子どもだってストレスはたまるさ。きみのストレスをチェック。
社会構成主義によるケア論の革新、「ナラティヴ」の時代へ。ナラティヴ。このたった一つの言葉が臨床の風景を一変させた。「精神論vs.技術論」「主観主義vs.客観主義」「ケアvs.キュア」…二項対立の呪縛を超えて、「新しいケア」がいま立ち上がる。
前753年、一人の若者ロムルスと彼に従う3千人のラテン人によりローマは建国された。7代続く王政の下で国家としての形態をローマは整えてゆくが、前509年、共和政へ移行。その後、成文法制定のために先進国ギリシアへ視察団を派遣する。ローマ人は絶頂期のギリシアに何を見たのかー。比類なき大帝国を築きあげた古代ローマ。その一千年にわたる興亡の物語がいま幕を開ける。
ギリシアから視察団が戻り、前449年、共和政ローマは初の成文法を発表。しかしその内容は平民の望むものとは程遠く、貴族対平民の対立の構図は解消されなかった。近隣諸族との戦闘もさらに続き、前390年夏にはケルト族が来襲、ローマで残虐のかぎりをつくす。建国以来初めての屈辱だった。ローマはいかにしてこのどん底から這い上がり、イタリア半島統一を成し遂げるのか。
「人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと愛したことを思い出すヒトとにわかれる。私はきっと愛したことを思い出す」。“好青年”とよばれる豊は結婚を控えるなか、謎の美女・沓子と出会う。そこから始まる激しくくるおしい性愛の日々。二人は別れを選択するが二十五年後の再会で…。愛に生きるすべての人に捧げる渾身の長編小説。
18世紀半ば。華やかな大都市ロンドン。だが、一歩裏通りに入れば、日々切実な思いで暮らしているさまざまな職業の見習いの若者たちがいた。夢と希望を紡ぎながら生きる少年少女たちの喜怒哀楽を、物語性ゆたかに、印象的に描く。中学以上。
点灯夫、鏡細工師、産婆、質屋、葬儀屋、靴屋、時計屋、鳥かご作り、薬屋、印刷屋、ペンキ屋、人形店…18世紀ロンドンの下町の人々の生活ぶりが、鮮やかにユーモラスに浮き彫りになる。季節ごとの行事を軸に展開する12編の短編連作。中学以上。
出会いとすれ違いの一瞬から過去と未来のざわめきが聞こえる。曲がり角の先の広がる世界へ。友部正人詩集、1992年〜1996年。
本書では、「生姜紅茶」をはじめとして、ふだんの食事や生活で安全、簡単に体が温まる方法に加えて、症状別・病気別にどんな温め方が一番効果的かなどについて取り上げた。また、「体を温める」ことで実際に治っていった方々の事例も収録。
「編集の学校」で好評の授業が本になりました。小説を書くための基礎技術を毎日無理なく学べる。はじめて小説を書く人でも大丈夫。書くことが好きな人に贈る、書くことが今よりもっと楽しくなる本。
本書は岡山大学工学部情報工学科の2年生のための「応用数学」の授業のための講義ノートとして作成したものが基となっている。
「もうがまんできない。」「そろそろやろうよ。」「やろう。」「やろう。」ねずみ、くま、つる、いたち…。おならくらべはじまるよ。
創建時の大仏殿の大きさは?部材の年輪から法隆寺の年代がわかる?「世界遺産」として登録されている奈良の史跡の魅力と謎を、発掘調査や遺跡保存の第一線にたずさわる研究者たちが語る。専門家と一緒に古寺や遺跡を歩きながら、最新の研究情報やとっておきの話題を披露してもらうかのような、贅沢にしてユニークな案内書。
あちこちにいる幸せそうな犬たち、デカくて迫力満点の「情熱のブラジャー」、怒り顔だけど頼りになりそうな市場の肝っ玉ばあちゃん、絶対欲しくない謎の民芸人形…。遠くて暑くて広いメキシコ。せっかく行ったのになぜかこんなことの方が印象に残ってしまいました。絶対役に立たないけど、面白い、超個人的旅の手帳。初エッセイ、待望の復刊。
「縦列駐車でこすった」「右折でパッシングされた…」など運転中のハラハラドキドキは、誰でも経験するものである。でも、ほんのちょっとコツを覚えればあなたのドライビングテクニックは格段にレベルアップする。本書は、運転がまだ得意ではない方に向けて、上手なドライビングのツボを図解した。誰も教えてくれなかった、基礎の基礎までフォロー。
ささいなことで大声を出し、家族を威圧するお父さん、「テメェー、バカヤロー」はやめてください。大切な家族を怒鳴りつけて、うれしいのですか?怒鳴る夫、怒鳴る父について寄せられた多くの投書は、言葉がいかに人の心を傷つけるかを物語っていた。