文学部・心理学科・認知神経心理学研究室の分室『情報科』の室長を務める火鳥竜介はウェブサイトで超常現象、オカルト、神話伝承などを扱うフォーラムを複数主宰していて、そこに書き込みがあった。保育園の保母からで、ひとりの園児が高句麗のお姫様が竜の背中にのってお山に飛んでいくといいだしたという。お姫様が竜を踏んづけてなどという話になったが、何か悪いことがおこっていて、この園児の言葉は吉か凶かというような質問だった。高句麗の姫というのは、日本神話に登場する菊理媛と関係があると一部で強く言われていて、黄泉比良坂のシーンに登場するから暗黒世界の女神なのだが正体不明なのだ…。歴史部の面々も総登場の新たなる大きな謎は。
日本の林業は今、森の再生が可能かどうかの“最後の局面”にある。だが、林業の再生に向けて動き始めている人たちもいる。林野庁も新流通システムと新生産システムというメニューをつくり、間伐材をしっかり使ってゆく「社会システム構築」のために動き出した。日本の山再生に向けた新たな動きと、それを支える思想をレポート。
理工系の各分野にそのまま応用できるよう書き上げた解析学の入門書。数学的厳密性を多少とも犠牲にし、直感的にわかるよう日常語で説明している。具体的な現象を題材として扱い、数学的内容と関連させ、解析学に登場するいろいろな事項を単に羅列するのではなく、それらが互いに有機的なつながりを持って全体として一つにまとまるようにした。
本書は、人の生と病い、そして医療者のあり方をめぐって展開を見せているナラティヴの考え方に焦点を当て、ナラティヴ・ベイスト・メディスンや社会構成主義といった立場から、実践家・研究者が集い、心身医学、内科学、看護学、終末医療、医療倫理、医療訴訟、医学教育、遺伝相談などの医療の姿を多声的に描き出したものである。
「お金哲学」を持たないばかりに方向性を見失い、金融機関にカモにされるばかりの人たちは多い。どうお金を扱ったらいいのか。どうしたらお金は貯まるのか。どうしたらそこそこのリターンをあげていくことができるのか。お金と幸福の関係、また自分にできる社会貢献は?こうした疑問を常々考えていたのでこれを機会にまとめてみた。
弥次さん喜多さんとパズル的な問題を解きながら、東海道を楽しく旅します。さらに、世界に誇る和算を、問題を実際に解いて生き生き体験。
青山剛昌の原作に基づくTVアニメ・シリーズを、小栗旬主演で実写ドラマ化。修学旅行を控えたある日、高校生探偵・工藤新一のもとにクラスメイトの誰かを誘拐するという脅迫状が届く。そして、園子と蘭が次々と姿を消し……。
ぶれない基軸で、時代と向き合う。この国の座標をどこに置くべきか。9・11から5年、戦争とマネーゲームを否定し続けた構想力。
この本では、快適で機能的で、そして美しい「和モノ」の知られざる魅力と、その驚くべき工夫をたっぷり紹介する。行灯やすだれなどの生活グッズをはじめ、浴衣や下駄などのオシャレ品、風呂敷やたわしなど使い勝手のいい小物、寿司や蕎麦などの世界に誇る和食まで、日本が世界に誇る「一〇〇の和の逸品」を取り上げた。
パパが戻ってきたら、僕は何もかも告げ口してやる。伯父さんもママも兄ちゃんも、みんなパパを死んだと決めつけていたんだ、でも僕だけはちゃんとパパのことを信じてたよーって。「喪失の痛み」を乗り越えゆく少年の内面を、みずみずしく描いた感動作。
口径0.08ミリメートルの超極細無痛注射針から秒30コマで「ミクロの決死圏」を動画撮影する飲むカプセル内視鏡まで、独自の技術力で世界に発進する企業たち。
東明流手相術、恋愛運、結婚運、財運、健康運、性格・適職運、仕事・成功運ーあなたのツキを呼ぶ幸運線はこれだ。
本書は、現役外資系ビジネスマンである監修者と著者が、普段の業務から集積した表現の中で最頻出のフレーズのみを抽出し、「こういう状況では必ずこう言う」というように表現が口をついて出てくるような配慮がなされています。また、業種にとらわれず、ビジネス全般に共通な表現のみを使用しているので、外資系はもとより、あらゆるビジネスマンが使える内容です。
木に登るライオン、溺れるカバ、自転車に乗るマサイ族、虫を嫌う日本人…。ケニアで5年間、サファリガイドをつとめた青年が、野生動物やその地で出会った人々について綴ったノンフィクション。