人と組織は合理的に失敗する。とくに日本の組織において表面化するこの「不条理」のメカニズムの解明に挑んできた著者。その長年の「不条理」研究を発展させ、集大成として書き下ろしたのが本書である。失敗する組織内では、指導者たちの合理的な判断によって、「やましき沈黙」が生じ、潜んでいた「黒い空気」が、いつのまにか組織全体を覆ってしまう。日本近代の戦史から現代の企業経営史まで、この絶えることのない「不条理」現象に着眼し、本書では最新経済学や経営学、さらには哲学を援用して、組織を汚染し、破滅に至らせる病への処方箋を、現代を生きるリーダーに向けて提示する。
職は転がるな!展望をもて!安易な一歩は踏み出さずまずは自分を見つめなおして将来を描く。転職を考えるすべてのビジネスパーソン必読の書。
IT/金融/経営。知性と行動力を磨き、プロフェッショナルを極める。センスなし、経験なし。真のM&Aコンサルタントを目指す元エンジニアの成長物語。
「本職はウインドサーファー、趣味は研究」が口癖の世界的研究者がいる。彼こそが、これからの地球を救う「光量子コンピューター」研究の第一人者、東京大学工学部教授で量子物理学者の古澤明だ。数々のスポーツ歴を誇る古澤がこだわるのは「一番」。挑戦する以上は必ずトップを目指すその精神は、今の日本人研究者の中でも稀有だ。失敗も含めてとことん研究を楽しむ。研究費不足と闘いながらも「世界一」を志す気鋭の研究者の頭の中を、「ハゲタカ」シリーズの人気作家・真山仁が徹底分析する!
独自の投資術を磨いてきた僕が本気で伝えたい、新NISA活用術!この1冊で、一生使える「投資脳」を手に入れる!
多くの米国企業が苦悩する中で、独自の新製品開発に成功し世界から注目を浴びる3M社ーそこには効率優先の原理を捨て、一貫して創造性を追求するユニークな経営がある。本格的取材により、初めて3M経営の全貌を解明。
本書は、カウンセリングの失敗要因の分析をメインテーマにした類のない事例集です。失敗を真摯に受けとめた冷静な分析は、成功事例の分析からよりもむしろ多くのものを提供してくれるにちがいありません。個人のカウンセリングだけでなく、家族カウンセリングについても多くの事例を集めています。
ヴェリコフスキー、常温核融合、占星術、ルイセンコ事件、超心理学、インチキ医学、創造科学、AD-X2バッテリー添加剤事件、UFO、木星効果、ポリウォーター…etc.科学の裏切り、誘惑する超科学。
二十数年前、東京。ごく普通の大学生だった僕は、使っても使ってもなくならない時間をいつも持て余していた。金のかからない暇潰しを探して仲間たちと町を歩き、ガールフレンドとぎこちないデートをしていたあのころ。今から思うと恥ずかしさに叫び出したくなるような、「失敗」だらけの毎日…。誰もが必ず経験する、若かりし日のじれったくて気恥ずかしい出来事の数々。情けなかった、それでもやっぱり輝いていた青春時代をみずみずしく描く、著者初の小説集。
ODAとは国家予算を財源とする政府開発援助のことである。ODA予算は防衛費と並んで聖域視されてきたが、長引く不況によって、その意味と効果について綿密な検討が迫られている。そもそもODAという発想は、どのように定着していったのだろうか。予算の内容および決定と執行の仕組み、さらに諸外国の実情などの歴史と現状を洗い出し、日本のODAを徹底検証する。
もう夢中だっ!!おいしい水、おいしい土、草花365日爆笑園芸マンガ。
餓死者三千万!!文化大革命をはるかに上回る犠牲者がなぜ生まれたのか。「大躍進」のヴェールを剥いだ迫真のルポルタージュ。
まだ年若いルパンがはじめてくわだてた計画、それは大富豪アンベールのやしきから、一億フランの証券をぬすみだすこと。ところが、事件は思いもよらぬ展開をする。大怪盗ルパンにも、まずしくみじめな青年時代があった。彼が、親友ルブランにうちあけたふしぎな失敗談から、アルセーヌ・ルパン誕生の秘密が明かされる。
第二次世界大戦におけるドイツ軍隊ー空軍・海軍・陸軍・武装親衛隊とドイツ政府が行なった数々の失敗を考察する、誰も試みなかったユニークな戦闘・兵器分析論。ベルサイユ体制下、国家再建を果たしたドイツの史上最強と謳われた軍隊はなぜ滅亡したのか。歴史の事実を真正面から直視する新しい視点の戦争学。
医療は変わらなければならない!なぜ医療過誤は起こるのか…どうしてマネジドケアは失敗したのか…医療を市場原理に委ねた時、何が起こるのか…苦闘する米国医療の現況から現代医療の根本問題に迫り、21世紀医療の原則を示す。