サービスの時代に問う企業革新の書。誰が顧客なのか。組織重視・生産主導型の経営論を超えた新しい企業哲学の誕生。
「魔法が見つかった!」と叫びながら息せき切って現われたのは宮廷魔術師のクエスター。穏やかに問い質せば、宮廷書記のアバーナシイを犬の姿から人間にもどす魔法を見い出したという。だが、誰もが懐疑的だった。なにしろ相手は名うての“ヘボ”魔術師。またぞろ冗談かと思いきや、当人はいたってまじめ。そこで犬のアバーナシイは大変身の魔法をかけてもらうことにした。ところが、魔術師が呪文の途中でクシャミをしたから一大事。おかげで、アバーナシイは現実のアメリカへ飛ばされ、かわりに奇妙な瓶がランドオーヴァーにやってきた。
組織を逆転させ、「現場」中心、「全員が主役」の新・経営戦略で、あなたの企業はよみがえる!
「買ったら売るな!」証券会社が必死で隠したがるこの事実。株安のときこそ、安全・確実なこの方法が決め手。
現代の悲劇-倒産に追い込まれた26社のケースから、共通する原因を探り出すとともに,現代社会に生き残る条件と技術を浮き彫りにす。
外圧としての日米構造協議、内圧としての消費者の意識変化…。いま、流通の世界は大変革の時代に突入した。大店法の改廃、規制緩和、小売業の興亡を読み抜き、最も進んだ流通形態“ニューリテイラー”の誕生を説き明かした、近未来のシナリオ。
相続対策におけるさまざまな失敗事例をケース別に紹介し、その失敗原因と改善策、改善策による節税効果ならびに実施上の注意点等を詳述した、かつてない相続対策失敗“実例”集。
本書は、最新の手法を積極的に取り入れることによって、さまざまな経済領域の分析を試みた斬新なテキストブック。とくに、ミクロ分析が現実の態様をどの程度解明しうるのかという観点から、市場と情報、労働市場、産業組織、都市経済、国際経済といった領域で多彩な分析が試みられ、その有益性をつよく訴える。
爆発・加速する情報と人が手にする価値ある情報との落差、それをどう埋めていくか-。情報の「師」ワーマンが、その方法をやさしく楽しく手ほどきする。
不思議、驚異、感動…タマゴの知られざる魅力に120%迫る。
東・東南アジアにおける日本ジョイント・ベンチャーの成功と失敗の分かれ目はどこにあるのか。世界100ヵ国歴訪の経験をもつ著者シカンダー・カーン(ストックホルム大学)が日本企業を徹底的に分析し、その鍵を解く。
リーダーの日々は、自分の姿勢をどう表現し、いかに示すかの「自己表現」の日々であり、また、仕事をいかに指示し、どう納得させてやらせるかの「説得」の日々であるといってよい。自分が直接手を染めることが少なく、大部分を部下にゆだねるのだから、まさにリーダーの仕事は、「自己表現」と「説得」の連続である。上に立つほど“いい仕事”を求められる諸氏へ、管理職研修・教育の経験豊かな著者がアドバイスする「いま、やるべき28講座」。
戦争では武力による戦闘の陰で通貨の闘いもまた激烈を極めた。十五年戦争期の中国においても、国民政府の通貨=法幣を中心に、日本側の軍票・聯銀券・満銀券・儲備銀行券、そして共産政権の抗日根拠地のソビエト貨幣の間で三つ巴の抗争が展開した。しかし敗戦とともに日系通貨は崩壊し、法幣に吸収され、中華人民共和国が成立して、法幣も人民幣に最終的に統一される。本書は、この近代中国の通貨統一の過程を、膨大な逐次刊行物の記事、外交・金融関係の未公刊文書に克明に追う。通貨制度・通貨政策の展開、通貨価値の推移が明らかにされるとともに、近代日本の東アジアにおける軍事的植民地建設の営為も鮮明に示されるであろう。