「油商人としての大山崎神人」「内蔵寮経済と供御人」をはじめ、北野麹座・興福寺塩座・越後青苧座・奈良門前市場・淀魚市場等の実証的研究で、中世史・社会史及び非農業民研究の先駆となり、半世紀を経て今なお大きな影響を与え続けている著者の論文8篇を初めて集成。
工場の管理者・監督者は、会社の命運は危険作業教育修了者の双肩にかかっていることを認識し、処遇と尊敬を考慮しなければならない。危険作業に従事する者も、これを深く自覚しなければならない。本書は、爆発を絶無ならしめるための絶対必須の知識について述べたものである。
『新約聖書ギリシア語小辞典』(教文館)の著者で、長年大阪聖書学院で新約ギリシア語を教えた織田牧師による文法解説書。解説に重点を置いているので独習に最適。約1800題の練習問題にはすべて解答が付いているのが特徴。
「一人の患者について必要なことを知り尽くそうとする終わりのない努力…」(山下格)を私たち精神科医はその職歴の間に何百回と繰り返すのだろう。今、そのキャリアの入り口にいる若人に、精神科的な診察や診断について何を伝えるべきか、編者2人とその精神医学教室の現時点でのまとめが本書である。
厚生労働省のガイドラインを網羅。2年間の臨床研修機関に習得すべき事項を余すところなく記載。簡潔な記述、3Dのビジュアルな図で、短時間で頭の中をスッキリ整理。ベテラン医師の考え方がわかる「ココがポイント」「ココが豆知識」。届出義務、診断基準など、実地医療を行うのに必要な項目を付録として満載。研修医だけでなく、指導医、クリニカル・クラークシップ実習を受ける医学生にも満足の1冊。
本書は、加藤高明(一八六〇〜一九二六年)の政治指導を分析し、戦前期における二大政党制(一九二四〜一九三二年)の形成過程を明らかにするものである。
「今日の治療薬」「今日の臨床検査」「今日の処方」に続いてお届けする「診断編」。診断へのアプローチで参考になる「診断基準」がお手元に。総項目数416、多数の疾患の診断基準を掲載。
これまでに刊行されたいくつかの日本音楽教育史を扱った著作の大部分は、ほとんど明治時代以後の学校音楽教育のみを記述したものです。教育と言えば、一般社会ではすぐ学校教育のことを連想されるが、本書では、生涯教育の観点から、原始時代にまで遡り、日本民族が生み出した各種音楽の起源と、その伝承、教育、発展の歴史を広く学際的、文化史的立場から系統づけようと試みたもので、音楽教育に携わる多くの方々の必読の書です。