少子化対策は、福祉行政だけの問題ではありません。経済、文教、労働など、多様で総合的な取り組みが必要とされています。一方で、子どもを持つか持たないかということは、個人が自分の問題として考えるべきものです。その人のこころのあり様に関する問題なのです。個人のこころの問題と国の施策という、とても微妙で複雑な関係が、この少子化問題にはつきまとっているのです。こころの問題は、心理学の研究対象です。しかし、少子化についての心理学的研究は、ほとんど行われていないといった方がよいのが実態です。心理学としては、もっとこの問題を扱い、その成果を、さまざまな立場の人たちに積極的にアピールする必要があると考えています。
「女として生きる」とはどういうことか。性と生殖において「女として生きる」ことの諸相ー文学・映画を素材に、女から女へ伝えたい思い・学ぶべき叡智を汲み取る。
生保外交員はなぜ女性なのか?夫婦間の勢力は何で決まるのか?転職にはどんなコネが有利なのか?読めばわかる!新しい経済社会学の入門書。
現代の女性が抱える諸問題を浮き彫りにして、“現代を女性として生きること”についての問題点を提示し、女性としての現代の生き方を探り・考える。
女であることによって直面する問題や選択肢、葛藤や揺らぎを具体的に描き出す。女性学のパイオニアからのメッセージ。
あなたが他者に与えれば、社会があなたを幸せにする。「支援」から「SHIEN」へー新しい時代の問題解決法。
女性特有の生理学と解剖学に基づき、わかりやすく、整理解説されたテキストの決定版。
環境問題・化学物質のリスク評価を切り拓いてきた著者が、外部被ばくの誤解をあばき、福島帰還への目標値を提言する。飯田泰之氏(経済学)との対談、丹羽太貫氏(放射線生物学)、半澤隆宏氏(福島県伊達市職員)へのインタビューを収録。
都合よく利用されるのではなく、自らが望むように学び働きたいと願う女性たちへ、95歳の先輩が送るエール。
日本企業を取り巻くビジネス課題について、10年間米国で経営学研究に携わってきた気鋭の日本人学者が、世界の経営学のエッセンスを圧倒的に分かりやすく解説。最先端の「ビジネス知」が、あなたの常識を覆す。圧巻の全26章。
厚生労働省の2014年「国民健康・栄養調査」の結果によれば、糖尿病を強く疑われる者の割合は男性15.5%、女性9.8%となっている。初期糖尿病の治療で重要なのは食事療法と運動療法とされており、運動療法の専門家である理学療法士の関与が期待されている。また、合併症や重複疾患例など、日々の理学療法実践でのかかわりも濃厚であると考えられる。本特集は理学療法士が糖尿病に対する知識と経験を深めるために、糖尿病の最新治療と専門職として取り組むべき運動療法のエビデンスを知ることを通し、理学療法士の役割を考えていくことを目的に企画した。
糖尿病治療の進歩と展望
吉岡 成人
糖尿病に対する運動療法の効果
佐藤 祐造、他
糖尿病治療における理学療法士の役割
石黒 友康
糖尿病に対するチーム医療と理学療法士のかかわり
片田 圭一、他
糖尿病外来における運動療法の実践と効果
天川 淑宏
>>> 「EOI(essences of the issue)」は こちら(PDFファイル)
特集の各論文の概要をご紹介しています
●とびら
職場での悩みと期待
加藤 祝也
●1ページ講座 理学療法関連用語〜正しい意味がわかりますか?
ミオクローヌス
五日市 克利
●1ページ講座 理学療法関連審議会・協議会
社会保障審議会
上野 有希子
●入門講座 重複疾患症例のみかた・3
治療ー運動プログラムと介入の工夫
南角 学、他
●講座 超音波エコーを用いた非侵襲的理学療法・3
超音波エコーを用いた筋肉の評価と理学療法への応用
池添 冬芽
●臨床実習サブノート 臨床実習で患者さんに向き合う準備・9
がん
國澤 洋介、他
●甃のうへ
Seeking untapped potential
高倉 利恵
●報告
慢性期脳卒中患者に対する間欠入院による集中的理学療法の効果
-歩行可能例を対象とした検討
岡田 誠、他
●症例報告
BNPを指標として運動負荷と身体活動管理を行った
完全大血管転位Ⅰ型による重症成人心不全の1例
高見沢 圭一、他
●文献抄録
勝平 純司/三浦 和/中野 渉/山本 竜也
患者と主治医として出会った科学の詩人と男性医学の第一人者。生死の意味を問い、世界のふしぎに感嘆し、最近元気のない男性諸氏にもちょっぴり勇気を与える現代の賢人対談。