「さあ教えてよ。本当にキミが好きなのは、どの子だい?」鋭太の伯母・冴子の爆弾発言で、四人の乙女に緊張が走る。その問いに対する鋭太の答えは…。そんな中、ある海岸で行われる冴子のゲーム会社主催のミスコン大会で、四人は勝負をすることに!?「勝ったコが嫁だからね!」あくまで偽彼女を演じる真涼、怪しむ千和、ギュッと抱きつくヒメ、婚姻届にハンコをせがむ愛衣ー。勝利するのは果たして誰・「さあ延太。修羅場とハーレム、どっちがいい?」「どっちもお断りです」裕時悠示×るろおが贈る、甘修羅らぶ×らぶコメディ第4弾。
みっともなくて、歯がゆくてー。20代はそれでいい。ルーティンワークから「何か」が見えてくる。毎日を百パーセント生きれば「天職」はいつか降ってくる。女たちよ、年齢神話に惑わされるなー27人のプロな女性からのメッセージ。
「20代はみっともなくても構わない」「年齢神話にまどわされないで」-。作家、アナウンサー、スポーツ選手、マンガ家、ミュージシャン等、それぞれの道を極め、輝き続ける27人のプロフェッショナルたちが、たくさんの可能性を秘めた20代、30代の「妹」たちにそっと届けるメッセージ。
「あの頃のあたしーお、お兄ちゃんっ子だったの」。引っ越し祝いパーティの場で交わされた“約束”を果たすため、田村家を訪れた俺と桐乃。話し合いは、やがてそれぞれの過去話になっていって…「仕方ないことなんかなぁ、この世に一個だってねーんだよ!」「学校に行ったら負けだと思っている」「その謎のペットボトルは…まさか…おまえ禁断の行為を…!」「『凄いお兄ちゃん』なんて、最初からいなかったんだよ」「そんなことで、お兄ちゃんを嫌いになるわけないじゃん」「だから。あたしは、あんたのことが嫌いになったんだよ」。兄妹冷戦の真相が、ついに明かされる。重要エピソード満載の第11弾。
新島襄とともに同志社の創立に尽くした元会津藩砲術教授・山本覚馬とその妹八重子の辛酸の軌跡を描く表題作をはじめ、幕末の動乱を生きた男たちの姿を活写する会心の歴史小説集。
故郷に残った幼い肉親たちへの手紙には、兄としての寛容さと決して泣きごとを言わない明るさがあった。異国の地で若い命を散らした無名の兵士たちで、兄弟姉妹・友人に宛てて送った手紙他、日記や手記、詩歌俳句を収録。
初登場時には女学生だった仁木悦子も、結婚して浅田悦子と名前が変わり、今では二児の母親となっている。しかし、持ち前の好奇心はまったく衰えておらず、子供達の協力を得て様々な事件に挑むのである。本書には、浅田悦子探偵譚を中心に、久々の兄妹共演作品「虹の立つ村」、後期の傑作「青い香炉」を含む全8篇を収録!巻末には付録として単行本未収録の犯人当て「月夜の時計」を特別収録、さらに貴重なエッセイと著作リストを加えて、仁木ミステリの魅力を余すところなく伝える、ファン必携の愛蔵版。
額田王は近江朝という『万葉集』第一の開花期に最大の歌人として登場する。作家の井上靖は、『額田女王』で華麗な才媛のロマンに満ちた生涯を復元している。しかしその出自については、『日本書紀』に「天皇、初め鏡王の女、額田姫王を娶して、十市皇女を生しませり」とあるだけであり、現在定説とされているもののほか異説も多い。歌人としての長年の関心にもとずき、その歌にうたわれた背景・行動を検証し、加えて文献的検討、歴史学、考古学的研究から、独自に、額田王の実像に迫り、アプローチする。
好奇心いっぱいの子犬がたてた「人間変身計画」。子犬のゆかいな成長を、いきいきと描いたファンタジー。十代の若者を描いて定評のあるスーザン・E・ヒントンが新境地をひらいた作品。小学校低・中学年から。
「乳児重症ミオクロニーてんかん」という難病と闘っているキヨくんと、セラピー犬「天ちゃん」の実話です。てんかんの発作でいつ倒れるかもしれないキヨくんは、ヘッドギアをして、天ちゃんと散歩します。ふたりとも言葉は話せませんが、心でいつもお話しをしているのです。小学校中学年以上向き。第7回「わんマン賞」グランプリ作品。
健一はベッドの上で涙を流した。「うう…」-なんで、こんなことになったんだろう。もう一度、思い返す。綾との時も同じように自分は泣いていた。千夜子の真剣な告白の後にそんなことになってしまったことを悔いていた。そういえば、冴子の時はどうだっただろうか?姉のホタルの時は?自分は、これからどこに向かって進んでいくのだろう?普通の高校生・健一は、いきがかり上、シーナ&バケッツというユニットでハーモニカを担当することに。彼は謎の少女・シーナとともに、街でちょっと有名なストリートミュージシャンになっていく…。そして近づく夏祭り。ロックのビートと祭りの熱にのみ込まれるように、うなされるように。健一の夏休みはさらに混沌としていく。時に可笑しく、時に切なく描かれる健一の恋愛を探求する物語、第五弾。
25年の歴史の中からゴンチチ自身がベスト・チョイスし、究極の快適音楽を凝縮した2枚組。人気曲「放課後の音楽室」「FLOW」は未発表のアコースティック・ライヴ・ヴァージョンで収録。
かぐや姫、南こうせつ、イルカ、風、に加え、田山雅充、山崎ハコ、石川セリ、永井龍雲、高樹澪、とんぼちゃんの作品を収録。聴きたかったあのヒット、忘れられないあの名曲が、ズラリ勢揃い!