昭和という激動の時代を生き抜いた仏教者、伊藤真乗。京都の醍醐寺で真言密教を修めたのち、現代社会における仏道を探求した彼は、やがて、真如苑を開創し、一宗を興すことになる。数多くの仏像を自刻し、「昭和の仏師」とも呼ばれた伊藤真乗、その生涯は、人々の心に仏を刻むものであった。写真79点+口絵7点収録。
増加・減少の要因とは?歴史人口学が日本の姿を明らかにする。
「大仏をこわしてよ」少年モリオがハトの母に懇願する。幽明の境を越えた母子の物語は中世のキンギョ丸、アイゴ若説話、アイミツ丸の悲劇にリンクし、絡み合う。時空を飛び交い、様々な時代に生れ死ぬ母と子。物語が物語を呼び、記憶が記憶に重なって、豊饒な小説世界が立ち現れる。現代文学が到達しえた驚異の傑作長篇。紫式部文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
100校の入試問題の分析でわかった問題文のテーマ別対処法。中学受験で出てくる国語の問題文には、大学入試顔負けのものも珍しくはありません。かといって、小学生はそんなにさまざまな文を読みなれているわけでもありません。このギャップを埋めるには、頻出する問題文の内容=テーマごとに、的確な対処法を身に付けていくのが一番確実な方法です。出る順に並べられた12のテーマについて、塾での実体験に基づいて、小泉先生がお母さんに分かりやすくその教え方を解説。
簡単な体操をつづけると、あんなにつらかった腰痛や肩こりが魔術のように治ります。誰でも、いつでも、どこでもできる。
資産運用に必要な計算力や論理力を持っていない人は、他人が自分をだましているかどうかの判断すらできない。大切なのは「計算と論理」、「美味しいカモ」から「手強い客」へ。
“脱貯蓄”へー大転換しないと格差社会に生き残れない!増えない年収、アテにならない年金、重くなる負担!貯蓄中心の古い発想では死ぬまでお金に苦労する。貯蓄、投資、ローン、保険…これが一生トクする新常識だ。
ある日突然隣家に住む最愛の妹一家を奪われ平凡だがあたたかな暮らしを一夜にして失った女性。事件直後の悪夢の日々、そして立ち直りを模索しつづけた家族の道のり。
美人金なし。-美容整形に惜しみなく努力と金を注ぎ込み、名実ともに「美人」で「貧乏」になった中村うさぎ。ありとあらゆる手立てを尽くして、抗えないはずの「加齢」に果敢に立ち向かってきたのだが…。人生、ままならぬこともある。欲望のままに生きる暴走女王がもの申す、最新エッセイ集。
無職、バツイチ、借金アリの夫を、「そうじ力」のカリスマ、200万部突破ベストセラー作家に育てた「妻の力」。すべての男性に能力を発揮させる方法として、夫に限らず、職場の上司・部下、結婚を前提とした彼氏の育成など、広範囲にわたっての応用が可能。
パデュアの富豪の二人の娘は好対照。求婚者に囲まれたビアンカと、だれ一人言い寄る者ない勝ち気なキャタリーナ。そこへ現れた一人の若者、金持ならばどんな女でも結構と言い放ち、奇想天外な方法で「じゃじゃ馬馴らし」に乗り出した…。軽妙な言葉の応酬が冴える、傑作喜劇。
「ぐずぐず生きる」「80歳を過ぎたら手術は受けない」「仕事が嫌いなら、心を込めずに働く」「がか検診は受けない」…。人はいつか必ず死ぬ。崩壊寸前の日本の社会システムのなかで、どうしたら有限の命を面白く生きられるだろうか。そもそも面白いとはどういうことか。飾らない人生観と独自のマイノリティー視点で、現代社会の矛盾を鋭く突く!生きにくい世の中を少しでも快活に過ごす、本音炸裂エッセイ。
いまの日本人が忘れかけている、人生の本質をズバリ突くがばいばあちゃんの至極の言葉。「笑顔は宝!」「人生は総合力!」「節約は天才!」「ムダな命はひとつもない」たとえ貧乏でも、勉強ができなくても、完璧でなくても、考え方ひとつで人生を開けていくことを教えてくれる知恵の数々。ほんの少し違う角度から世の中みるだけで、明日は必ずいい日になる。
サクラ、バラ、アジサイ、ウメー花木は庭の主役。いつ、どこを、どのように剪定すれば、花がよく咲くか。代表的な花木67種の剪定方法を豊富なイラストでわかりやすく解説。