姉のレイチェルは39歳。知的障害を持つ妹ベスは38歳。レイチェルは長年つきあっていた彼と別れて以来、成功だけを夢見て仕事に没頭する日々を送っている。かたやベスは生活保護を受けながら、働かずに暮らしていた。ベスは路線バスに乗るのが大好きで、始発から好きな運動手のバスを次々と乗り継いでは、夕方まで車内の人たちとおしゃべりを楽しむのだった。離れて暮らし、あまり連絡もとりあわなかったふたり。だがベスの突然の提案で、1年間いっしょにバスに乗ることになる。はじめはベスに「つきあってあげていた」レイチェルだったが、ストレートに愛情を示すベスや車内の個性的な人々と交流するうちに、自分が変わりはじめたのに気づき…。
「妹」は、なぜ叱られないのか?アドラー心理学で、知られざる「妹」の本音と悩みを徹底解明。
きょうは、いなかのおばあちゃんのおたんじょうび。ヤンヤンはメイおばちゃんのこぐふねにのって、いちばへかいものにでかけました。中国・江南を舞台に、ひとびとのくらしをえがきます。
おてんきのいいあるひ。2まいのパジャマがあるきだすではありませんか。きゃー、おばけ?ジャッキーのおねえさんっぷりをはっきしちゃう一日。まいごのガールスカウト、ルルとロロとジャッキーの絵本。
兄と妹、2つのこころ手紙によせて。
主婦が感動する「いい家」とは?目からウロコの「見かた、感じかた」それを知らないでは大損だ。
結婚、出産、教育、老後…。アラサー女子3人組とマンガで学ぶお金のキホン。
ある日妹がいなくなった…。超人類の世界は子どもたちの夢の国?不思議なできごとが次々とおきるファンタジーの楽しさと、人間社会への鋭い眼が光るはやしたかし童話大賞受賞作。
あの吉田松陰の妹って、何をした人?松陰の妹であり、玄瑞の妻である文(ふみ)は、若くして大事な2人をなくし、時代にふりまわされながらも、79歳まで意思を持ち続けて生きていきます。松下村塾の成立や幕末志士の魅力等にも触れながら、文の一生を見ていこう。
若き日の文子と玄瑞の出会いと別離を鮮やかに描いた幻の名著が、いま甦るー大河ドラマの主人公・文子の生涯。
2015年大河ドラマ「花燃ゆ」のヒロイン・文をはじめ、吉田松陰の親族として幕末・明治の動乱期を生き抜いた4人の女たちの物語。吉田松陰の母・瀧、妹の千代・寿・文が、逆風に晒されながらも、明るくしたたかに生きていく様を、ゆかりの地の写真を交え、ユーモラスな文体で生き生きと描写しています。小説仕立てで、母と妹たちの家族の視点から見た吉田松陰らを浮き上がらせています。吉田松陰といえば、松下村塾を主宰し、多くの尊攘志士を育てた、幕末の思想家・教育者として余りにも有名である。幼い頃から神童と呼ばれ、11歳にして藩主に兵学の講義をし、長じては大胆にも米艦での密航を企て、安政の大獄では自ら罪状を吐露して、29歳の若さで刑場の露と消えた潔い人生…。そんなドラマチックな生き様ゆえ、彼の家族たちは良きにつけ悪しきにつけ、その大きな影響を受けずにはいられなかった。もちろん、女たちも例外ではない。松陰が生まれた杉家には、母・瀧、妹の千代、寿、文の4人の女性がいた。当時は未だ封建社会。一般女性の肉声が歴史に残ることはほとんどない。松陰と同じ屋根の下に暮らしながら、彼女たちは何を思い、どんな行動をとったのか。彼女たちの生きた軌跡が辿れるなら、これまでとは違った角度から松陰とその時代が照射されるに違いない。本書は、杉家に籍を置いた女たちの、数奇な運命の物語である。
大学への入学をきっかけに、叔父の経営する曼茶羅シェアハウスの管理人をすることになった犬千代は、三歳の頃に不慮の事故で亡くなった妹の幽霊と一緒にそこに移り住むことに…。しかし、その家は何とも不思議な住人が集まる不思議な場所だった。かわいい妹の幽霊を中心に巻き起こるドタバタコメディ!