礎力が身に付く。基本実験操作からサンプル調製、実験環境まで、知らなきゃ損する失敗の解決策、教えます。
増え続ける製品事故とリコール問題ーそれは、複雑化する要求機能が生み出した“現代病”である。家電製品やソフトウェアなど、対象分野をさらに拡大。新たに集録した全191事例を徹底分析し、その原因と対策を探る。
経済を発展させる最も重要な要因として「企業者」による価値創造的な行為を分析の中心に置き、そのような行為を企業者に促す条件を考察しながら「経済発展」を体系的に解説。
財政赤字のもとでの交通社会資本の抜本的な再整備に、2011年PFI法改正の成果をいかに取り入れるか。経済理論に基づく基礎知識から、日本の現状と課題、イギリスとアジアの状況と事例紹介、国際研究動向まで、理論に基づく実務を意識して解説。
栄光と失敗、論理と閃きのダイナミクス。量子力学と相対論という二つの革命から始まった「物理学の世紀」を一望する名著、待望の邦訳。
ITやAIに追いつめられた人間はどこへ行くのか?身体は?都市は?そういう時代にこそ“手”が決め手になる。必要なのは“手の思考”だ。幼年期からアキバに通いつめDIY工作に入れ込んだ著者が、世界の各地で試みたラジオアート実験を回想しながら“手の思考”について記す。
近代製糖業発展のダイナミズムの全貌を解明。戦前台湾を舞台に発展した近代製糖業のダイナミズムを解明するため、台湾製糖、大日本製糖、明治製糖、塩水港製糖という四大製糖の企業経営と企業間競争の実態を経営史的に分析。パイオニア企業の長期優位と凋落、失敗企業の再生と飛躍、後発企業のトップ猛追と逆転といったプロセスをトップマネジメントの戦略的意思決定を通して明らかにする。
語り継ぐ巨大戦艦の航跡。最高の頭脳と技術、莫大な国家予算を投じて極秘裏に建造された戦艦『大和』-日本の美称をその名とした世界最大・最強の戦艦の栄光と悲劇を後世に伝える珠玉の証言集。昭和20年代から月刊「丸」に掲載されてきた設計者・乗員らの生々しい執筆記事の集大成!